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日常あるいは平穏な日々

日々思う事をつれづれなるままに書いていこうと思います。

小説『女魔術師ポルガラ』

2007年04月18日 | 
先の土日の記事にて書かれた『マロリオン物語』とは、以前にも、このblogでも書いた『ベルガリアード物語』の続編だ。
正伝たる、この2つの物語の他に、外伝的に『魔術師ベルガラス』『女魔術師ポルガラ』の2つの物語があり、現在私は、『ベルガリアード物語』『魔術師ベルガラス』を読み終わり『女魔術師ポルガラ』の最終巻を読んでいる所です。

先週、この『女魔術師ポルガラ』の1巻を読んでいて電車の中で涙してしまったのは、流石に恥ずかしかったが、でもね、本当に泣けます。これは先に書いた2作品を読んでいた事にも起因していて、物語の主人公への感情移入が進んでしまっていたからでしょう。しかし、それほどのめり込める作品でもある、と言えます。

そろそろ、この作品も読み終わるので、全ての物語の終演を迎える『マロリオン物語』が、今から楽しみです。

魔術師ベルガラス

2007年02月08日 | 
ようやっと読み終わった。
『ベルガリアード物語』『マロリオン物語』の外伝的物語。
ファンタジー小説である。
この面白さを、如何にして伝えるべきか。
やはり、まずは『ベルガリアード物語』を読んで欲しい。
この物語に至るまでの、主人公の苦労、喜び、嘆き、諦め、それを見て取る事ができる。そして、永遠にも似た時を生きる者が見た世界と世界観、多用な人々が織りなす歴史。そこに確かに歴史は存在した。正史とも言える『ベルガリアード物語』の理不尽とも思える出来事なども、その意味する所を知る事が出来るであろう。これを読むことで、まさに、歴史の証人となるのだ。そういう意味で、この本の面白さは、歴史小説を読むような楽しさに近いのかも知れない。

国際摩擦と法

2006年06月22日 | 
などという本を読んでしまった。
この手の本は、あまり読まないようにしていたのだけど、読み終わってみると、読んで良かったと思った。というのも、私は基本的に市場主義が正しいと思っていたが、その程度が変わりました。私の考え方は、かなり性善説に基づいていたのだな、と思い知らされました。で、改めて、世界を抜きには日本を語れないという事も思い知らされました。

著者:石黒一憲

この人の考え方は、非常に共感が持てます。
興味ある人は、読んでみてください。

日本が今に米国に媚びてきたか、米国が如何に傲慢か、という事も見て取れます。しかし、それと同時に、日本が果たすべき役割も見えてきます。

カリスマ体育教師の常勝教育(Book review)

2005年06月22日 | 
著者である『原田隆史』氏は、松虫中学校で7年間に13回、陸上日本一を誕生させ全国から注目を浴びた方です。

この本の中では、教育において4つのプロセスが大切だと説いています。
何故、その4つのプロセスに至ったのか、どのようにして、そのプロセスを実践していくのかが語られています。それも、全て、実践を基に。
実際に行ってきた事、実績を基に語られているので、非常に説得力があります。

この本を読んで、色々な事を反省させられました。
自らの生活を改めたくなる一冊です。

軍師 竹中半兵衛

2005年05月10日 | 
という本を読みました。
私は、竹中半兵衛については、ほとんど知らなかったのですが、「日本の諸葛亮」と称されたり、「秀吉の両兵衛(劉邦の軍師、張良と陳平になぞらえて)」と称されるなど、噂だけは耳にしており、非常に興味のあった人物でした。

読み終えての感想ですが、非常に面白かったです。
半兵衛に関するエピソードは、その生涯が短かった事や、あまり歴史の表舞台に登場しなかった事もあり、非常に少ないと聞いており、どのように物語が展開されるのか興味深かったです。いざ読んでみると、その為人が違和感無く表現され、一部で奇行とまで称される隠遁生活に至るまでの流れも、違和感の無いものでした。

書中にある、お市の方(信長の妹)と心を通わせるところなどは創作であろうが、物語に深みを与えるものとしては、興味深いものでした。

余談では、あるかも知れませんが、何故「竹中半兵衛」と言われる事が多いのか?と疑問を投げかけているHPがありました。どういう意味かですって?それは、以下のURL先にある「竹中半兵衛の不思議」を参照の事。

http://www.tcp-ip.or.jp/~hajimey/gifu-cm/tamura/hanbei-index.htm