おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

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2016 奇祭餅押し祭り (厳冬のなかそれは餅まきで始まった)《糸島市桜井神社》

2016年01月12日 07時00分10秒 | 日記

 

 

糸島市志摩にある桜井神社は、福岡市の中心部からだと都市高速を使えば30分と少しで着くことができる。

 1610年に大雷雨が起こり突如電光一閃のうちに、岩戸神窟が開かれご神霊が顕現された。

それから、様々な霊験あらたかなことが起こり、それを聞き及ばれた福岡藩二代目藩主黒田忠之公が、

寛永9年(1632)に現在の豪華絢爛なご社殿をご創建された。

その当時の姿を留めた本殿・拝殿・楼門は、福岡県の重要文化財に指定されている。(桜井神社HP参照)

この神社で毎年1月10日に、餅押し祭りが行われている。

このお祭りは厄除け招福を祈願し、歴史をさかのぼれば江戸時代より行われているという。

  

神社の拝殿へ向かうと、地元の皆さんがお神酒とスルメ・コンブで接待をされていた。

お酒は飲めないので、スルメをいただいて拝殿へ参拝を済ませた。

 

7時半を過ぎると集まり始めた参拝客へ、厄年を迎えた人たちによる餅まきが行われた。

8時少し前になると締め込みひとつ身にまとった男たちが、掛け声とともに拝殿横の広場になだれ込んでき

男たちがあげる咆哮とともに、奇祭餅押し祭りが始まった

 

 

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