梅雨入りしてしばらくたったこの時期、曇りや雨の日の合間に晴れた日があるといった天候となっていて、そんな日には浮かれ出ていきたくなる。
思えば6月の11日に新宿へ行ったきりで、その時も前回来たのはいつだったかと街中を歩きつつ思いだしていた。5月の連休あたりだったなと思いだした。1か月にいっぺんくらいか。6月のその時のことは写真を少しだけblog upしている。街にはかなり人が戻っているように感じられた。
新宿駅から少し大通りを歩くと、新宿伊勢丹がある。ニュースではその頃、伊勢丹での催しの記事や来店を期待する記事が目についていた。
伊勢丹も建物の前はよく通るものの中に入ったことはここ数年記憶にはなく、たまには屋上辺りに上がってみたいと思っていた。屋上には昔は熱帯魚などを扱っているコーナーがあって熱帯魚好きの友人とそこで待ち合わせしたこともあり、馴染みの場所だ。今はリニューアルされ、屋上庭園化して久しい。
その日、画材店で簡単な買い物をし、店の建物を出て、雑踏を歩いた。交差点でふと空を見上げると大きな看板が目に入った。ルイビトンの看板だった。僕はほぼ毎日のこととして絵は描いていて、その数日前に絵の中に梯子を描き込んでいた。自分が描いていることは、覚えているところは細かすぎるくらい覚えていたりするものなのだ。そして見上げたそのルイビトンの看板の広告写真にも、梯子が写し込まれていた。あ、同じだ!と思った。偶然だろう。その頃描き進めていた絵が6月19日にblog upしたものである。梯子などは絵に描き込むアイテムとしてはありそうなものだと思う。
そこの交差点も馴染みの街角の一つだ。新宿ともなると街角、その周辺界隈などが地図上でも、記憶の中でも幾重にも重なって思い浮かぶ。その交差点には昔から意外と知られた交番があって、その一角は居酒屋、パブ、末広亭などなどがある。また別の一角は伊勢丹・・・。はたまたもう一角は、LIONなどがある駅東口からの連なりの界隈、もう一角はあやふやで何となく御苑方向・・・。そんな感じだ。今、地図を見つつこれを書いていたら、その「あやふやな御苑方向の一角」にIKEAがあるのを見つけた。こんなところにIKEAが?いつの間にできたんだ???