お散歩猫のキキとヒゲおじさんの日常

ヒゲおじさんは元遊園地の園長で家庭料理人、今は新聞の料理コラムニスト、猫のキキと前橋な毎日と家庭料理をお届けします。

明日から日曜まで「前橋七夕まつり」、飾り付け義勇軍をちゃんとやってきましたよ…

2010-07-07 22:16:23 | ヒゲクマとキキの日記

Dscf0775 明日から、前橋七夕祭りが始まります。写真は、去年の初日のお昼頃のようすです。

初日は、ノンビリムードでいいですよ。

Dscf0772 これは、まゆの会の皆さんがつくったお飾りです。このお飾りつくるの実は大変なんです。

春先から、お飾りの企画を決めて、パーツの準備をはじめなくちゃいけないんです。

そいで、準備してきたパーツを前日に飾り付けるんです。

今日が、その飾り付けの日、ヒゲクマは飾り付け義勇軍として出陣です。

   

Dscf3924 出陣の朝のおかずは漬物5種、中央は小梅、その右の赤白はセロリとパプリカのピクルス、時計回りに新ショウガの梅酢漬け、大根葉のモミ漬け、そしておしゃれな浅漬鉢で作ったしば漬けです。漬物ってきれいでしょう、七夕飾りに負けないです。

   

Dscf3925 <よッ! 張り切ってるじゃん!>、出陣の途中、銀座通りで暮らしている猫に声かけられました。

Dscf3926 銀座通りでは、装飾会社のスタッフが商店街から請負った竹飾りをせっせと飾り付けていました。みんな同じ規格品、作業も淡々としています。

   

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中央通り商店街に入るとようすは一変します。お店の前にたくさんの人が出て、いろんなお飾りを、それぞれに飾り付ける作業をしています。

手前右側は婦人服の「藤屋」さん、その向こうは鈴木ストアさん、左側はおばさまファッションの「福美吉野」さん、その向こうは黒田人形店、みんな作業が始まっていました。

Dscf3932 ヒゲクマのお手伝い先はパーラーモモヤさんです。脚立に乗っているのがご主人の武ちゃん、お店の前にいるのが娘のユミちゃんのご亭主、パテシエの日詰定文さんです。

黙々、セッセセッセ、皆さんよく働きます。

Dscf3931 コチラは日野屋さん、今年はどうやら浦島太郎みたいです。動く仕掛けを毎年作っているので、作業も大変です。

Dscf3935 コチラは黒田人形店、ご主人が電飾のセッティングをしています。でも、この達磨さんの顔、おかみさんそっくりだな…

   

昼食休憩にはビールをご馳走になりました。

そうそう、義勇軍の手土産は、牛肉の有馬煮ゴボウ入り、漬物三種(しば漬け、ピクルス、新ショウガの梅酢漬け)、杏のシロップ漬けとズンダ餡、はい、何のことない、この間わが家用に作ったお惣菜を少し増量して作っただけのことでした。

でも、お昼に、和子さんにおいしいってほめてもらいました。 

      

Dscf3937午後、あらかた出来上がったところで、和子さんが最終チェックです。左側、椅子に座っている赤シャツが和子さんです。

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企画・デザイン、そして吹流しの筆字もぜんぶ和子さんが書いているのです。そうそう、まゆの会のお飾りの文字も総て和子さんの手です。

そして、今年はグリーンとブルーをキチョウとした色で統一されていました。切り絵も、みんな家族の作品なんですよ。

    

というわけで、今日は一日七夕飾りの飾り付け義勇軍をしてました。

故松山四郎先生の奥様をはじめ、お声をかけてくださった皆さま、ありがとうございました。

   

明日から日曜日まで、前橋七夕まつり、皆さん、いっぱいいっぱい楽しんでくださいな。

前橋七夕まつりのインフォメーションはコチラです。

ついでに、結構手づくりなおまつりなんだってこと、知ってくれると嬉しいです。

    

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200806072 次回の「ヒゲおじさん厨房に入る」(朝日新聞群馬県版)は、明日7月17日(土)に掲載予定です。何にしようかな?   

 


『めぐみの森』、赤シソ10束、古くなった壁、牛肉の有馬煮・ズンダ餡、そして前橋空襲の記録…

2010-07-07 06:43:26 | ヒゲクマとキキの日記

Dscf3907 朝の10時前、立川通りの焙煎館、昨日も一番乗りの客でした。コーヒー飲んで、『めぐみの森』のチーズスティックを食べました。

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めぐみの森の新しいカードがありました。「普段着のお菓子」ってタイトルです。素敵なタイトルです。

Dscf3906 焙煎館のテーブルの上には、いつも数種類のクッキーなどの焼菓子が並んでいます。お願いすると、ケーキも作ってもらえます。

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これは、今年の3月にお願いして作ってもらった箱詰めです。ちょっとしたお使い物にいいですよ。

じつは、思い出したんですが、チーズスティックの代金、払わずに帰ってきちゃっているんです。焙煎館のご主人忘れているかな…

    

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たくさんの赤シソ、これで5束分、10㎏の梅漬けに入れます。今年は20㎏漬けてますから、この倍の10束を焙煎館の筋向いの八百徳で買ってきたんです。

「チャクチャクですね…」、八百徳のおかみさんが笑ってました。

Dscf3909 これだけの量になると、洗って葉っぱをむしるだけで一仕事、でも赤しその匂いって大好きです。塩でもんでアク抜きして、梅酢の中でもんで発色させて、梅漬けの桶に加えてあげます。

Dscf3911 ヒゲクマの梅干は、シソの色と香りがいっぱいです。これで土用まで、梅にはノンビリしてもらいます。

    

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まちの一角に、アートな壁面が登場しました。赤瀬川源平の『超芸術トマソン』では「原爆型」に分類されるものです。

Dscf3912 もうだいぶ前に閉店して建物だけになっていた靴屋さんの建物が解体撤去されました。まちの中に、ぽかんとした空間がまた一つ増えました。

その隣の建物の壁、長いこと二つの建物の間で人の目に触れることのなかった壁が、今私たちの目の前にあります。

「何しているの」、江原鮮魚店のおかみさんに声をかけられました。

「うん、人の姿に見えるねって話してたとこなんだ」、おかみさんも壁を鑑賞してたみたいです。

Dscf3919 <おい、少し暗いぜ、もう少し明るい話題にしなよ>、中央駅近くで暮らす猫に注意されました。ほんと、そうですよね、明るい話題に戻しましょう…

    

Dscf3915 牛肉の有馬煮を煮ました。ゴボウも一緒に炊いて、るなぱあくの園長時代のスタイルを久しぶりにやりました。今日の七夕まつりの飾り付け義勇軍の手土産の一つです。

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枝豆でズンダ餡も煮ました。それで、夕食後のデザートは、杏のシロップ漬けズンダ餡添えになりました。きれいでいいでしょう…

Dscf3921 夕食のおかずで二代目に好評だった精進揚げです。左から、枝豆、ピーマン、さつま芋、根ミツバと干し桜海老です。料理じゃないよね、惣菜だいね。

   

そうそう、本当は昨日の記事で書こうと思っていたことですが、忘れてしまいました。

土曜日のこと、住吉町の愛宕神社の参道で前橋文学館のTさんに会いました。

何してるのと聞いたら、前橋空襲のことを調べていてるって言います。

手にしたバインダーにいくつかの資料のコピーがはさまれてました。

Tさんがそれをめくってゆくと、その中に2009年8月6日の記事「64年前の8月5日、前橋のまちは92機のB29に空襲された…」のコピーもありました。

このブログの記事を、資料として使ってもらっていることを知りました。しっかりしなくちゃ…

  

そう、そのときの話で、現在の前橋市立第一中学校に伝えられている久留間国民学校の当直日誌の話、今もネット上で見られます。Tさん、間違っててすみません。

平成10年の「一中祭」で職員の皆さんがやった朗読劇「昭和20年・ある学校日誌より」の記録です。こちらを見てくださいな。

    

あと一月で、また8月5日を迎えます。

    

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200806072 次回の「ヒゲおじさん厨房に入る」(朝日新聞群馬県版)は、明日7月17日(土)に掲載予定です。何にしようかな?