今年ほど1年生の大物選手が話題になった年は無かったと思います。箱根予選会で日本人1位になったり、3000m障害で歴代2位を叩き出す選手もいて、果たして彼らが箱根駅伝でどのくらい活躍できるのかが注目されていました。
ここで注目ルーキーたちの箱根往路の結果を見てみましょう。
箱根駅伝 2021 結果・速報(リザルト) (neet-shikakugets.com)
明暗がくっきり分かれたようですね。
明
2区:松山選手(東洋大学)区間4位(日本人2位)
3区:石原選手(東海大学)区間1位
4区:佐藤選手(青山学院大学)区間4位
4区:石井選手(順天堂大学)区間5位
5区:鈴木選手(駒澤大学)区間4位
暗
1区:三浦選手(順天堂大学)区間11位
1区:白鳥選手(駒澤大学)区間16位
1区:児玉選手(明治大学)区間15位
3区:吉居選手(中央大学)区間15位
外国人留学生も走る2区を区間4位(日本人2位)で走った東洋大の松山選手がNO.1だと思います。
4区区間賞の石原選手も走り終わってもまだ余裕が感じられ、大物感が漂います。来年は1区~3区に挑戦して欲しい。
驚いたのは5区の鈴木選手です。前回の区間賞の東洋の宮下選手に追いつかれてから、かなり粘り、最後は差を詰めました。あと3回5区を走る可能性があるとすれば、他校の脅威となります。
「暗」の4選手はレース展開や体調などの面で万全ではなかったのでしょう。いずれも今後の箱根駅伝を背負って立つ逸材ですから、来年以降に期待します。
東洋大の松山選手は、高校の先輩の相澤選手と入れ替わりで入学して来ました。あと3年間は2区を任せられますが、怪我も多いようなので、十分に気を付けて欲しいです。