福岡県筑豊地方は、明治に入り日本の近代化を支えた石炭産業の町だった。
かっては筑豊で掘られた石炭が、五平太舟(川舟)で若松港まで運ばれ
全国の工業地帯のエネルギーを提供した。
昭和の中頃に鉄道にとって代わられるまでは、
五平太舟が石炭の輸送として大きな役割を果たしてきた。
このような風土のなか、炭坑等で働く男気のある人を称して「川筋男」と呼んでいた。
盆踊りでおなじみの炭坑節の発祥の地だともいわれているこの田川市で、
450年の伝統を誇る風治八幡宮川渡神幸祭が行われた。
福岡県筑豊地方は、明治に入り日本の近代化を支えた石炭産業の町だった。
かっては筑豊で掘られた石炭が、五平太舟(川舟)で若松港まで運ばれ
全国の工業地帯のエネルギーを提供した。
昭和の中頃に鉄道にとって代わられるまでは、
五平太舟が石炭の輸送として大きな役割を果たしてきた。
このような風土のなか、炭坑等で働く男気のある人を称して「川筋男」と呼んでいた。
盆踊りでおなじみの炭坑節の発祥の地だともいわれているこの田川市で、
450年の伝統を誇る風治八幡宮川渡神幸祭が行われた。
顔を出したお日様が、雲とかくれんぼをしているかのような朝
花びらに水滴を飾り、弱い光の中でもバラの花はバラの花だ。
「私を見てよ、ほらそんなとこで浮気しないでこっちよ」と
あちらこちらからお声がかかる。
花を撮るときには、ストロボを使用した方が
発色がいいと思い込んでいるので
カメラバッグには、必ずストロボを携えていく
花ばかりではなく、お昼間のお祭り等でも日中シンクロを多用する。
まぁ、人それぞれだからこれも好みの問題で
「写真は光と影よ」と、使用しない人もいる。
バラの花をただ撮るだけだが
あちらこちらからかかる声に惑わされるながら
花たちの間を、チョウじゃなくガののように舞って行く
そういえば、バラ園でチョウの姿を、あんまり見かけないような気がしてるんだが
春のバラの季節になった。
福岡市近郊粕屋町にある駕与丁公園では、
バラの花が満開の頃だ。
雨上がりに出かけたのは、
5分咲きぐらいの時だから少し早かったが、
それでもバラの種類によって、ほぼ満開に近いのもあった。
夜に雨が降り太陽があまり上らない早朝が
絶好のタイミングだが、人それぞれ好みがあるので一概には言えない。
雨に消されてしまったのか、ただ寝坊のバラが多かったのか
はたまた、カメラを持って異常に接近する私に興味がなかったのか
あの濃厚な甘い香りを、鼻孔で感じとることはできなかった。