妙義神社を観てみようと思った。
見どころと言っても他に知らない。
行ってみると、これは良かった。
大木は伐られていた。木の根の圧力で、長い間に石段が変形している。
下から見上げると妙な形!
この門の木彫をしばし眺める。時間は充分ある。しかし少し疲れ気味・・・・。
フォトも撮る気がなかなか起きないのだった。
夕方で他に人はいなかった。いつもこんな感じなのだろうか・・・・・。
神社は山の斜面に建てられていて、見事な石垣が多く作られていた。見応えがあった。
どんな神社なのかなと思っていた。観て良かった。
荒船山に登り、無事下山し、さて、その近くに妙義山があるので行ってみることにした。その午後の妙義山。
登る予定にはしていなくて、麓に見どころもありそうなのでその辺りをうろうろすることにしていた。
実際に見たら、もう上まで行く気はしなかった。
日が暮れた後
この日は夜になって雨が静かに降り続いた。
夜が明けて。雨は霧のように降っている。立て看板などを見ると、かなり下の方に、「天狗のひょうてい」という場所があり、
そこまでのコースが書かれていて、この辺りまで行ってみようかということになった。時間的にも丁度良かった。
下の方のコースとはいえ、くさり場がありそうだ。
岩門のアーチを抜けて行く。登っていて気が付いた。ここのくさり場は、くさりを頼らないと登ることができない。
おまけにその鎖が新しくてピカピカに光っていて見てくれは良いのだが、輪っかが太く掴みづらい上に、鏡面で滑りやすい。
雨で濡れているとなおさら滑りやすく、私の握力でも気が緩むと滑りそうだった。
先に足が外れると握力だけではもたないだろう。
くさりを掴んでいるから大丈夫などと思っていると、次に手が外れ滑落する。断崖になっているところもある。
本当に危なく、笑うどころの騒ぎではなく、周りの景色を見る余裕もあまりなく、必死の形相になっていたに違いない。
朝はやいからか天気のせいか、他に登山者らしき人は見かけなかった。
岩岩の間から
奇岩ともいえる岩がいくつも見られ、目を楽しませてくれる。
しかし、天気悪し。雨は降り続いた。
晴れてくれると有難いのだが・・・
天狗のひょうていに辿り着くと、急に周りの展望が開けた。朝早く、まだ雲が低く垂れこめている。
天候は安定しているものの、晴れそうにはなかった。
奇岩の風景をしばし眺めた。
予定通り、天狗までとし、山を下りた。ここのくさり場はもうこりごりだ。何か美味いものでも食べよう・・・・・
8月も終わりに近くなって、荒船山へ登りに行った。もうかなり以前に、その上部が平らな変わった形をガイドブックなどで見て、一度登ってみたいと思っていた山だ。標高はそれほどはない。天気は下り坂。当日は午前中は晴れていて、2時を回ったころから曇り始めた。夕方あたりに雨が降るかもしれないと思ったが、天候は風、雷などはなく、涼しく静かで安定していた。あっという間に登り、あっという間に降りてきた。
荒船山 平らなところがどうなっているのかと思っていた。
雲がかかり、何か幽玄な感じだ。
登り始め スケールが掴みづらいが、この岩はかなりの大きさ。下に置かれた表札からだいたいの大きさは分かると思う。
岩下部のへこみに人間が軽く立てる。
頂上の平らなところで。ランニングでもしたい気分だ。天空の林、といった感じだった。
周囲の眺めは木々に邪魔されてあまり良くないが、視界の開けたところには展望の場所がある。
絶壁の上から下を眺めたところ。滑落して亡くなった人がいるという注意を促す看板が立っていたが、
特に危険は感じなかった。
岩の上に立ち、眺める。車でドライブしてきた道が、ちゃんと在る!
妙義山方向の眺め 荒船山と言い、妙義山と言い、変わった形だ。
山上部の平らなところは快適に歩くことができる。
巨岩の前の木が、何かに意図されて立っているように見えた。
8月下旬の丹沢方向 夕焼けの色が深い。珍しい。
季節が過ぎて 全体的に緑の色が強くなり、それまで一面黄色であっただけに印象深かった。
どこで撮ったか覚えていない。自宅の庭かもしれない。アゲハがとまったので急いでカメラを持ち出す。
ある公園の夕景
ガラス・ショーウィンドウ 吉祥寺
9月中旬のある日の渋谷で
同上 気持ちの良い日だった。渋谷は久々。少しだけ買い物をした。
メンテナンスなのか ネットが張られるといつもと趣が変わるようだ。 渋谷で
中秋の名月(十五夜)が9月の8日だった。この日は雲に隠れて月は見られなかったと思う。
その翌日の月 晴れた。
十三夜は10月の6日だそうだ。
夜のスポーツグラウンド 誰もいない。昼間は子供たちが熱心にサッカーをやっている。
静か・・・
drawing jun2014
drawing feb2014
drawing feb2014
drawing feb2014
drawing feb2014
drawing feb2014
6月に新しくできた虎ノ門ヒルズを観に行ったことがある。帰りは新橋まで歩いた。この日は雨模様で、行きがけに降るかなと思っていたら、なんと私の苦手とする雷を伴った雨が降りはじめ、目当ての虎ノ門ヒルズへ着く前に雨宿りする羽目となった。虎ノ門ヒルズにあともう一歩のところの、あるビルの半屋外のスペースで雨宿りすることになったのだが、夕立だったので直にやむかと思っていたらこれがかなり長時間降り、手持無沙汰な時間が流れた。6月の季節は少し肌寒いくらいだった。ぼんやりとそこから眼前の通りや高層のビル群を眺めていて、そのイメージをその時に描いたのが、8月6日に載せた2枚のdrawingだ。写生とは言えないし抽象化という明確な意図もなく、ただその時の目に映る街の風景のイメージを基に追っただけで、私の場合、外部の実際のものをモチーフとすることが最近ほとんどないので後で珍しいことだと思った。偶然の雨宿りの時間が何かそういったことをする気分にさせてくれたようだ。
激しい落雷はなかったものの、そんなことは鳴っているときには予想出来ようはずもなく、しかし、そこから眺める通りには何か空の様子を気にしながらも仕事で外出する人や帰りの道を急ぐ人々が見られ、実に勇気ある人々なのだなと思った。雷の時はいつもそんな感じだ。私の場合は雷そのものというより落雷が怖い。そこの雨宿りはなんと2時間ほどにも及んだと記憶している。まったく・・・他人が聞いたら呆れるだろう・・・。
台車に荷物を載せてその軒下を行き来する運搬の仕事をする男がいて、何度か私の前を通るのだった。まだいる・・・と思っただろう。私は何となく笑いそうになった。なるべく邪魔にならないようなところに腰かけていた。