今、はや10月に入り、木々の葉が色づき始めたことがニュースで話題になっている。紅葉前線は北から東から西へと移って行く。梅雨前線とは逆だ。また、標高も絡んでくる。山の上では色づきは早い。
写真は、ようやく夏が去った頃の9月半ばに行った千葉の風景。
太東崎の高台から海岸線を眺めていた。近くに灯台がある。生憎、雲が多く海の色も鉛色だった。周辺は草花の群生地として指定されていて、スマホのカメラを向け、何枚か撮ったりした。
JR浪花駅。大原の街は越えたものの勝浦は以前訪れたことがあるし、知られた街でもあり、また行くこともあろうかと、ここは浪花辺りから半島内陸にルートを取ることにしたのだった。駅には掃除をしている人がひとりいるだけで、僕とその人以外に人の姿は無かった。
プラットフォーム上の駅舎がぽつんとあり、あとは緑が広がっていた。
浪花駅から内陸の布施の街方面へと向かうところで踏切を渡った。単線。自分が子供の頃、育った街でもこんな感じだった。
写真を撮り、次へ向かおうとしていたら踏切の警報機が鳴りだしたので、スマホを引っ張り出しつつ急いで戻った。やって来たのがこの2両編成。
鉄道マニアではないのだけれど、思い切りスマホを構えるものだな。
緑、木々の茂る静かでいい感じの道を行くと直ぐにトンネルがあった。越えると湿地があり布施という所だ。
トンネルの上はあまり山はないので、切り通しでも良かったのではと、でも何かの理由でトンネルを掘りたかったのだろうなと思った。楽しみつつゆっくりと走った。
自分だけ飛び出ている。目立ちたがりな奴か。
世の中、メディアでは里山がブームになっていたが、この辺りはこういう風景だらけ。
昔からの水路と広がる緑。緑の丘。
いすみ鉄道が旅行サイトなどで取り上げられていて知ってはいる。そこに沿って暫く走ってみた。
枕木、レール。
新田野駅
鉄道の駅ってそもそもこれで良かったな、とあらためて思い起こす。
上の駅近く。確か地図には売店と書いてあったなと思って、運転しつつ見ていたらこれだった。ぽつんと。
棚にはそれでもビニール袋に丁寧に入れられた採れたてらしきジャガイモが幾つか並んでいた。ひと袋買った。コインを棚脇の小箱へチャリンと入れた。
・・・日は流れ、9月終わり頃の自宅近くの畑の風景。
じっくり間近に見たことがないので詳しくは知らないのだけど、このトゲに覆われた姿は栗だろう・・・、トゲの栗は最近あまり見ていないな。見るといえば剥いた中身か、あるいはさらにまたその中身が瓶詰めになったヤツなど。ともあれ栗、秋の味覚として食べたいもののひとつだ。瓶詰めでもいいから買って来て食べようと思う。
植物の名をあまり知らないので検索して調べてみたのだが、分からなかった。似たのは出てくるのだ。けれとどれもここまで花びらの形が綺麗ではない。少し違うだけなのだがやはり決定的に違っていて、分からすじまい。
やはり同じ9月終わりの夕日。
この日は雲とのコンビネーションもまた綺麗に見えた。
ハナミズキ。
柿の葉。
🙄 秋とは関係なさそうだが、ま、秋の夜長の風景。モヒートをヒントに焼酎にミント。ミントは今、庭に生えている。これ用にわざわざ植えている。ミントティー用ほどにはなかなか増えない。
そんなこんなで今、10月の湘南。
夜7時、帰ってきて小田急線の駅を降りた。涼しい。いつの間にか過ごしやすい気候になっている。降りると同時に空が光った。電車に乗っていて気付かなかったけれど、雷が鳴りだしていたようで遠くから、かなり鋭く雷鳴が聞こえていた。方角は北西のようで、天気予報を調べたら、東京西部が局地的に雷雨となっているようだ。
家に帰ってきて今、川崎のまさに真上で雷鳴轟き、雨も降り始めた。
先程までの湘南 片瀬海岸の晴れた暖かな天気とはかなり違って・・・。