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日常あるいは平穏な日々

日々思う事をつれづれなるままに書いていこうと思います。

日常あるいは日本の経済状況について考えてみる日々 ~補足~

2017年12月10日 | Weblog
先日の経済の投稿内容について、なぜ、そういう理解になったのか、いまいち納得できないという意見があったので、少し補足します。

現在、日銀による金融緩和が進められていますが、マネーストック(市場に流通している通貨のこと)の推移です。
http://www.nippon-num.com/economy/money-stock.html


次に、企業の内部留保の推移です。
http://www.nippon-num.com/economy/money-stock.html

どちらも伸びていますが、その伸びには乖離があることが見てとれます。
要するに、マネーの流動性が上がらない(経済が上向かない)原因が、企業の内部留保が大きな原因とは考え難いことを示唆しています。

次に、家庭の貯蓄推移と可処分所得、実質賃金の推移
http://www.garbagenews.net/archives/1325243.html
http://www.garbagenews.net/archives/2045729.html
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/wage2017/

こちらを見ると、家庭の貯蓄や可処分所得、実質賃金は、減少傾向、または、現状維持傾向と言えそうです。
ということは、マネーストックは増えても、家庭の所得や貯蓄は増えておらず、どこかでお金の流れを止めている人(または、団体?)と、一般家庭の裕福度に開きが出てきていることが予想されます。
では、所得格差を示す、ジニ係数の推移を見てみましょう。

http://www.es-inc.jp/graphs/2017/grh_id008991.html

再配分所得のジニ係数は、ここ10年ほどは、ほぼ横ばいではあるものの、当初所得のジニ係数は拡大の一途です。
これを見ると、実際の金銭的な経済格差は広がっていないものの、所得の伸び悩みが見て取れます。

そこで、株式 債権の取引高推移です。
http://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/misc/tvdivq00000023wp-att/historical-genbutsu.xls

2012年以降、特に伸びていることが見て取れます。実際、日経平均株価も2012年以降上昇しています。
http://ecodb.net/stock/nikkei.html

その他、企業が自社株買いを増やしていることや、新規事業への投資が少なく、現在の事業の効率化や維持に投資が向いていること、労働者不足と言われながら、何故、賃金の上昇が進まないか、減少傾向にある労働人口だとかを見て行くと、マネーストックが増えて、そのマネーの向かう先の多くが金融商品であるとしか思えない状況ということになります。

尚、現在、日銀は、6兆円ものETF買いを行っており、その影響度について、以下のようなレポートがあります。
http://toyokeizai.net/articles/amp/130970

日銀からして、このようなことをしているわけですが、結局、マネーストックが増えても流動性が上がらない一番の原因は、需要が無いことだと思います。
新しく欲しいものが少ない。だから、使い道として、金融商品しか無い。それが今の状況なのだと言えそうです。なので政府は、この金融商品に向かっているお金が市場に流れるような政策を取らない限り、現在の経済状況は改善しないだろうと思います。

日常あるいは新年のご挨拶をする日々 ~謹賀新年~

2012年01月03日 | Weblog
皆様

新年、明けましておめでとうございます。
昨年は、あまり更新できませんでしたし、今年も、あまり更新できない様な気がしますが、ゆるゆると書き綴っていきたいと思いますので、今年も、よろしくお願いします。

さて、昨年を振り返ってみると、非常にタフな1年だったというのが、第一印象です。
お会いした方には良く言っているのですが、久しぶりに1年を長いと感じました。

これまでは、様々なところに顔を出し、様々な情報を仕入れたり、色々な人にお会いして刺激を受ける、ということを繰り返していましたが、昨年は、自ら動いてアウトプットを行うための準備に奔走した1年だったと言えます。これまでの様々な活動が、昨年の準備活動にも生きていることを実感した1年でもありました。

「やって無駄なことなど、一つもない」という言葉を聞く事があるかと思いますが、私が昨年感じたことは、「動いたこと、やったことの一つ一つを活かすことで、初めて無駄がなくなる」ということです。これまでの経験も、活かすことが出来なければ無駄になります。でも、それを今に活かす道は様々にあり、その様に活かす方法を思いつくか、考え出せるか、気付けるか‥。その重要性を実感した1年でもありました。

今年の抱負としては、準備期間も終盤に差し掛かってきたこともあり、最低1つは、何かしらのアウトプットを行いたいと思います。ひょっとしたらそれは、非常に小さなアウトプットだけに終わるかも知れませんが、それでも1つ、何かしらのアウトプットを行うことを目標としたいと思います。

ということで、あまり具体的な内容では無いかも知れませんが、以上をもって、新年のご挨拶に代えさせていただきたいと思います。

日常あるいは転機を迎える日々 ~新たなる挑戦~

2011年01月03日 | Weblog
という事で、決意表明的なものです。

今年より、上田学園への協力を開始します!

一部の友人・知人はご存知だと思いますが、ここ数年私はずっと、教育に目を向けてきました。
私の幸せを考えた時に、社会が平和になる事が必要であり、そのためには教育が重要であると思い至っていたからです。
その中でも「如何にして教育に関わりを持って行けるか」が、長い間の私のテーマでもありました。
なんと言っても、自分の生活も守らなければいけないし(自分の生活も儘ならない様では、周りに迷惑をかける)、
生活を守りながら出来る事が何かと考え続けていました。

それとは別に、自分の生活を抜きにした時の最終目標というものも考えていました。
教師になるのか、ボランティアをするのか、塾でも開くのか…。
私の結論は、フルタイムの教育の場を作ろうというものでした。
今の学歴や偏差値に価値を置く事に対して疑問を持っていましたし、
実際、それらが社会で通用するものでは無いという認識もあったので、
社会に出て一人立ちするために、本当に必要な教育の場が、もっと必要だという認識からでした。
そして、その様な教育の場は、短時間の塾では限界があると思っていた事もあり、
フルタイムの教育の場という事に対して、拘りを持つ様になりました。
この「教育の場を作ろう!」という結論に達したのは、実は、昨年の夏頃の話であり、
教育に関心を持ち始めて5年程が経過していました。

そんな折、変わった教育の場を提供している施設を知ります。
上田学園、そう呼ばれる場所でした。

切っ掛けは全くの偶然です。
とある勉強会のMLに、上田学園の卒業生と言う方からの挨拶が流れます。
教育に興味を持っていた私は、そのMLを読んだ時に早速、上田学園を調べ、
非常に興味深い取り組みを行っている事を知ります。
そして、その卒業生の方にアクセスし、直接お話をお伺いし、その2週間後には、
上田学園の見学に足を運ぶ事になりました。
そこで、上田学園の園長である上田さんとお話をする機会を得、
学校の運営を協力してくれる人が必要だという認識である事を知ります。

正直悩みました。
この学園に協力する事は、私の目標に近づく事である事に疑いはありませんでしたが、
会社員を続け働きながら、別の何かを始める事に対して不安もありましたし、
「自分に、それが勤まるのか?」という思いを払拭する事は出来ませんでした。
でも、「自分がやりたいと思っている事」それを行うのに、多少のリスクやコストを払う事は、
避けて通れる筈もありません。そして動かなければ何も変わらない事は、自身が良く分かっているつもりです。

そこで上田さんに相談を持ちかけ、話し合いの結果、上田学園に協力する事になったのです。
私はここで、ボランティアという言葉は使いません。
理由は、上田学園に貢献する事は勿論ですが、ここでの経験は、今後の私の目標を達成する意味でも
必要な経験になると考えているからです。
そのため、上田学園への貢献は自分のためでもあり、一方的なものでは無いという意味で、
「ボランティア」という言葉を避けたいと思っています。

正直、今でも不安はあります。私は、人より、それ程優れた人間だとは思っていませんし、
「自分は身の丈に合わない、大それた事に取り組もうとしているのではないのか?」
との思いは、今でもあります。
とまれ、何かしなければ変わらない、進まないというわけで「まずはやってみよう!」
と思っています。

この様なわけで、今後は、プライベートな時間の確保が、より困難になります。
ひょっとしたら、人によって疎遠になってしまう方も出てくるかも知れません。
しかし出来れば、今後とも、皆様と変わらぬ関係を維持できましたら幸いです。
そして、皆様におかれましては、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いしたく存じます。

P.S.
というわけで、今後、毎週土曜日は上田学園に居る可能性が高いです。
(状況により、居ない事もあります)
ご興味がありましたら見学も可能なので、お気軽にご連絡いただければと思います。

日常あるいは新たなる挑戦を目の前にする日々 ~新しい挑戦は、いつだって不安~

2010年12月30日 | Weblog
という事で新年より、新しい挑戦に臨むことになりそうです。
と言いますか、ほぼ確定なのですが。

因みに転職ではありません。勿論結婚でも無いですよ(その前に彼女を作らないと‥)

まだ正式ではないため、詳細については決定後となりますが、
皆様には、是非、今後ともご指導ご鞭撻を賜りたく、よろしくお願いします。

正直、私は普通の人であるし、そんなに大それた事をする様な人では無いと思っています。
「慎ましくも、恥ずかしく無い生き方ができれば、それで良いじゃないか」
というのが本心で、ホント、平穏に生きられるだけで十分幸せなではないかと。
だから、人と少しでも違う事を行う事には、常に不安が付き纏います。

一部の友人からは
「どの口が言うか!(笑)」
とか言われそうですが、これが本心ですよ。
でも先日、私が知人(友人というには恐れ多い。相手は「マブダチ」と言ってくださっていますが‥)から
色々と言葉をいただいた中で、
「そういう不安があっても、それでもやっていこうという覚悟があれば良いのだ」
と思える言葉があり、と同時に、その覚悟が今の私に求められている事なんだな、と思いました。

と、ここまで書くと、なんか大げさに映るかも知れないのですが、
詳細を読んだ時に拍子抜けさせてしまうかも知れません。
でも個人的には、これは大きな転機になる予感がしているものですから‥。
自分の感が正しければ、仕事を辞め、大学院に入学し、
初めての一人暮らしを始めた7年前と同等か、それ以上の転機に成り得るのではないかと‥。

これだけだと、何の事だか、サッパリ分かりませんねw
既に腹は決まってます。でもやっぱりまだ不安はあるので、少しだけ吐き出したかったのです。

さて、これを読んでいる友人・知人が、どれ程居るのかサッパリ分かりませんが、
詳細については、もう少しお待ちください。

■追記
ここまで書いて読み返してみて思ったのですが、人に映る景色というのは、常に違うんですよね。
当たり前だけど見過ごし勝ちな事。でも、とても大切な事。
詳細を書いた時に、きっと「そんなことか」と思う人も多いと思うのですが、
私にとっては大きな一歩と思えているわけです。
こういう、人に見える景色は違うという事、気に留めておこう。
人の気持ちを汲める人って、そういう事に気付いてあげられる人なのかも知れないと思った。

日常あるいは思索に耽る日々 ~現在の世界の動きについて考えてみた・更に続き~

2010年11月05日 | Weblog
更に続き。

『お金経済圏』と『非お金経済圏』は、断絶するか?
これは、否です。

これまでの話は、失業率を軸に内容をまとめたため、
『非お金経済圏』の全ての人の収入が零であるかの様でしたが、
そうは成らないと考えています。
例えば、『お金経済圏』とお金を通じた取引があるものの、
そこで得たお金だけでは生活できない人達も存在すると考えます。
月収入が数万円以下の人達と考えてください。
この様な人達は、稼いだお金で購入したものを『非お金経済圏』の
人達と共有しながら、共有物として提供する代わりに、
(それは、本かも知れないし、家電製品かも知れない)
生活の糧を得て行くようになると考えられます。
このグループの社会を『準お金経済圏』としたいと思います。

この様に、既存の資本主義の中で生活できる人と、出来ない人。
出来ない人の中でも、既存の資本主義との取引が存在する人と
存在しない人が出てくる様に思います。

ここまで、『お金経済圏』『非お金経済圏』『準お金経済圏』と
カテゴリを3つに分けたわけですが、これらは、
実際には、【お金】に対する依存度の高いところと低いところの間で、
3分割されているされているのでは無く、【お金】への依存度の高さは、
実際には、人や家族や共同体によって様々であると考えられます。

現在でも、都会と田舎では【お金】に対する依存度に
差がありますが、今後は、その差がより顕著になり、
もっと、【お金】に頼らない生活というものの議論や
実践の必要性が高まる社会になっていくと考えています。

この様なわけで、失業率が低下せずにデフレが続けば、
【お金】というものは、より偏在が加速し、
(そもそも、お金中心の資本主義は、お金の偏在を
助長する様に出来ていますが)
【お金】を中心とした価値観の中での貧富の差は、
より大きくなっていく中で、新たな経済のエコシステムの構築が
必要になってくるのではないかと思うのです。

現在の資本主義社会において、経済活動を行う主体は、
この偏在を止め方向に力をかけられません。特に企業はそうです。
そのため、お金の偏在を防ぐ為に、本来であれば政治のレベルで、
所得や資産に対して累進課税を課すなどし、
資本の再分配を推進する仕組み作りが必要なのですが、
現在は、その流れに逆行しています。
(所得への累進課税の最高税率や法人税は下げられ、
消費税は増税される方向に向かいつつある)

ここに至って社会は、現在の資本主義への対抗処置として、
以下の2つの方法を取り得られると考えられます。
・資本を再分配する強力な仕組み作り
・【お金】に依存せずに生活できる仕組み作り



私がこれまで書いたシナリオは、【お金】を中心とした資本主義では、
【お金】を握る人の力が強過ぎてしまい、前者の仕組み作りを阻害する
要因になっているため、後者の仕組みを作る方向に流れるだろうという
想定の元に書いたものです。

尚、社会構造が、このモデルに近づいた際に、
分からない点としては、以下のものがあります。

(1) 『非お金経済圏』の人達は、電気、ガス、水道、などの公共のサービスは受けられるか?
(2) 『お金経済圏』に属する人達が『非お金経済圏』にシフトせざるをえない
 状況に陥った際に、低賃金で過労を厭わないような、お金に奴属する人が
 出てこないか?

「(1)」 については、国に期待したいと考えています。
例えば憲法には、以下の様な条文があります。

第25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

第25条では、国民の権利についてのみの記載のため、国に責任はありませんが、
第25条の2では、国の責任について言及があります。「(1)」を得られない人に
得られる様にする事は、社会福祉と言ってしまうと、拡大解釈になりそうですが、
しかし、それくらいは望んでも良い様な気がします。

「(2)」については、全く分かりません。
私であれば、この選択をしない、という事以外は‥‥。
もし、お金に奴属する人が一定人数現れると、合法的奴隷環境の出来上がりで、
このお金中心の資本主義においてトップの方に君臨している資産家の一部の人は、
この様な環境が出来上がる事を望んでいる様な気がしてなりません。
その他に生きる方法があるにも関わらず、それでもお金に奴属して生きようという人の考えは、
私には、理解の域外です。

日常あるいは家族旅行の日々 ~2日目 2010/9/18~

2010年09月23日 | Weblog
7:00 起床
7:30 朝食
この旅館の朝食、ちょっと残念でした。
この前の晩の夕食のレベルが高過ぎた為、そのギャップが大きかったせいもあるかも知れませんが、料理旅館とあったので、もう少し高いレベルを期待していたのですが、とっても平凡な朝食でした。量は、朝食にしてはボリュームたっぷりなので、その点については、満足です。

8:00 連続ドラマを見る
両親が「ゲゲゲの女房」にはまっているため、それに付き合わされた格好ですw
ちなみに私は、この1年半、10時間もTVを見ていないと思います。

8:20 チェックアウト
観光中は荷物を持ちたく無いので、荷物預かり所が無いか確認するも分からず。
結局、途中にあった交番で確認。結論としては、駅のコインロッカーに預ける事に。

8:40 嵐山駅のコインロッカーに荷物を預ける

9:00 天龍寺
http://www.rinnou.net/cont_03/10tenryu/
ここは庭園と、近年描かれた天井の龍雲図が有名。
広くて解放感のある庭園に、白い砂と池と緑のバランスが良いです。

10:00 竹林の道を通る。
この後、常寂光寺に行く予定が、道を誤り二尊院へ。
嵐山周辺は、かなり歩く事になったので、このロスは痛かった。

10:30 二尊院
http://www.tokyo-kurenaidan.com/aishinkakura-3.htm
ちょっとした山寺といった趣のお寺で、本堂まで、そこそこ階段を上らなければいけない。本堂の脇には、鐘楼もあり、鐘を自由に突く事ができるため、ここでも鐘を突いたが、あまり強く突き過ぎると、あまり良い音がしない事を知りました。後から母さんが突いた鐘の音や、その後の人が突いた鐘の音は綺麗でした。
鐘楼の脇には更に上に上る階段があり、そこには、とても質素な佇まいの法然上人の廟がある。

11:15 常寂光寺
http://www.jojakko-ji.or.jp/
こちらもまた、ちょっとした山寺の様な趣のお寺。
本堂まで階段を、かなり登らないといけないが、本堂からさらに脇道を上ると多宝塔があり、そこから嵐山の町を見下ろす事ができる。

12:00 昼食(あだし野)
http://r.tabelog.com/kyoto/A2604/A260403/26000893/
二尊院の目と鼻の先にあるお店。
観光地としては、比較的良心的な値段設定で、味も悪くない。
特筆する程、良くも無いが。
ただ、観光するコースに近く、立地としては非常に良い。

12:50 祇王寺
http://www.giouji.or.jp/rekishi/index.html
ここは、苔の庭が面白い。
庭の脇には、それぞれの種類の苔も分けて紹介されている。
ちょっとした腐海(『風の谷のナウシカ』参照)を見ている気分である。
本堂というか、庵といった趣の建物には、位牌や仏像が並べられ、苔が群生する院らしく、薄暗い雰囲気で、粛然とした気分に浸れます。

祇王寺の両脇には滝口寺と壇林寺がありますが、調査&相談の結果、ここはスルーしました。
特に壇林寺について寄る事を検討されている方は、寄られる前に下調べをされる事をお勧めします。


13:50 化野念仏寺
http://www.nenbutsuji.jp/
お地蔵さんが大勢居るお寺。40年前に来た両親曰く「昔はもっと雑然としていた」との事。
そりゃあ40年も経てば雰囲気も変わります。ついでに言うと、「京都全体に言えるが、すっかり観光地化してしまった」とも言っていて、時の移ろいを感じていたようです。
六道のお地蔵さんも、昔は無かったんだろうなぁ。

15:20 大覚寺
広い敷地の真ん中に、大きな牛車が居座ってます。
敷地内にある建物のほとんどは、渡り廊下で結ばれていて、何度も靴を脱いだり履いたりせずに見て回る事が出来る点は、流石に、元、皇室の方が利用されていた施設だと思います。

17:00 宿泊地へ移動(菊香荘)
http://www.kyokanko.or.jp/shisetsu/shukuhaku_d.phtml?id=020047
古めかしい旅館ですが、高級旅館では無く、庶民向けの旅館。母さんは「前日宿泊したところは、新しくて綺麗で、あっちの方が良かった」と言っていましたが、古い事を除けば、清潔感は保たれており、宿泊するのに全くストレスは無かったです。
1部屋12畳+浴場、トイレありの部屋は、広さの点でも快適でした。

徒歩2~3分のところにはコンビニもあり、飲み物の確保なども容易です。

大浴場は、10人くらいが余裕で入れる程の広さ。ただ、私が入った時には、湯を張り終えたばかりの筈が、湯に白い粕の様なゴミが浮いており、その点は、大きなマイナスだった。

19:00 夕食(旅館にて)
ここで出される夕食は、会席料理。前日の料亭の様に、コースで順番に出てくるという形では無く、テーブルに全て並べられる形式。品目数は7品目ほどあり、お腹いっぱい食べられる。そして味がまた良い!流石に、前日の料亭とは比べられないが、それでも、どれも満足のいく美味しさだった。

次の日の予定を立てたり本を読んだりしながら体を休めて、就寝。

日常あるいはグルメな日々 ~鮎ラーメン~

2010年07月19日 | Weblog
先日、友人二人と富士山の麓にある、忍野八海と、山中湖に行ってきたのですが、その帰りに、「鮎ラーメン 二子玉川店」に寄ったので、その感想をば。


鮎ラーメン 二子玉川店
東京都世田谷区玉川3-15-12
玉川3丁目マンション 102号
営業時間:
[月~土]:11:45~16:00(夏季のみ)、20:00~翌1:00
[日・祝]:11:45~16:00(夏季のみ)、18:00~24:00
定休日:無休

絶対的な味:4.8
価格満足度:4.0
店の雰囲気:4.0
注文した品:鮎ゴトラーメン、鮎姫ごはん
コメント:今回の評価は、大分、迷いました。というのも、「とみ田」に4.8をつけていて、それが基準になるだろうと思っていたのですが、系統があまりに違い過ぎ、同列に評価できない事が1点。もう1点は、既に魚介系つけ麺に飽きが来始めていて、公平な評価をし難い心理状況にある事です。ただ、今回の衝撃は、最初に「とみ田」を食べた時に匹敵すると思い、同点としました。
注文したのは「鮎ゴトラーメン」で、一夜干しの鮎が1匹まるごと入っています。店主によれば、鮎は川によって香りが異なり、(場所失念)の鮎が、一番合うので、そこから取り寄せているとの事で、こだわりを感じさせます。実際、私の父は、鮎釣りが趣味なので、川に寄って、鮎の香りが違うというのは、なんとなく分かります。身ぶりも違いますし。
出汁は、野菜を主として、少量の鶏がらから取っているそうです。
さて、味についてです。味は薄味で、最初にスープに口を付けた時には、「スープとしては美味いが、麺と一緒では薄いのでは?」と懸念した程でした。しかし、細縮れ麺は、スープと良く絡み、全く物足りなさを感じませんでした。薄味で上品な味付けのため、誤魔化しが利かない状態ですが、本当に美味しいです。野菜が主という事で、コンソメ風な味付けと言えば良いかも知れません。
上品で優しい味付けのため、外食で濃い味付けに辟易としている人には、特にお勧めです。
また、食後は、ご飯(鮎の骨と一緒に炊いているそうです)をスープに入れて、おじやにするのもお勧めです。これまた、麺とは違った美味しさを味わえます。

このお店の良かったのは、店員さんの人柄もありました。友人がカメラを持って行っていたのですが、「鮎の写真撮りますか?」と、結露している水槽を拭いてくれたり、店主は店主で、七味やラー油について解説してくれたり。もちろん、こちらから話しかけたという点もあったからとは思いますが。
小物についても、気遣いが行き届いていて、例えば団扇。こういう小物って、有りあわせの物を置いてしまいがちですが、お店の雰囲気を損ねないデザインの団扇が置かれていました。友人は、器にもこだわりを感じた様ですが、私は気付きませんでしたw

そんな感じで、お店も小奇麗でしたし、ラーメン一杯が1000円というのは一見高い様に見えますが、鮎が一匹入っている事と味を思えば、妥当だと思います。

今は鮎のシーズンですし、お店の人も「今が美味しい時」と言っていたので、興味が湧いた方は、この鮎のシーズン中に行く事をお勧めします。

日常あるいは健康診断の日々 ~結果~

2010年07月19日 | Weblog
というわけで、健康診断の結果が出たので、そのまとめ。

何故にこれを書こうと思ったかというと、中には居るわけですよ、
私の食生活は、良くないんじゃないかという人が。
じゃあ、どういう食生活かというと、"ほぼ"ベジタリアンな食事なわけです。
人と外食する時には、そこそこ肉も食べますが、自室では一切食べません。
一応、魚は、時々食べます。
他に取っている動物性の蛋白質は、ヨーグルトですね。
脂質ゼロ(と言っても、本当は、全くゼロじゃあ無いんですけど)の。

まぁ、そんなわけで、菜食中心主義者の健康診断結果です。

ちなみに基準範囲を超えて高い値を示した項目は、零です。
逆に、低い値を示した項目は、以下の2項目
・BMI
・LDL-コレステロール

この「LDL-コレステロール」の値は、2年前にも基準値以下でしたが、
この値、調べても『高い場合には、気をつけましょう』という事以外、
低い場合の事は、何も書いてないです。
脂肪を全身に運ぶ役割を果たしているという事ですが、
少ない場合に気をつける事って何でしょう???

「BMI」については、言わずもがななので、敢えて書きません。
現在、慢性的な運動不足という事もあり、食事に気をつけ、
肥満にならないようにしているので、多少低い分には、全く気にしてないです。

という事で、至って健康そのものですね。

ちなみに前回は、中性脂肪も基準範囲を下回ったので、
今年は、それを念頭に入れた食事をしていました。
目論見通り基準範囲に入った事で、してやったりな感じですが、
予想より多くなったので、少し気をつけようと思います。
(それでも基準範囲の下の方なんですけどね)

食事も色々と試して来ましたが、最近の結論としては、
「動物性脂肪を取らない」
これさえ気をつければ良い様な気がしてきました。
ダイエットを始められる方も、ここから始められては?
と思います。

【ご質問】何故に静岡の観光客が多いのか???

2010年06月29日 | Weblog
皆様に質問があります。
もし分かる方がいらっしゃいましたら、ご教授お願いします。

先日、知り合いからのメールで、以下の資料を知りました。

http://www.bk.mufg.jp/report/ecorevi2010/review100618.pdf

興味深いのは、5Pの県別訪日中国人観光客数です。
千葉、東京、大阪、北海道、愛知が多いのは分かり易いのですが、
静岡と山梨が京都に比べて多いのは、非常に不思議な感じを受けます。

私は元静岡県民ですが(心は今でも静岡県民です)、
その私から見ても、この結果に納得できる様な要素が思い浮かびません。

もし、上記の点について、ご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教授いただけないでしょうか?

よろしくお願い致します。

日常あるいは平穏な日々 ~最近思うこと~

2010年06月07日 | Weblog
ここ3ヶ月ほど、勉強会やイベントなどへ、ほとんど参加しなくなりました。
まぁ、理由は色々とあるのですが、それはそれとして、しなくなって思った事は、

・そういうのに参加しなくても、実は、色々と忙しい人だった事が分かった
・忙しいにも関わらず、イベントなどに参加していた事で溜まっていた負債(積読状態の本が多い、部屋が片付かないなど)が、想像以上に大きかった事に気付いた(未だ、完済の目処は立たず‥‥)
・イベントなどから得られるものが、大分、減ってきていた(真新しさが無くなって来たとも言う。入り口には立ったので、後は、自分で出来る事が増えたとも)
・出費が減ったw

とまぁ、そんな感じです。
しかし、それでも情報というのは入ってくるもので、ここ1年は、新聞もTVもほとんど見ていませんが(TVに至っては、10時間も見ていない)、それでも事足りる事にも気付きましたね。本当に必要な情報というのは、限られたものなんだと。

とは言え、人と会う事で得られるエネルギーというのは確実にあるので、全く外出しないわけでは無いですが、今まで知り合った人の中でも、会いたい人や、再会の機会のある人と会う事で、濃密なコミュニケーション重視の方向に傾き始めました。これはこれで良いものですね。最近は、朝の時間とお昼の時間を利用して人と会ってますが、無駄が無くて良いですね。

最近は、浪費癖も沈静化傾向にあり、これもまた良い傾向です。これで後もう少し、時間を作れるようになれば言う事なしです。負債の完済も必要ですが、それ以外にも個人的にやりたい事や、やらねければならない事が山ほどあるので(個人的なプロジェクトとか)、そっちにも精力を傾けたいです。

という事で、近況でした。