横須賀から鎌倉に至る道のりは、細かいアップダウンの連続です。
高い山こそありませんが、それこそ鎌倉時代は舗装されていませんし、大変な思いで歩いたんだろうな~
葉山に入り、木古庭という場所に出ました。

横浜横須賀道路が南北を貫いています。

本圓寺に続く坂道は、日蓮聖人が歩いたことから「高祖坂」と呼ばれています。
日蓮聖人はこの近くに数日滞在されたそうで、その間に切り開いた道とも言われています。

坂の途中に「高祖井戸」の看板が!
行ってみましょう。

こんなところを入ってゆきます。

付近は竹林!
イノシシがつい最近、タケノコを物色したっぽい痕跡があって、緊張しました~
出没しないでくれよ~!

昼なお薄暗く・・・ん?
井戸かな~?

「高祖井戸」です。
日蓮聖人が不思議な力で掘り当てた、とも言われています。
井戸の屋根に長柄杓があり、水をすくえます。
・・・お!!!澄んだキレイな水!
飲む勇気はなかったですが、手を洗わせて頂きました。

井戸の横に石柱がありました。
「高祖御硯水旧跡」と刻まれているようです。
ご入滅のご霊跡、池上の大行寺にも御硯水、ありましたね!
ここに滞在中にお手紙を書かれたのでしょうか。
それではここからほど近い、日蓮聖人が開山された本圓寺に移動しましょう!