風なく、穏やか
家の近くに1年ほど前だったかいつだったか、島忠ができた。かなり大きな店舗だ。その辺りは病院が建つとか建たないとかでしばらくいろいろ議論がなされていたようだが、それは結局よく分からないまま、そこと同じ辺りに島忠のビルが建設された。同じ土地かもしれない。かなり大きな土地が更地になっているようなところだ。できたとき通り掛けに看板を見て、島忠の「忠」の字だけが頭に残って、その店の名前をそもそもよく知らないものだから「ただちゅう」だと思っていた。それをメモ書きで書こうとすると、「忠忠」となってしまい、見るからに変で、ずっとメモが書けないでいた、という馬鹿な話。書けなくても何でもないことなのだが、それからしばらく店の名前を覚えられないでいた。たわいもないことだけれど誰にもよくありそうなことだ。前を車で通ると、あ、島忠か、と思うのだが帰って来ると頭の中で「ただただ」に変換してしまっていて、書くと「忠」が二つ続くのだった。何回か買い物に行って、最近やっと覚えた。
AKBのメンバーの名前も全員知らない。いまだに・・・、見事なくらい。あれほどいろいろなところで名前のテロップ入りで出ているのに、である。唯一、板野友美だけ覚えた。偶然、家の近くの中古車屋のgooの旗に等身大で載っていて、その旗が店先に何本も立ち、ニッと笑った顔で風にはためいているのでかろうじて覚えた。それも始めは「バンノ」と言っていた。覚える気がないとそんなところなのだ。
ミカパンとかアヤパンとかテレビでやっている。あのパンとはいったい何なのか、いまだに知らない。パンツかと思ったりするがそんなところでパンツが出て来てもしようがない・・・
パラパラという踊りが流行っていたことがある。テキトーにつけた名前かなと思っていたけれど、出演している人がそう言っているのでそう思っていた。よく見ていた。その踊り自体は見ていて好きだったからだ。主に上半身だけの踊りで、その軽いところが良かったのかもしれない。上手い人もいた。今はもうほとんど見られない。
ガングロというのももうほとんど忘れ去られた感じだ。始め冗談かと思っていて、渋谷を歩いていたら、本当にいた。軽い驚きを覚えた。
ずいぶんとがんばって日焼けしたものだな、と思っていたが、塗っていたとはしばらく後まで知らなかった。
ネイルアートも付けている爪で、取り外しができるということも知らなかった。ドン・キホーテで爪だけがビニール袋に入って安く売られているのを見て驚いたことがある。そんなところだ。ネイルアートは日本で流行るかなり前に、タイである女が足の爪にかなりアナログ的な、つまり手書き感あふれるという意味のオシャレをしていたのを覚えている。それは彼女のオシャレの趣味である。タイは年中暑い国で、ついでに彼女はいつもタンクトップにノーブラだった。特に気にしていないようで、それが涼しくて楽ちんなのだ。
浅草を歩くうちにのどが渇き、隅田川沿いの店でビールを一杯。
店の人がキャンドルをテーブルに持ってきてくれた。雰囲気良く、嬉しい。
これで店内がライトダウンされればもっと雰囲気が出るかもしれない・・・。
テーブルの上には浅草のパンフレットやipad miniなど。
小さな店内では夕方の食事をする人、本を読む人など・・・。
jazzがかかる。
堤清二さんが亡くなった。今日初めて知った。テレビなどによく出演して発言などもしていたので顔は知っている・・・。
私は1970年後半から80年代を渋谷、新宿などで過ごすことが多く、その街の変遷をまじかに見、感じてきただけに、何か感慨深いものがある。
このところ、気が付くと、紅黄葉ばかり撮っている。他に街の風景など。
テレビで昨日京都の紅葉の風景を映していた。色が格段に違い、素晴らしい。しかし、伝えたいところはどうやらその見物客の多さの様でもあった。例のごとく行列!外国からの人々も多く混じって・・・。賑わっていることはいいことだと思う・・・。
近所の通りの黄葉
庭の植栽
自宅近くの風景
ここはもう枯れ葉
夕方、ユニクロで服など少し購入
衣料品店に行くと、新しい服の匂い。買って帰って最初に着るときの、その匂い。
本屋に行くと、新書の匂い。やはり同じ。
モロッコに行ったときに、少女からミサンガ(腕に巻く編んだ紐)をプレゼントしてもらったことを書いた。モロッコとくれば年配者にとってはカサブランカだろう。映画のタイトルだ。鉄道で移動中、カサブランカを通過した。時間的に首都のマラケシュでゆっくり過ごしたかったので、途中下車して街の様子を見るだけにとどまった。文字通り、白い町だった。低層の建築物の多くが白く塗られていた。駅前のメインの通りを少し歩いただけで、終点のマラケシュに向かったように思う。マラケシュにはバザーの広場があって、昼間は主にそこで遊んで過ごした。そこにはヨーロッパのカフェとは趣の違う屋外のカフェがあり、朝昼兼用の朝食をそこで摂ることが多かった。旅に出ると朝昼兼用の飯になることが多い。ミントティーが気に入った。カフェに入ると必ずといってよいほど頼んだ。モロッコは気温が高く、旅をするときは私は暑いところがどちらかというと好みで、その点は良かった。暑いので水分を摂るのにどうするかということがあって、インドでは主にティー。モロッコでは、カフェで友達になった現地の奴からミントティーが好いよと言われて飲んでみた。スーッとするよ、と口をすぼめて説明してくれるので言っていることはすぐ分かった。確かにスーッとして涼しさが増すのだった。その時以来すっかりミントティーのファンになった。広場周辺のカフェは無数にあり、その時々で場所を変えては新しくできた友人と話しをしたりしながらミントティーを飲んだ。カフェの雰囲気はイスラムということもあるのかインドのカフェとよく似ていた。食べ物のスパイスの香りが漂う。ミントはやかんに煮立てたお湯の中に豊富に入れ、味と香りが出たところをテーブルの上でそのやかんからコップに注いでくれる。注がれると、それにまたミントの葉を入れてくれる。コップに豊富に入れたミントに熱湯を注ぐこともあったかもしれない。(追記:やかんの熱湯をテーブルの上でミントを豊富に入れた銀のポットに注いでくれていたかもしれない) きわめて大雑把な入れ方だがこれが暑さの中では旨いのだ。甘く甘くするとなお旨いので、それにザラメのあまり質の良くなさそうな砂糖をたっぷりと入れて、底にたまったものを溶かしつつゆっくりと味わう。暑いところの飲み物は不思議と思い切り砂糖を入れることが多いようだ。インドでもそうだった。ただし私はお腹を壊した時は特注でブラックティーにしてもらったりしていた。シュガー抜きのもの・・・。それで、ミントティーは、お代わりを何度でも入れてくれる。そんな感じでひがな一日その辺りで過ごしていた。だからミントには馴染みがある。葉っぱをムシャムシャ食べもする。最近になって、友達と飲みに行ったときにその友達がモヒートというカクテルを注文していた。見ていると私の好きなミントが入っていて、そのときから時々自分も頼むようになった。やはり葉っぱは食べてしまう。上品にとはいかない。旨い。
冬場、山は既に雪景色の様子で、景色を楽しんでいるだけなら良いものの遭難のニュースも出始めていて、数日前の朝、ニュースを見て驚いた。雪崩などによる遭 難のニュースが流れていて、その中に私が今年の秋口に登った立山での遭難のニュースも伝えられていた。歩いたすぐ右側の斜面だ。
動画なども報道されている。よくその瞬間の動画を撮っていたものだと思う。偶然とはいえ雪崩などの起きやすい場所なのだろうと思う。見ていて見覚えのある山の形、地形なので実に興味深かった。
その後、やはり私と同じ程度の山好きの友人に、そのことでメールを出したりした。そのメールをほぼそのまま載せることにした。
自然現象が原因のニュースが最近いろいろと伝えられているように思う。
「こんにちは。
今朝、新聞を見て、驚きました!
立山で雪崩が起き、遭難者が出ている・・・
雪崩が起きたのは真砂岳の西側斜面で、僕が9月始めにとったルートである大走りのすぐ脇です。真砂岳は登りました。季節変われば、全く違う雪の冬山。怖いものです。
そこはかなりの急斜面で普通に下りても、
膝ががくがくとなるようなところです。
遭難者の中にはスキーをやっていた人もいるというからかなりの上級者達だったのでしょうね。
数回、近くで他に雪崩が起きているらしいし、そういうところなのでしょう。
朝日は雪崩の動画もネット上に載せています。
いやはや、驚きました。
今の時期、平地でボージョレーなど嗜んでいるのが一番好いようです。
低い、出来れば雪のない山なら、ゆっくり歩いてみたいです。」
★雪崩・動画 朝日新聞degitalより
真砂岳で雪崩、7人死亡 富山・立山連峰
(http://www.asahi.com/articles/OSK201311230005.html)
47NEWS
これもまたやはり自然現象が原因。似たような映像はこれまでにも何度か見たが、こういったものはいつも新鮮だ。
★【動画】小笠原の海上に出現した新島=海上保安庁提供
毎度のように領土が広がるかどうかといったことを気にした人もいたようだが、これは特にそういった騒動をする必要はなさそうで、その点、静かで良い。純粋に新しく島ができる様子を見ることができる。
こ ういうのはイべントとは言わないのだろう。ドラマでもない。自然がその演出者であるドラマと言える。人間の恣意が働き過ぎた作り物の映像が多い中で、自然 現象のニュースなどに多くの人々の興味が向かうのは、それが仮に恐ろしいものであっても、どこか作り物ではないものへの安心感があるのかもしれない。もちろん、遭難事故などはない方が良いに決まっている・・・。
写真は下記 msn 産経ニュースから引用
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131124/trd13112408110004-n1.htm
ミャンマーでの話。記事になるような知られた場所らしい。初めて見た。金色に輝いているので何か塗ったのかと思ったら、金箔が貼られているそうだ。タイのお寺などもそういった感じだ。おみくじを結ばせるように参拝者に金箔を貼らせているところもあった。だけど、崖側の所は落っこちてしまいそうだけれど、どうやって貼ったのだろう・・・。
・・・うーん、何とか上手いこと貼ったんだわ・・・。
今日、またボージョレーを買った。
昨日のより酸味少し強く、
渋み弱く・・・ コクというより軽い感じ。
酸味があまりあるのは自分には合わない。
でも美味しい。
値段的には安目。高いのはいくらでも高いのはあるけれど。
食べ物、飲み物はいつも先にフォトを撮っておけばいいのに、
気が付いたときはもう食べている。
皿が空になってから気づくことも多い。そんな感じで良いと思っている。
痛風のことがあるのでボージョレーはこのくらいかな・・・
自宅近く
新百合ヶ丘駅近く
外の夕陽、中のコンコースを歩く人
以前よく通ったトレーニングジムの近く
しばらくはイルミネーションの季節が続く・・・
ミサンガ話。調べるとミサンガは手芸の組み紐の一種と出ている。また、本来はポルトガル語であり、ビーズ状のものをいうので紐のものはミサンガとは言わない、とも出ている。
分かりにくいから、それっぽいもので手首などに巻いているものはみんなミサンガと呼んでしまえ・・・。もちろん私事です。
モロッコへ行ったときに、街の広場で遊んでいると、ある少女が売り物のミサンガを私にプレゼントしてくれたことがある。そのときはじめてそういうものを知った。それを正確にはミサンガと呼ぶかどうかはここでは問題ではない。編んだ細い紐だった。色も形も覚えている。少女はそれを私のカバンに結んでつけてくれた。彼女は手に下げたバスケットか何かにそれを多く持っていた。それで、これは何かと私が訊くと、言葉は通じないながらもお守りだということが分かった。あるいは良いことがありますようにということ・・・。話はなぜか充分通じるのだ。私はそれが私にとって何か大事に思い、今も持っている。私事です。
現在、インドネシアのミサンガを手首に巻いている。値段自体は安いものだ。これを正確にはミサンガと呼ぶかどうか良くは分からない。売っている店にはよくそう書かれている。通販サイトなどの言を借りれば、「木製安物ブレスレッド、特に大きな意味は無し、単純にアクセサリー」とも言えそうだ。でもそういったものが好きなのだ。木のビーズ状になったものにゴムを通したものだ。まあ、お守りくらいの意味はあるのかもしれないしそれで良いと思う。ゴムが切れるとばらけてしまうので、工夫して2本の伸び縮みするナイロンか何かの紐を通している。1本が切れてもそこで気が付くように。
二つ目の物も巻いている。これはどこの国のものかは分からない。ところで、その二つ目のものなのだがこれは最近つけ始めたもので、よく見るとゴムが2本通っているのだが、そのゴムが細くて少し心もとないのだ。それで、やはりナイロン製の紐か何かで補強することに。ビーズの穴が小さいから細い紐がないかなと探していたら、丁度釣りの道糸に使うナイロンの糸がたんまりあったのだ。細くて丈夫なやつ。これは好いと思って、苦心してその道糸をビーズの小さい穴に何回も通して一周させ何とか小さなこぶを作って結び、完成した。完成したのは良かったのだが、手首に巻こうとして手を通そうとしたところで、ロックがかかったように通らなくなてしまった。伸び縮みしないのだ。釣りの道糸は伸び縮みしない。おお、なんてことだ。好いアイデアだと思ったのに。苦心して通したものをまた外し、もとの頼りなげなゴム紐に。でも2本通っているからまあいいか・・・。
今日、ボジョレー・ヌーボー解禁
すぐに買ってきた。
コルク栓、既に開き・・・・・
程良い苦み、フレッシュな香り、素直なコクのある味・・・
美味しい。
また、食べ物の話。冬になり寒くなってくると鍋の季節となる。確かにこのところ温かい鍋が良くなってきた。鍋というと日本の基本的な食べ物で、だしの取り方もいろいろあり、こぶ、かつお、いりこ・・・、加えて醤油で味付けしたり、八丁味噌を使ったり、とバリエーションが無数に出てくる。海産物のだしもまたとても良い。おでんも鍋の一種だろう。今日、コンビニでおでんを見てよだれが出そうになった。国が変わってタイなどでも鍋は旨いものがある。すると人間の調理法の基本というところか。
鍋にもいろいろあるけれど、水炊きにすると鍋自体の味付けに気を遣わなくてよいので、私のようなものにはうってつけだ。味は後で薬味をあれこれ選んで適当にやれば良い。野菜のだしが良く出て、旨くないはずがない。そうやりながら野菜、肉など食べた後の良いだしのスープが残っていたので、昨日はそれにカレールーを入れて食べた。既に良いだしが取れているわけだから旨いだろうと思ったら、やはりそうなった。コクのある旨いカレーが出来上がった。カレーの具などいらないくらいだったが、鶏肉を加えてチキンカレーということに・・・。
今度は、八丁味噌あたりを入れて味付けしたのを作ってみよう。
今日、相模原の街を久々に歩いた。
自宅近くの銀杏の黄葉。
毎年のように見て、フォトを撮っている気がする。
これからまだ濃く色づくはず。