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日常あるいは平穏な日々

日々思う事をつれづれなるままに書いていこうと思います。

日常あるいは勉強の日々 ~第4回Suscation勉強会~

2007年09月17日 | 勉強
2007/09/17
この日は、某所の一室をお借りして勉強会。内容は、ESDの取り組みと、それを取り巻く日本の動きについて。持続可能な教育勉強会なので、既に、その様な取り組みを始めている組織についてや、その周りの動きについてを学ぼうというわけです。
実際に話を聞いていくと、日本の取り組みは、欧州に比べて随分と遅れているな、という印象。遅れている、というのは、活動が活発では無いとかいう問題では無く、内容の話。実は、TCSの講座にて、「PISAが話題に上るが、欧州が何故延びたかは、PYPを見て、今の日本の取り組みと比較すれば、良く分かるかと思う」というような内容の事が言われたが、今回のSuscationの勉強会で、それが分かった気がしました。正直、このままでは日本は、どんどん世界に遅れを取っていく事でしょう。危機感が更に高まる勉強会でした。


日常あるいは勉強の日々 ~第3回TCS公開講座~

2007年09月09日 | 勉強
2007/09/09
この日は、9:15分からTCSの教育講座。
スピーカーは、まずはTCSの校長「市川力」さん。
もう一人のスピーカーは、東京インターナショナルスクール経営者「坪谷郁子」さん。

本日のお題は『"探究型学習"を実現する教育メソッド』
今回の講座は、今までで一番痺れました。
というのも、初等教育に関わらず普遍的な事として、私自身も気をつけなければならない事を、沢山教えられた講座となったからです。
以下、概要

・目標を明確にする
・目標を共有する
・現在の状況や制約条件を把握する(利用可能な時間、環境、スキル、など)
・現状に沿った形で、目標達成のために必要な事を検討する
・スケジュールに落とし込む

教育について、更に

・教えるためのスキルは最重要
 教員は、スキルの向上に努め、
 組織は、それをサポートする必要がある
・探究型の教育を行うためには、生徒の興味を引く仕組みが必要
・学校側が場を提供すると、子供が主体的に場を作る事を止めてしまうため、それは課題
・教育は年齢に合わせた内容のものが必要
・探究型の教育は、過去の知識を教えるものでは無い

日本の教育現場の課題

・探究型の教育経験が教員側に無いため、手探りで始める必要がある。
・日本における探求型の教育には、探究が無い
・PYP(Primary Years Program インターナショナルバカロレア(IB)の初等教育プログラム)が設定した6つのテーマとのリンクが必要


探究型学習について

・「1.テーマ領域」「2.達成目標」「3.探究課題」「4.活動内容」「5.シラバス作成」
 の順で考える。
・探究型学習の成否を握るのは、Conceptを意識した、good Question。
・各教科のテーマを統一する(横断型プログラム)

非常に濃い講座でした。

日常あるいは平穏な日々 ~フォトセミナー~

2007年09月05日 | 勉強
2007/9/5
この日は、銀座ニコンサロンにて、鬼海弘雄 氏による、フォトセミナーが開催されていたため、仕事帰りに足を伸ばす事にした。というのも、折角、一眼レフデジカメを購入したので、少し、写真家の方の話も聞いてみたいな、と思ったからです。

そこで話された内容の概要を以下

・写真は時間を止められるが、止められる時間には2種類ある
 「全てを止める」これを下とし、「止まっているのだけど、揺らぎがある」これを上とする。
・(被写体としてだけでは無く)人が面白い。面白いという事は、他人事では無いという事。いつでも自分も、そうなる可能性がある。
・見て「面白い」と思えないものを幾ら撮っても、面白いものにはならない
・写真は全てを写せない。むしろ、別世界を作る。
 世界を切り取って、見る者の想像力を掻き立てる
・写真が好きで、技術も何も無くても、これで食べて行こうと決心し写真を始めた。だから私に、アマの時代というのは存在しない。

なかなか面白かったです。

尚、このフォトセミナーの様子が、こちらのblogでも紹介されていて、セミナーの様子を写した写真も掲載されています。そしてなんと、私も写ってますw
どれか、分かりますかね?

Suscation 第2勉強会

2007年09月02日 | 勉強
2007/09/02

もんじゃを食した後、14時半から飯田橋で、持続可能な教育勉強会。
この日は、小中学生の教科書の読み込み。
現在の教育現場の現状を知る事の一環です。

主な気付きは
・内容が表層的で薄い
・写真が多く、文字が少ない
・覚える量が減っている(15年位前に、中学で習ったような事が、高校の教科書に記載されている)

前向きな感想(主に私以外w)
・写真が多く、イメージし易い
・見た目で分かり易く、興味を引き易い
・体験型の学習が多くなっているのではないか?

横の情報
・最近では理科の実験が減っている。危ない、面倒を見ていられない。←子供が何をするか分からない
・市町村によって、学校側の出来る事が違う。例えば、教科当たりの時間の設定の自由が、学校の校長に一任されていたり、いなかったり。


個人的な所感
 「子供に配慮した」と言えば聞こえは良いが、傾向した教科書内容になってきていると感じた。特に写真や絵の多さに比例して、文字が少ない点は問題であると感じている。「絵や写真があって、想像し易い」という意見もあったが、逆に言うと「絵や写真が無いと、想像できないのか?」という事だ。私は、これらの影響から、想像力の低下を懸念している。但し、現在の環境から仕方が無い面も否めない。田んぼや森や昆虫などの絵や写真については、特に東京の都会に住む子供の目には、なかなか触れられない。目にした事が無い事は、流石に想像も出来ないので、絵や写真に頼る他無い、というわけである。しかしだ、それにしても多すぎだと思う。特に小学生1年生の教科書など、絵本と変わらない印象だ。こんなに絵や写真ばかり必要なのか?と思う。確かに必要な面もあるが、過剰であろうと思うのだ。特に私が子供の頃は、字と絵が半々程度の海外の童話なども読んでいたから、そう思うのかも知れない。こんな事で、本当に文字離れを防げるのだろうか?あまりにも思いと逆行しているように感じる。
 私は詰め込みについて、完全に反対では無い。大切な部分もある様に思う。文字に対するアレルギーは、小さい頃から慣れていない人に起こるのではないかと踏んでいる。嫌いな食べ物も、食べている内に慣れるのと同じで、子供が嫌がる事を全てやらないのは、間違っていると思う。逆に、どうしたら嫌がらずにやってもらえるかを考えるべきでは無いか?今の教科書に対して「作りが安易だ」と感じずには居られない。

勉強会の後は、懇親会。
と言っても、4人しか残れなかったのは、残念だった。
その代わり深い話が出来たかも知れないので、まぁ、トントンか?
懇親会を行ったのは、『北海道』という店。
ここでゲンナリさせられたのは、エアコンの効きが強い事。
寒い、寒すぎる!
もう少し、客の事を考えて欲しい。
従業員の方は、体を動かしているので、それは少しは暑いだろうけど、お客の方からしてみれば、座ったままで動かないのだから、そんなに部屋の温度を下げずとも、十分に涼しいのだ。接客商売は、こういう細やかな心遣いも大切だと思う。

日常あるいは平穏な日々 ~2007/08/01~

2007年08月01日 | 勉強
この日は、2件の用事があった。

1件目
保険である。実は私は、バイクの車両保険以外に保険というものに入っていない。流石に、何か入らなければいけないと考えているところで、普段お世話になっているAKDさんに保険を勧められる。この日は、保険にはどのようなものがあり、どの様な時に利用できるか。私が、どのような保険にメリットを感じるかなどを話した。お金が溜まる人、溜まらない人の話なども出た。8/6に具体的な商品の提案を受ける事にし、この日は解散。

2件目
19時半集合のところ、20時過ぎに着。持続可能な開発のための教育についての座談会。トピックとしては、色々なものが出たが、それぞれがそれぞれ、思い思いの事を話しているので、情報共有が、どの程度されているのか、話が進んでいるのかが把握できない。会議形式では無いので仕方の無い事だが、今後、具体的な成果に繋げて行くためには、このやり方ではキリが無いと考え、帰り際に提案。とっくに出来ていた具体案も、先ほどようやっとMLへ投稿完了。さて、どうなります事やら。

第一回 廃棄物勉強会&交流会

2007年07月25日 | 勉強
2007/07/24
この日は、「廃棄物勉強会&交流会」に参加してきました。と言っても私は、産廃業者ではありませんw
これは、この業界の話に興味がある人が集まる事が出来る会なのです。
といってもやはり、産廃業界の人が多いのも事実で、その方達の現場での話や、業界ならではの知識を共有する場になっています。
環境問題→ごみ問題を考える上で、この機会を利用させていただいてます。

今回は、この会の初会合という事もあり、お互いの顔見せと、ざっくばらんな会話、そして、今後、どのような話題を取り上げて行くかの簡単なアンケートを行いました。

この日、既にゴミ処理については、色々と考えさせられました。
特にリサイクル。「本当に意味のあるリサイクルとは何か?」
という点については、考えさせられました。
リサイクルというと良い印象がありますが、ただすれば良いというものでも無いという事を聞く事が出来たからです。リサイクルをする事で、かえって環境負荷が高い事もある‥‥。う~ん、奥が深いです。

日常あるいは平穏な日々 ~YEN定例会~

2007年07月22日 | 勉強
昨日は、YEN定例会というのに参加してきた。
YENというのが何かと言いますと、環境について考えようという集まり。
具体的な活動としては、勉強会など。

今回の集まりでは、各党のマニュフェストを、環境の面から評価し、模擬投票を行ったり、分科会で話し合いをしたりした。
マニュフェストを、この様に見比べたのは初めてだったのですが、なかなかに興味深かったです。社会人やってる人から見ると「実現性も何も考えて無いなぁ」という文言の多い事。どれだけ本気で考えているのか、疑いたくなります。

その後は2次会で飲み、3次会へも参戦。
なかなかに楽しかったです。


折角、選挙の話題が出たので。
皆さん、是非、投票に行きましょう!

金融経済勉強会 ~アロマテラピー~

2007年07月21日 | 勉強
今日の勉強会は、アロマテラピーでした。
個人的に、時々エッセンシャルオイルを焚くなどしてましたが、今回は、エッセンシャルオイルにも品質の違いがある事や、品質の違いにより、用法が変わる事などを学びました。この場で紹介されたエッセンシャルオイルは『Young Living』社のもの。
何が違うかと言いますと、肌へ直接触れても良いのだそうです。
確かに私が見た事のあるものは皆「肌に直接触れないようにしてください」という記述があった様な気がします。

ただ、基本的に私は香りに敏感なので、あまり強い香りを嗅ぎ続けていると、酔ってしまいますね。勉強会は1時間半くらいだったのですが、1時間が過ぎた辺りには頭痛が‥‥。

エッセンシャルオイルにも、種類によって色々と効能があるとの話でしたが、基本は、好きな香りを好きなだけ嗅ぐ、これが良いのだそうです。私は柑橘(シトラス)系の香りが好きなので、これらを好んで嗅げば良い、というわけです。

香りのある生活というのも良いものです。
興味のある方、是非、お試しあれ。

教育について学ぶ日々 ~第2回TCS公開講座~

2007年07月09日 | 勉強
昨日は、朝9:15から『TCS公開講座』に行ってきました。
この時、バイクで行こうとしたら、また機嫌を損ねてしまって‥‥。
結局、少し遅刻しての現場到着になってしまいました orz

* この後、バイク屋に来て貰いましたが、幾つか、始動のコツを教えてもらったら、かかるようになりました。もうしばらく様子見です。

さて、今日のテーマは『教えない教育』
そして、ゲストスピーカーは「らくだメソッド」を開発した、平井雷太さん。
以下は、今回得られたトピックス的なもの。

・近年、支持や命令で動かない子が増えたように思う。
 →自分の意志を主張できる子が増えたのでは無いかと思う。
  こういう子の事を、駄目な子と思わない事。
・子供は大人を良く見てる。意外と顔色をうかがって行動する。
・子供の言い分を、まず聞いてやる。そして、何でもやらせてみる。
 駄目だという事を、なるべく保護者が決定しない。
 →子供に任せる事で、子供が安心感を抱く。←全く放任では駄目。まず、話を聞く事が重要。
・子供が決定した事を投げ出しても、忘れても、それを責めない。
 →決定しない・出来ない子が形成される。決定する事が恐い。
  子供が決める事なんて、所詮、無責任。
・子供に決定させるにしても、好き勝手に決めさせれば良いというわけでは無い。
 選択肢を用意してあげる。
・子供に教える過ぎると、子供が考える余地を無くす。
・親が子供に物を教えて子供が覚えられないと、覚えられない事を、怒ってしまう親が居る。
 →どうしたら覚えて貰えるかを考える必要がある。
・数学だけは、基礎学力が必要(加算・減算・乗算・除算、というステップ)。他の学問は、遅く初めても、遅すぎるという事は無い(と考えられる。少なくとも数学よりは)。
・学習は、躓く事から始まる。
 →躓かせる事が出来たら、それがチャンス!それが無ければ学習機会は、グンと減る。
・教えてしまうのは、成果を急いでしまうから。
 →子供にも、その傾向はある。
 →保護者が、急く気持ちを抑えなければいけない。
・教えない事で、常に障害が立ちはだかり、学習が螺旋のように続く。

今回も、沢山の気付きがありました。
学習は、奥が深い。

金融経済勉強会 ~別冊・工場見学~

2007年06月20日 | 勉強
という事で、今回は定期勉強会とは別に、工場見学の機会を得ました。
この工場、普段は一般公開していない染め物屋さんの工場で、いわゆる伝統工芸品を作っている現場を見られるという、貴重な機会でした。
いやぁ、やっぱり良い物は良いですね。
欲しいものもあったのですが、簡単には手が出なかったです。
と言っても、眼が飛び出る程の高さでは無く、単に私が貧乏(性?)なだけですw

その後は、親睦会という事で『ミュージックライブドラム』という店で、ジャズの生演奏を聴きながらの食事。なんて優雅なんだろう!?
ジャズは、CDで何度か聴いた事があったのですが、個人的には全く興味無い分野でした。しかし、生演奏となるとやっぱり違いますね。思わず聞き入ってしまいました。

やっぱり、音楽って良いですね。