自己犠牲

私のいくつかある課題の中に、自己犠牲が強い、というものがあります。
これが中々根深いです。

自分のことは差し置いて、人のために尽くす

というとかっこいいですが、そんなことはないのです。
これは古い生き方です。
過去、古い時代はこんな生き方が美しいとされていたかもしれませんが
これによって多くの奉仕の人生を送った人たちがカルマを残しています。
自分の人生を生きず、人の人生を支えることを喜びとして生きていた。
その結果、自分の人生を投影しすぎ、相手をコントロールするという
奉仕とはまったく別の方向に進んでしまった、ということがあります。

無条件の愛とは真逆のものになります。
一見、無条件の愛に見えますが、根本が違うんです。
自分を大切にすることをせず、人のために尽くすことでは
心から相手の幸福を願うことは出来ないのです。

これだけ相手のために尽くしているのだから
と深いところで見返りを期待します。
見返りは金品などではなく、感謝や賞賛です。
つまり、自分で自分を愛し、認め、受け入れることをせず
人を通してそれを得ようとするのですね。
その行為自体はあながち悪いことばかりではないのですが
問題はそれにばかりエネルギーを費やしてしまうことです。
その結果自分のエネルギーを枯渇させます。

だって、人は自分でしか自分を認め受け入れ癒すことは出来ないのですから。
人を介して行う前にまず自分で自分を受け入れて癒して
愛してあげなければなりません。

それが私にとってはとても難しいことなのです。
なんか、ＤＮＡレベルで組み込まれているような気がします。

自分で自分を満たす、かわいがる、大切にする、愛する
自分と仲良くする

う～ん、これ以上どうやったらいいんだろう。
海外旅行するしかないなぁ。
国内は今あまり行きたいところが思いつかない。
冬で寒いし。

昨日テレビでチラッと予告していた
スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ・・聖地巡礼。
これをやりたいんです。
一人って危ないのかなぁ。
団体旅行で行くしかないのか。

なんて・・・こんなことを書いて
この道を巡礼しているところを想像しただけで
泣きそうになっている魂を感じます。

自分をもっと深く知り、癒していきたい。




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