”ゆるむ body メソッド”、草津教室の6月の教室風景を紹介します
暑くなってしまうと、少し動くだけで熱を発し、細部を丁寧に感じているのが難しくなります。
そこで、6月の教室では、暑くなりきる前に、もう少し細部を“ゆるめて”いこうという取り組みを行いました
教室では毎回、全身の循環・代謝に大きな役割を果たす、“肩”関節の辺りと、“腰”関節の辺りは、必ず動かして頂きます。
今回、取り組んで頂いたのは、下半身にある関節の要と言える股関節です。
股関節をゆるめると、次のような効果が期待できます。
足の付け根の辺り全体(筋･腱･神経･筋肉など)がゆるむ。→→下半身が安定する。
→→腰や脚、膝や足首などの動きがスムーズになる。
→→腰や膝等の下半身の不調が改善されやすくなる。
股関節の辺りに集まっている、神経･リンパ･大小の血管･経絡が動きやすくなる。→→腸だけではなく、全身の循環に関係の強い腎臓や肝臓の働きが促進される。
脚の動き＆身体の動きの要である股関節は、本来、可動域は広く、色々な方向へ動くように出来ています。
それは、股関節が、とても細かい動きをすることができるということです。
以下、教室風景で紹介する、股関節をゆるめる動きは
どれも簡単なものばかりです。ぜひお試し頂き、股関節の機能力を、フルに生かして気持ちの良い日常を過ごして頂けたらと思います
ゆるむ body メソッド 教 室 風 景 ◇草津◇6月
参加してくださった方、ありがとうございました
今回は、いつものように肩関節＆腰関節のあたりをゆるめ、全身を動かしながら、何度も股関節をゆるめて頂きました
その股関節がゆるむ効果を感じて頂いた動きを紹介します。
脚を投げ出した状態で床に座り、つま先を内側・外側に倒す→股関節をゆるめる→→ 片方の膝をまげ、膝を手で持ち、股関節を回す
→確認 -->> つま先の倒しやすさ・軽さ
床に座り、膝を曲げた状態で左右に倒す→股関節をゆるめる→→ 大転子(太腿の外側のラインの一番上のあたり)を軽くたたく
→確認 -->> 膝の倒しやすさ・可動域の広がり
腰を回す、脚を上げる→股関節をゆるめる→→ 立った状態で脚を前後に開き、後ろの脚の鼠径部を伸ばす
→確認 -->> 腰回しのしやすさ・脚上げのしやすさ
寝た状態で、脚を伸ばす→股関節をゆるめる→→ 片足ずつ膝を抱え胸のほうに引き寄せる
→確認 -->> 膝の伸ばしやすさ・脚の脱力感
脚を投げ出した状態で床に座り、両脚を開く→股関節をゆるめる→→ がっせき(足の裏同士を合わせて座る)の状態で次の動きを行う
･･→ 膝を上下に軽く揺らす
･･→ 上半身をコロンコロンと左右に揺らす(膝の位置は変えない)
･･→ つま先を持って、お尻で前後に歩く
･･→ 上半身を前へ倒す
→確認 -->> 両脚の開きやすさ・開く角度
腰を回す→股関節をゆるめる→→ 腰割り（四股ふみ）
→確認 -->> 腰回しのしやすさ・股関節まわりの暖かさ
後半のクラス後半のクラスでも、次のような動きを加えて、さらに股関節回りのストレッチ行もいました。
四つん這いになって腰を動かす
・腰を前後に動かす
・腰を左右に動かす
・腰を円を描くように回す
仰向けに寝て、足の裏をあわせる(がっせき）
股関節を楽に伸ばせるように、足の下に座布団をひきました。【感じて頂いた効果・様子】
＊股関節がゆるむと、下半身が安定して気持ち良く立つことができると感じた方もおられました。
＊四股ふみをした後は、前よりも腰を回しやすいと感じられておられました。
＊股関節をゆるめてから、つま先を内側・外側に倒すと、足先と股関節の繋がりを鮮明に感じる方もおられました。
＊四つん這いで腰をまわすと、軽く回せる感じがする方もおられました。
＊がっせきで寝た状態では、下腹から鼠径部にかけて伸び伸びと広がった気持ち良さを味わって頂けました。
今回ご紹介したように、関節＆関節の周囲が緩むと、色々な動きを行いやすいだけでなく、その
効果も高まっていきます。どの動きもとても簡単なものばかりですから、通常のストレッチや動きの合間に、ぜひお試し頂けたらと思います。
次の7月の草津教室(第二木曜日午後)は、7月11日です。詳しくは、HPの教室＊開講中＊をご覧ください。
お問合わせは、こちらからお願いします
お問合せ フォーム HP(ホームページ)は、こちらです ゆるむ body メソッド -Etsuko