御廟所を参拝しました。
樋之沢川にかかる竜潜橋を渡ると、聖域である身延山の中でも格別に神聖な領域に入ります。
御廟に続く道はとても静謐です。
緊張さえします。
参道の途中に巨大な白い狛犬が!
一生懸命御廟を守っていました。
法務所で受付を済ませ、
身延川にかかる霊山橋を渡ったところに御廟があります。
水屋で穢れを落とし・・・
手前が拝殿、奥の白い建物が祖廟塔という、いわゆる日蓮聖人の「お墓」です。
恥ずかしながら、ここ御廟での正式な参拝の方法というものを知りません。
ただ気持ちを込めて、感謝の想いで参拝させて頂きました。
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日蓮聖人は晩年の9年間、ここ身延山で過ごされました。
ただ暮らしていたのではなく、膨大な仕事をされていたようです。
まさにその地がこの「御草庵跡」です。
御廟のすぐ隣にあります。現在は更地ですが、
こんな感じの質素なお堂があったそうです。
これは法界堂といい、実際に御草庵に使われていた材料も利用されているようです。
多分、神聖な御草庵跡に上物を建てるわけにもゆかないので、近くに御草庵に似たお堂を建てたと思われます。
御草庵跡の周囲には、杉の巨木が何本もあります。
触ると・・・ん~安心する!
いつまでも居たいな~!
付近には、直弟子のお墓、歴代お上人のお墓、篤い信者の巨大なお墓が沢山ありますが、一つ一つがあまりにビッグネームすぎて、書ききれません。
ちなみに↑の画像の右にあるのが黄門様の母・久昌院の墓、その裏側にあるのが徳川家康公の側室であった養珠院のお墓だそうです。
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実は、僕が御廟所に来る理由はもう一つあります。
2年前に亡くなった義父は日蓮宗の僧侶でありました。町なかのとても小さいお寺のお上人ではありましたが、日蓮聖人の教えを伝道することに生涯を捧げた人でした。
その義父のお骨が供養されているのが、御廟域の一角にある「教師廟」なのです。
日蓮聖人のすぐお近くにこれからもずっと居られるなんて、お父さん良かったね!
そろそろ帰ろう!
参道を引き返して歩いていると・・・
さっきの狛犬!
バックショットはキレイにパーマを当てられていました!
おしゃれ♬