カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

ミサンガ話 手首に付けている・・・

2013-11-21 | エッセイ

ミサンガ話。調べるとミサンガは手芸の組み紐の一種と出ている。また、本来はポルトガル語であり、ビーズ状のものをいうので紐のものはミサンガとは言わない、とも出ている。
分かりにくいから、それっぽいもので手首などに巻いているものはみんなミサンガと呼んでしまえ・・・。もちろん私事です。

モロッコへ行ったときに、街の広場で遊んでいると、ある少女が売り物のミサンガを私にプレゼントしてくれたことがある。そのときはじめてそういうものを知った。それを正確にはミサンガと呼ぶかどうかはここでは問題ではない。編んだ細い紐だった。色も形も覚えている。少女はそれを私のカバンに結んでつけてくれた。彼女は手に下げたバスケットか何かにそれを多く持っていた。それで、これは何かと私が訊くと、言葉は通じないながらもお守りだということが分かった。あるいは良いことがありますようにということ・・・。話はなぜか充分通じるのだ。私はそれが私にとって何か大事に思い、今も持っている。私事です。

現在、インドネシアのミサンガを手首に巻いている。値段自体は安いものだ。これを正確にはミサンガと呼ぶかどうか良くは分からない。売っている店にはよくそう書かれている。通販サイトなどの言を借りれば、「木製安物ブレスレッド、特に大きな意味は無し、単純にアクセサリー」とも言えそうだ。でもそういったものが好きなのだ。木のビーズ状になったものにゴムを通したものだ。まあ、お守りくらいの意味はあるのかもしれないしそれで良いと思う。ゴムが切れるとばらけてしまうので、工夫して2本の伸び縮みするナイロンか何かの紐を通している。1本が切れてもそこで気が付くように。
二つ目の物も巻いている。これはどこの国のものかは分からない。ところで、その二つ目のものなのだがこれは最近つけ始めたもので、よく見るとゴムが2本通っているのだが、そのゴムが細くて少し心もとないのだ。それで、やはりナイロン製の紐か何かで補強することに。ビーズの穴が小さいから細い紐がないかなと探していたら、丁度釣りの道糸に使うナイロンの糸がたんまりあったのだ。細くて丈夫なやつ。これは好いと思って、苦心してその道糸をビーズの小さい穴に何回も通して一周させ何とか小さなこぶを作って結び、完成した。完成したのは良かったのだが、手首に巻こうとして手を通そうとしたところで、ロックがかかったように通らなくなてしまった。伸び縮みしないのだ。釣りの道糸は伸び縮みしない。おお、なんてことだ。好いアイデアだと思ったのに。苦心して通したものをまた外し、もとの頼りなげなゴム紐に。でも2本通っているからまあいいか・・・。




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