北海道新聞に、こんな記事が載っていました。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/281686
東洋大学白山キャンパスにはイブニングコース (2部) があり、そこで昼間は大学で事務を執り、夜間には2部で学ぶと言うものです。
東京から北海道の離島にある天売高校に転向した宮地司さんが、この入試を利用して、東洋大学2部経営学部に合格したとの事でした


※東洋大学「独立自活」支援推薦入試とは
http://www.toyo.ac.jp/nyushi/undergraduate/evening/self-support/
東洋大学の創立者である井上円了は
「諸学の基礎は哲学にあり」という教育理念を掲げ、
「余資なく優暇なき者のために教育の機会を開放する」という旨趣のもと、
29歳という若さで私立「哲学館」を創立しました。
余資なき者とは簡単に言えば、お金が無いと言う事、優暇なき者とは学校に行く時間が無い者と言う事です。
東洋大学は全国で、一番イブニングコース=2部=夜間部の規模が大きいそうです。ここにも学祖井上円了の精神が遺憾なく発揮されておりますね。
優暇なき者の為に長らく通信教育(国文・法律)も行って来ましたが、受講生の減少のため、数年前に廃止されたのは残念です。
我が北海道から、東洋大学2部「独立自活」支援推薦入試合格者が出たので、嬉しくなって記事にしました

