開花宣言から満開になり、それを待ってたかのようにぐずついた日が続いた。
これでもかこれでもかと繰り返す雨や風に、たまらずピンク色の花びらが風に舞った。
福岡市内のソメイヨシノは、潔く散ってしまった。
花びらが落ちるて間もなく桜の木は新緑に包まれる。
いつの間に、と思うのだが変わり身の早さに驚く。
まぁ、速やかに葉をつけなければ桜の木も生きていけないので、自然の理には違いないのだが。
海ノ中道海浜公園のサクラが、今年のソメイヨシノの最後の写真になる。
サクラが満開になる時期が遅かったせいか、白いユキヤナギはとっくに花を散らせていた。
花びらの絨毯の上を子供たちが、ぴゅーっと走ると出番を待つ夏の太陽がニンマリとする。