私の三丁目

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」と共によみがえるあの頃、そして今

キネマ旬報 -- 山崎監督の気になる発言

2007-10-21 00:01:23 | 映画「三丁目の夕日」

公開が近づいて、様々なメディアが「三丁目色」に染まり始めました。

10月20日(土)だけでも、ビッグコミックオリジナル「誌上ロードショー&総力大特集」、キネマ旬報「巻頭特集」、阿部秀司エグゼクティブプロデューサの手による 「ALWAYS STYLE 創刊号」と、映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を特集した雑誌が三誌も発売されました。

今日は、吉岡秀隆さんのポスターまで付いているキネマ旬報をご紹介したいと思います。吉岡さん、薬師丸ひろ子さん、山崎監督のインタビューはなかなか読み応えがあります。

私は「試写会全滅」でしたのでまだストーリーをよく知らないのですが、山崎監督のこんな一言に、大きな「見所」のひとつを見つけたような気がしました。

「茶川さんは淳之介を迎えにきた川渕に、最初の方で『お金じゃないんだよ。世の中にはもっと大事なものがあるんだよ』と言ってしまう。これは普通の脚本家なら、絶対に避けるような陳腐なセリフ。それをあえて言わせているのは、茶川さんは自分が言った青臭い言葉に復讐されていくから。淳之介が給食費を払えないとか、『そうじゃない、世の中お金です』という事実を突きつけられていく。彼がそこからどうやって成長していくのか....」

いずれも公開されている予告編などでおなじみのシーンですが、ここに監督の意図が込められているような気がしました。

一方、山崎監督は、このインタビューの最後の方で、続編に関して「....を作ることはあるかもしれない」という、大変興味深い発言をしています。「キネマ旬報11月上旬特別号」は、かなりのお薦めです。

映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」公開まであと13日。「祭り」はまもなくクライマックスを迎えます。