お散歩猫のキキとヒゲおじさんの日常

ヒゲおじさんは元遊園地の園長で家庭料理人、今は新聞の料理コラムニスト、猫のキキと前橋な毎日と家庭料理をお届けします。

前橋の秋、神明さまの紅葉…

2009-11-29 22:21:33 | ヒゲクマとキキの日記

Dscf6327 午前中、「ヒゲおじさん厨房に入る」の原稿書き、お昼はカレーうどんを作ってユキ子さんと食べました。カレー粉は、もちろん「インディアンカレー」です。

   

あらまし原稿ができたんで、前橋の秋を探しに出かけました。

Dscf6328文学館前の 広瀬川の遊歩道は落葉がいっぱい、向こうの人たちは萩原朔太郎像に豚のぬいぐるみを乗せて写真撮っている若い人たちです。

なんで、朔太郎に豚かって、別に良いではないですか。

Dscf6329 交水堰の上のカエデもちゃんと色づいて、秋を演出してました。

Dscf6332 旭パーキングの猫は、濡れ縁で丸くなっていました。いつもと変わりません。

  

Dscf6335 雷神橋上流の公孫樹です。きれいになりました。

公孫樹の根元では、高級カメラを持った女性が、降り積もった公孫樹の葉っぱを指であっちにやったりこっちにやったりして必死の演出をしていました。

   

そうそう、昨日の昼間のことなんですが、焙煎館の「五人ばやし」に会いました。

初めてなんです、M夫妻の5人の息子をまとめて見たのは、5人もいるんです息子が!

それで、思わず、「五人ばやし!」

    

Dscf6345

神明さまの池に浮かんだカエデの葉です。

これは、演出していません、あるがままの秋です。

Dscf6344 カエデの写真を撮って振り返ったら、池にかかる朱塗りの太鼓橋を猫が渡って行きます。

Dscf6346 はい、こんな猫です。必死で反対側から先回りして、待ち伏せして撮らせてもらいました。

面白い顔して、降り積もった落ち葉の中でポーズしてくれました、間に合ってよかった…

Dscf6340 Dscf6343 Dscf6341

神明さまの紅葉は、どれもとてもきれいでした。

三枚目は、紅葉したニシキギの葉です。

  

そうそう、昨日の夜の話です。

「ひろ子」で、上野村の日本航空機墜落事故の慰霊演奏に行ってきたクラさんたちに会いました。

「寒かったよ、ストーブに当たりながら、交代でやってきた」だそうです。

でも、来月もまた来てくださいって頼まれて、また行く気になっていました。もっと寒いだろうな。

クラさんのことは、10月21日を見てください。

  

Dscf6347 夕ご飯に作った蓮根団子、今日のは椎茸と干し桜海老のみじん切りが入っています。

  

これを肴に飲んでいたら、伊勢崎のUさんが柿をいっぱい届けてくれました。

あした、どなたにお分けしようかな…

  

野村たかあきさんの暮れ展、明日の30日までですよ! ウェブページをごらんください。   

写真はクリックするとポップアップしますよ                               Ccf20080630_00000_2

  

200806072 次回の「ヒゲおじさん厨房に入る」は、12月5日に朝日新聞群馬県版に掲載予定です。ちょっと豪華に海老でも使おうかな…。

   


麦が芽を吹いた、でも、前橋の小麦はって思いながら煮込みうどんを食べた

2009-11-29 09:16:00 | ヒゲクマとキキの日記

Dscf6291 前橋市西片貝の田んぼ、麦が芽を吹いています。

Dscf6290 昨日は、強い季節風が吹いて赤城山がすぐそこに見えていました。

Dscf6292 上毛新聞に高崎の「グンベイ」と前橋の「中屋商事」が合併することになったという記事が載っていました。群馬を代表する二つの穀物問屋の統合です。

企業が生き残って行くっていうことは大変なことだと思います。

Dscf6297 小島田の田んぼは、まだ麦が芽吹いていませんでした。

曽我製粉が製粉部門の売却を決めたことと、今度の二社の統合とは無縁でないような気がします。

いずれにしても、この土地で穫れた麦が、この土地で製粉され、製品化され、流通してゆくことが、難しくなってきています。

赤城の裾野に広がる冬の緑の絨毯は、いつまで見られるのかな…

 

Dscf6295 桃の木川のカルガモも群れて風をしのいでいました。小屋原町まで行ったら、帰りは風に向ってペダルを一生懸命踏まねばなりませんでした。  

Dscf6321寒い思いをしたあとのお昼は煮込みうどん、人参、大根、椎茸、ネギ、春菊、鶏肉、温泉卵が入っています。うどんは、沼田市の「関麺」の地粉うどんです。

  

Dscf6301 広瀬川の川岸も落葉が乱舞していました。

Dscf6318 八展通りは、公孫樹の葉がいっぱいになっていました。「やなんだよね、片づけが容易じゃなくって…」、写真屋のおばちゃんがぼやいていました。

  

Dscf6312 Dscf6314 Dscf6063

三河町と千代田町で出会った猫です。これで今月の猫は、60匹+1匹と一人になりました。

Dscf6322

私の作業卓の前の窓から見える大きな公孫樹もみごとに色づきました。

みんな昨日のことです。

  

野村たかあきさんの暮れ展、明日の30日までですよ! ウェブページをごらんください。   

写真はクリックするとポップアップしますよ                               Ccf20080630_00000_2

  

200806072 次回の「ヒゲおじさん厨房に入る」は、12月5日に朝日新聞群馬県版に掲載予定です。ちょっと豪華に海老でも使おうかな…。


映光家具が「東京インテリア」になります、そして、甘エビのマリネ…

2009-11-27 22:29:38 | ヒゲクマとキキの日記

Dscf6262

中央前橋駅前の車橋の上流の広瀬川、のぞき込んだら、まだアカマンマの花がきれいに咲いていました。

Dscf6263 Dscf6264 Dscf6265

5月の末に映光家具の閉店のことを悲しむ記事を書きました。その映光家具の「ei5」の建物に新しい看板がかかりました。

「東京インテリア」という看板が取り付けられ、建物の中には商品が運び込まれ、開店準備が進められています。

東京インテリア」は、東京に本社を置く、大手の家具・インテリア商品の販売会社で、各地に店舗を持っています。

高崎でも、オノヤを買い取って、高崎店を開いています。

倒産した映光家具の店舗を買って新店舗を開くのですね。

  

駐車場整備をしている裏手に回ったら、懐かしい人に会いました。

映光家具でインテリア・コーディネーターしてたMさん、わが家の家具プランを作ってくれた人です。

「そうなんです、拾ってもらったんです。また、奥さまとご一緒に遊びに来てください」

「映光の藤野さんはどうしてる、元気なのかな」

「はい、お元気ですよ、このお店にもタマには顔を出してくれるって言ってます」

  

Mさんと話していたら、やっぱり映光家具で働いていたSさんも顔を出してくれました。

なんとなく、嬉しくなってしまいました。よかった。

  

Dscf6281 甘エビのマリネを作りました。甘えびを殻ごと食べてしまう料理です。

養田鮮魚店に持ち込んで、ご主人に食べてもらいました。

一口食べると、「いい味しているなぁ~」だって。

「好みの味付けになってますか?」

「ううん、魚がうまいってコトよ!」って笑い声を上げていました。

  

Dscf6285 Dscf6287

養田さんからの帰り道、黒猫に会いました。夕暮れ時の黒猫をストロボを使わないでとるのは難しいです。

すぐそばの車の下には、茶色の子猫が隠れていました。

  

野村たかあきさんの暮れ展のウェブページを開けました、ごらんください。   

写真はクリックするとポップアップしますよ                               Ccf20080630_00000_2

  

200806072 次回の「ヒゲおじさん厨房に入る」は、12月5日に朝日新聞群馬県版に掲載予定です。ちょっと豪華に海老でも使おうかな…。


前橋の猫9匹、これで今月は54匹+一匹と一人

2009-11-26 21:48:23 | ヒゲクマとキキの日記

Dscf6197_3 これは日野菜、滋賀県に日野町という町の特産品です。でも、もっぱら京野菜の代表選手みたいに言われていますけど…

写真の日野菜は前橋産、養田鮮魚店のお得意さんの菜園で作られたものです。

昨日、カワハギを買いに寄ったときにいただいちゃいました。1.3㎏ありました。

Dscf6198 日野菜は、塩で下漬けしてから酢に漬けるのが普通みたいです。ヒゲクマは、初めて漬けます。食べられる漬物になってくれることを祈りながら、下漬けしました。塩は、6%の濃度にしてみました。

    

Dscf6201 日野菜漬け込んでから用足しに出ました。千代田町の植え込みの中に猫発見、赤い首輪をしていました。

Dscf6204 近くで、耳の長い猫に会いました。前の猫の知り合いみたい、あとを追ってきたようです。

  

今日も小春日和、こんな日は、猫にたくさん会える予感がしました。

Dscf6205 岩神町の駐車場、赤い車の後ろから、面白い顔した猫が出てきました。後をつけてみました。

Dscf6208 ついていったら、こんな猫がいました。まだ若い、兄弟かもしれません。ふさふさの尾が印象的でした。

Dscf6211 そこへもう一匹、ひょっとするとこれが親かもしれません。落ち着きのある動きをしていましたけど、顔はチョイト間が抜けてました。

  

用を済ませてから、五千石用水の写真を撮りに総社町へ行きました。

Dscf6215 総社町で最初に会った猫は、空き地で日向ぼっこをしてました。キキに似ているって? ぜんぜん似てません!

  

Dscf6216 利根川越しの赤城山、小春日和のわりには、よく見えていました。ぽかぽか陽気の総社町です。

  

Dscf6223 熊谷稲荷神社の土手で何かしている猫を見っけました。しばらく見ていたのですが、何しているのか分かりません。

Dscf6219 近づいてみたら、<何していたっていいだろう…>って、叱られてしまいました。この猫も、キキには似ていません、念のため。

Dscf6252 狭い路地で座り込んでいる猫もいました。自転車停めて写真撮ったら慌てて逃げて行きました。

  

Dscf5949

昼寝をしていた猫を起こしちゃいました。

<うるさいな、寝てるのを邪魔するなよ…>、とっても不機嫌でした。

  

というわけで、小春日和なので9匹の猫に会いました。

   

今月は、もう既に45匹の猫に登場を願っていますから、これで54匹になりました。

これに加えて、キキがいて、そして山猫館のネコちゃん(水野真由美さん)にも出ていただいたんで、46匹と一人です。

  

今日は、ン猫ばっかです。

   

野村たかあきさんの暮れ展のウェブページを開けました、ごらんください。   

写真はクリックするとポップアップしますよ                               Ccf20080630_00000_2

  

200806072 次回の「ヒゲおじさん厨房に入る」は、12月5日に朝日新聞群馬県版に掲載予定です。ちょっと豪華に海老でも使おうかな…。

 


総社町の五千石用水(その3)

2009-11-26 17:47:17 | 五千石用水

Dscf6225_2  五千石用水は、総社町の県道の下をくぐると、旧本間酒造の北側を、本間家の掘割のように巡って流れて行きます。

総社城がなくなった後、五千石用水はこのあたりにできた宿場町の防火用水や生活用水として使われました。

旧本間酒造は、その頃からこの地につづく家です。

Dscf6226_2 竹で作られた塀、その内側にカシグネ、用水は掘割のように流れて行きます。

Dscf6227

本間家はもう酒の醸造はしていません。でも、醸造に使っていた酒蔵は残っています。白い漆喰の壁の大きな建物が酒蔵です。

この風景はいいよね、本当にいいよ、いつ来て見ても、間違いなくいいよ…

  

そうそう、五千石用水の「その1」は11月20日、 「その2」は11月22日に掲載しました。

ココより上流の話は、コチラをご覧ください。

  

Dscf6228 旧本間酒造の西側の流れです。ノンビリ歩くと、とっても良い気分になれます。

Dscf6229 Dscf6230 Dscf6233

旧本間酒造の裏門に、「総社資料館」の看板がかけられています。

そうなんです、酒造りに使われなくなった酒蔵は、総社町の郷土資料を集めた資料館になっています。

ボランティアのガイドさんもいて、親切にお話を聞かせてくださいます。

総社の歴史を知りたい方は是非お立ち寄りください、入場無料です。

トイレや休憩施設も完備してますから、お休みどころとしてもいいですよ。

真っ白な紀州犬にも会えますよ。

   

Dscf6234 旧本間酒造の南側から、用水沿いの道がなくなります。写真の右手が、今は移転してしまった旧総社小学校の跡地です。生い茂った草木をくぐるように、水は流れて行きます。廻りこんで、反対側に行って見ましょう。

  

Dscf6236 遠回りして下流に向う途中に大きなお寺があります。秋元山光厳寺、総社城主であった秋元家の菩提寺です。天狗岩用水を開削した秋元長朝の廟もあります。

Dscf6240

秋元家の墓所の中に「力田遺愛碑」があります。

今日も小春日和、近所の保育園の子どもたちが碑を巡って遊んでいました。

良民のために汗を流し、総社の地に生きた長朝さんですから、子どもたちの遊ぶ姿をきっと喜んでくれていると思います。

  

五千石用水は、長朝によって開削された天狗岩用水の水を分水して作られた用水なんです。

今日はここまで、続きはまたのちほど…

   

野村たかあきさんの暮れ展のウェブページを開けました、ごらんください。   

写真はクリックするとポップアップしますよ                               Ccf20080630_00000_2

  

200806072 次回の「ヒゲおじさん厨房に入る」は、12月5日に朝日新聞群馬県版に掲載予定です。ちょっと豪華に海老でも使おうかな…。