まだ早いような気がするが、ハスの花が咲いていた。
ちょっと蕾の頭に、水滴が欲しかったが
そんな写真は、これから何ぼも撮れると
余裕をかまして素顔のハスの花を
でも、雨が似合う花は、お水ちょうだいよと
甘い声でおねだりしてくるたぶん空耳なんだろう。
まだ早いような気がするが、ハスの花が咲いていた。
ちょっと蕾の頭に、水滴が欲しかったが
そんな写真は、これから何ぼも撮れると
余裕をかまして素顔のハスの花を
でも、雨が似合う花は、お水ちょうだいよと
甘い声でおねだりしてくるたぶん空耳なんだろう。
梅雨の雨、アジサイとくれば、カタツムリ、アマガエルと
連想ゲームのように、脳が勝手に彼らの姿を思い描く
躊躇することなく、そのまま篠栗の山あいまでを車を走らせていた。
やはり、アジサイはあまり咲いていなかったが
いつもの場所で、アジサイの葉っぱを一枚一枚
くまなく舐めるように覗き込んでいると、
いましたアマガエル、これがデカい
大きい葉っぱの間に、うずくまるようにじっとしている。
まだまだ咲が遅いアジサイの適当なのを見つけ、三脚にカメラをセットした。
それから驚かさないようそーっと、アマガエルを優しく掌で包み込むようにアジサイ花の上に置き
しばらく様子を見ご機嫌を確かめてから
霧吹きでお湿り感を
アマガエルが手を出しても慌てて逃げるふうもないのは、
体の表面に毒を持っている余裕からなのか、乱暴に扱わなければ逃げることもない。
かなりデカいアマガエルで、重さでアジサイの花が15cmは沈んでしまった。
アマガエルは、5年ほど生きるというから、去年ここにいたやつかもしれない。
しばらく付き合ってくれてたアマガエルは、もういいだろうとばかりにゲロッと鳴いて跳んで行った。
ボス猫の雰囲気を漂わせる茶キジは、相変わらずマイペースである。
時々辺りに睨みを利かせるが、
凄味をきかせるわけでもなく悠然としている。
この一団に入れてもらえない、可愛い顔をした白い猫は、
警戒ラインを引いているのか、2m程以内に
近寄ろうともしない、人嫌いなのかもしれない
周りの猫も嫌いなのか、他の猫とも相性が悪いみたいである。
もしかした、新たに住み着いた新参者かもしれない。
次回訪れた時には、ちゃっかり四匹で並んだワンショットが狙えるかもしれない。
ニャンコAは、粕屋町にある駕与丁公園で暮らす、猫たちの中の一匹である。
特段人嫌いなわけでもないので
頭をコリコリとかいてやると、もっと他のところもコリコリしてくれと催促する。
お腹を見せてせがむの、しばらく撫でてやっていると
やはり家猫と違い、辺りを見回して警戒の体制をとる。
もともと猫は、犬に比べると愛想が悪いのが多いが
いつでも逃げれる体制をとりながら、
様子を伺っている顔が怖そうな白猫は、
ニャンとも睨みつけるばかりだ。
人馴れしたニャンコAは、泰然と時を過ごしている。
滝までは、シャトルバスを利用させてもらったが
帰りは、アジサイの花が咲き乱れたらきっと綺麗だろうと
想像しながら、川筋を下った。
徒歩で30分ほど、川を渡る風を感じはするものの
カメラバッグの重さに汗をかきながら
対岸に渡るために置いてある飛石の上でほっと一息
冷たい川の水に手を付け顔にかけると、生き返ったような気持ちになる。
やはり暑い、夏はそこまで来ている。
しかし、おばあちゃんが売っていた、フルーツトマトとスモモは美味しかった。