柴又帝釈天を訪問しました。
最寄り駅は京成線の柴又駅です。
駅前にはお決まりの寅さん像
おじいちゃんおばあちゃん達がこぞって2ショット撮影していました!
門前町には味のあるお店が多数。
平日でしたが、どこもそこそこ混んでいました。
食堂のメニュー見本。レトロ~
立派な法塔!
「帝釈天王安置」って刻まれています。
お猿の像です。
逗子・法性寺のお猿畠や鎌倉・松葉ケ谷には、お猿が日蓮聖人の窮地を救ったという逸話が残っていますが、ここにも何か逸話がありそうです。
見えてきました。
立派な「二天門」が迎えてくれます。
帝釈堂です。
柴又帝釈天は正式名称「経栄山題経寺」といいます。日蓮聖人が彫られたという帝釈天の御本尊が安置されていることから、昔から帝釈様と慕われてきました。
帝釈天は、信仰をする者、修行をする者を守護する神様です。
日蓮聖人が彫られた帝釈天の御本尊は、一時行方不明になっていましたが、今から240年ほど前の庚申(かのえさる)の日に見つかったことから、庶民の庚申信仰の対象になってきたようです。
信徒の間では、「見つかった」というよりも「帝釈様がお姿を現わした」という解釈になっているようです。
そうか・・・このお寺のお猿は、庚申(かのえさる)に由来してるんだな!
お祖師様が板に彫られた帝釈様、僕も拝ませて頂きましたが↑こんなお姿です。
実は僕の祖父が毎日お勤めしていた仏壇と、妻の祖父が毎日お勤めしていた仏壇には、まさにこのお姿の帝釈様の、同じ掛け軸が掛かっています。(もちろん祖父同士全く他人です)
妻とは縁の糸があったのかもしれませんね!
ご首題をお願いしようと列の5番目に並ぶと、実はそれは帝釈天のご朱印の列で、ご首題の受付には一人も待っていませんでした。
帝釈様、人気者っス!!
帝釈堂をぐるっと囲むように、法華経のお話にまつわる見事な彫刻が組み込まれています。
それはもう、圧巻!!
例えばこれは提婆達多品第十二で説かれている女人成仏の図のようです。
昔のインドでは女性は成仏できないと考えられていたのかな?
日蓮聖人は信徒に宛てた手紙の中で、法華経で女人成仏が説かれている事を書いていますが、てことは法華経以外では説かれてないのかな?
知識がなくてすみませんっ!!
瑞龍の松と御神水です。
開基の日栄上人が柴又を訪れた時、見事な枝ぶりの松と、傍らにこんこんと湧く清水を見つけ、その場所に庵を建てたのがこのお寺のルーツです。
御神水には龍神様の置物がいっぱい!
今週の講中~!
龍神祈祷講~!
本堂です。
本堂裏は広い庭園です。
よく手入れされています。大変でしょうね!
釈迦堂です。
釈迦堂のすぐ横、ちょっと奥まったところに、真っ黒な仏像が2体、座っていました。
何となくエスニックな雰囲気の仏像でした。
立派な大鐘楼堂です。
関東では一番でかいみたい。
もう既に初詣の準備が始まっていました。
沢山の参拝者で混雑するんだろうな~。
有名なお寺の割には境内が狭いし・・・
いやいや、実は帝釈天は奥に広い!
ず~~~っと奥まで敷地がありました。
帝釈天の裏側に、多分お寺が経営する幼稚園がありました。
ここって「男はつらいよ」にも出てきません?何だったか忘れましたが寅さんが幼稚園生になって園庭を走り回ってたような・・・
ルンピニーってお釈迦様が生まれた地名ですよね!
エスニック~