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日常あるいは平穏な日々

日々思う事をつれづれなるままに書いていこうと思います。

日常あるいは羽生善治竜王の永世七冠達成について思う日々 ~羽生竜王、永世七冠おめでとうございます!~

2017年12月11日 | 芸術&文化
羽生善治竜王の永世七冠獲得のニュースには、本当に勇気を頂きました。
中原誠十六世名人のコメントにもあるように、最近は、羽生竜王ほどの棋士であっても、以前ほどには勝てなくなって来ていました。
かつては、七大タイトル(数年前に「叡王」が創立されて、現在は八大タイトル)を総嘗めにしていたこともある羽生竜王ですが、今回の竜王戦に勝利するまでは、「棋聖」のタイトルを保持するのみでした。

普通に考えれば、タイトルを一つ保持するだけでも凄いことなのですが…。

竜王戦について言えば、渡辺明棋王が竜王戦で異常なまでの強さを発揮していて(歴代最多の十一期保持)、羽生竜王も竜王のタイトル戦で渡辺棋王に2度、退けられています。
羽生竜王の永世竜王の獲得を応援していたものの、これらの状況から、タイトル獲得は、以前にも増して容易ならざる状況にあると思っていたので、今回の竜王戴冠には、感銘を受けるばかりです。

最後に羽生竜王の言葉を引用します。
「過去の実績で勝てたといっても、これから先に何か盤上の上で意味があるかと言われれば、あまり意味がなくて。常に最先端を探求していくという思いでいます。」

私も常に過去の自分を超えていく、その思いで生きて行きたいものです。

https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201712050000416.html

日常あるいは音楽を聴く日々 ~高橋名人~

2010年01月17日 | 芸術&文化
という事で、今度、高橋名人がCDを出します。

以前、高橋名人主催のイベント(真夜中のゲーム大会)に参加した事があるのですが、名人、歌上手いです。ギターも上手かったです。この人、本当に多才で、blogを読んでいても、凄く良い人だと思います。

話が逸れました。

という事で、その CD の販促の PV が Youtube にアップされていたので、気になる方は、是非、アクセスしてみてください。高橋名人が出てきた当時、ゲームに熱中していた世代には、結構、クるものがあると思いますw

http://www.youtube.com/watch?v=VAffx57B0s0

上記、URL にアクセスし、是非、楽しんでください。

日常あるいは芸術な日々 ~ミレイ展~

2008年10月19日 | 芸術&文化
渋谷 bunkamura にて開かれた、ミレイ展に行った。

ミレイの作品は、その絵のドラマ性と美しさが際だっている。
代表作でもある「オフィーリア」などは、その最たるものだろう。

ミレイの作品には、肖像画が多い様に思う。ミレイは、対象の人物の内面を描き出すことに優れた人なので、肖像画からも多くの印象を受けるし、良い作品である事に疑いは無いが、やはり、人に焦点を当てていてさえ、ドラマ性を持たせた作品からの方が、圧倒的な印象を受ける。という事で、上の様な私の感想なのであるが、果たして、他の人は、どの様な印象を持たれるでしょう?

日常あるいは芸術な日々 ~コロー展~

2008年08月31日 | 芸術&文化
国立西洋美術館で開かれた「コロー ~光と追憶の変奏曲~」という展示会に行って、コローの絵を見た。

コローも、系統で言うと印象派になる様だが、古典主義的な写実性との融合で、素人の私にも非常に分かり易い(笑)、綺麗な絵が印象的だ。パッと見ると、非常に写実的であるので、よくよく観察すると、印象派的な手法も取り入れられており、非常に興味深い。
コローの絵の真骨頂は、陰影だと思う。朝日が差し込む情景や、日が傾き始めた時間帯の情景、または、森の中。光と影のコントラストがハッキリするシーンの絵の美しさは圧巻。


話は変わるが、この時に美術館で、変わった人を見た。
カップルだったので、デートだったのだと思います。
出口にある関連商品売り場に並べられている本を見て、男性の方が、
「本の絵と展示されている絵が、全然違うんだけど、あれ本物?展示されてる絵は、なんか光ってるし」
などと言って、売り場の人を困らせている。
スタッフも丁寧に根気強く対応するも、理解は得られず、結局
「あれ、偽物なんじゃないかなぁ」
と言いながら帰って行ったが、こういう人って居るんですねぇ。
こういう人って、お金も時間もかけて、美術館に絵を見に来る意味が、あるのでしょうか?

日常あるいは芸術な日々 ~ルオー展~

2008年08月16日 | 芸術&文化
出光美術館で、ルオー展が開催され、見に行きました。

系統で言うと、印象派の系統でしょうか?
特徴は、なんと言っても絵の具の重ね塗りによる、起伏である(技法名は、忘れたw)。
その起伏による表現も手伝って、観る者に重厚的な印象を与える。

ルオーの絵から伝わる事は、ほぼ一環して「苦痛」である。観ていると「この人は、何をこんなに苦しんでいるのだろうか?」と思わされる。見終わった後には、悲しい気持ちになるほどだった。この人の絵に宗教画が多いのは、自身が苦痛を抱えているからなんだろうと思わされる。

私は、どちらかと言うと印象派の絵は好みでは無いが、ルオーの絵の圧倒的な迫力とメッセージ性には、流石にやられた。実物を見なければ分からない絵の代表格の様な作品群なので、機会があれば、1度は観るのも一興かと。

芸術な日々 ~レオナルド・ダ・ヴィンチ展~

2007年05月01日 | 芸術&文化
昨日は昼過ぎに上野で友人kouと合流し、レオナルド・ダ・ヴィンチ展を見に行った。と言っても、展示されている絵画は受胎告知のみ。それ以外は、様々な文献から復元された模型や複製のみ。ダ・ヴィンチに対する理解を深める機会としては良いが、美術展として期待して行くと、期待を裏切られる。
さて、その目玉である受胎告知だが、ここで注目したいのは絵だけに止まらない。では何かというと、その絵を保護するガラスである。実際に美術館に見に行った方は、きっと思った事でしょう。
「これ、ガラスで保護されてるんだよね?」
そう、ガラスが、ほとんど見えないのだ。これは、非常に高価な低反射率のガラスを使用しているためで、詳しくは、この記事を読んでいただきたい。
実際、驚くと思います。

そして、日立の展示。これは、日立がデジタル複製技術を以て、高精細な複製画の制作の許可をフィレンツェ美術館より得た事によるもの。しかし、所詮は複製画。存在感が違い過ぎます。それでも取り込まれたデジタルデータの方は驚きの一言。あまりに精細に取り込めるために、フィレンツェ美術館職員でさえ気づかなかった描き込みまで明らかになってしまった程。その一つが、聖母マリアの右手が置かれている聖書の文字。日立のデジタル技術により、初めて、その聖書に文字が刻まれている事が確認されたとの事です。内容については、私が行った日に、日立の職員に明らかになった事が伝えられたとの事だったのですが、実際の内容については、論文だかで発表されるとの事で、その場では明らかにされませんでした、残念。

そして、受胎告知そのものも、もちろん言うまでも無く美しく、確かに、ダ・ヴィンチの作品がこれだけというのは物足りないかも知れないが、地元フィレンツェの住人から、国外への持ち出しの反対の声が挙がった程の作品ですから、日本では、もう当分見られるチャンスが無い事を思えば、一度は見る価値ありだと思います。

日常あるいは平穏な日々 ~Gregory Colbert~

2007年03月18日 | 芸術&文化
今日は友人と申し合わせて、午前は『六厘舎』でラーメンを食べ、午後から、『移動式仮設美術館・ノマディック美術館』へ行きGregory Colbert作品を観覧し、更に、友人の一人と別れ、別の友人と合流し『おがわ温泉花和楽の湯』へ行った。
なんとも癒された1日であった。

さて、まずは、『移動式仮設美術館・ノマディック美術館』について。
実は、全く知りませんでした(^^;
ただ、友人Leoが「この美術館は世界中を展示して回っていて、日本に来るのを、ずっと待ってたんだよ!」というので興味をそそられ、一緒に行く事にした、というのが実情です。Leoは、美術や写真などの芸術系にも興味を持っている人なので、そいつが言うんだから、ハズレは無かろう、というわけです。
詳しくは、リンク先にある公式HPを参考にしてもらうとして、私の感想をば。

結局、この人が言いたいのは、自然と人と動物との調和の美しさを表現する事で、そういう事に感心を持ってもらいたいのかな?というもの。実際、非常に美しいです。モノトーンにする事で、一つ一つの情景に想像力の入り込む余地がある事も、手助けになっていると思います。
連綿と続く悠久の時の流れを思わせる水、眠るように横たわる人々。そこには時間に追われる事の無い、たゆたうような緩やかな時に満たされており、時に充足させられている。動物と戯れ、調和し、水中を自由に漂う。

確かに、デジタル処理も何も成されていない映像ではあるが、しかし、作られた映像である事も確かだ。というのも、出てくる動物の多くは飼い慣らされている。芸術作品としての美しさに対して疑いの余地は無いが、自然に眼を向けさせる説得力としては、どうだろう?とも思いました。

興味を持った方は、もう少し暖かくなってから見に行く事を薦めます。
というのもこの美術館、移動式だけあって、暖房設備が皆無です。そのため、非常に寒い!しかも映像作品は、長いもので20分以上もあるので、最後の方には、苦痛さえ感じます(^^;
個人的には非常に良かったと思うので、少しでも興味を持たれた方は、"暖かくなったら"足を運んでみてください。

日常あるいは平穏な日々 ~土曜日の昼間~

2006年10月09日 | 芸術&文化
この日は、昼過ぎから友人と合流。
お互い美術館好きなので、上野へGo!
色々とやっていたけど、行ったのは『NHK日曜美術館30年展
日本の作品から海外の作品、絵画から彫刻から漆器などの伝統工芸まで、幅広い展示物に大満足。そして日本の作品の良さの実感と、昔の人の感性の鋭さに感銘を受けた展示会でした。

しかし、久々に会っただけあって、話が尽きない。
NYの話、元サークルの仲間の話、将来の話、etc...
結局、14:30に合流してから19:30まで、たっぷり語り尽くしました。

JT将棋日本シリーズ

2006年08月06日 | 芸術&文化
JT将棋日本シリーズ静岡大会[プロ公式戦]一回戦第四局』を見に行きました。昔、将棋をやって遊んでいた事と、最近、羽生3冠や村山聖九段の本を読んだ事で、俄に将棋に興味が沸いていた時期に、たまたま実家の近くで公開大会が開催され、入場無料&谷川浩司九段の対局だという事で見に行きました。

実物の谷川九段は「本当に、この人が、あの谷川九段?」と思える程に温厚そうな方。その優しげな目と語り口からは、あの「光速の寄せ」と言われる終盤力を見せる人と結びつける事は、困難なように思えました。谷川浩司九段で特に印象深いのは、常に肩に力が入っているような立ち姿でした。

ちなみにこの「JT将棋日本シリーズ」は、持ち時間はそれぞれ10分。1分単位で5回ずつ取れる考慮時間を加えても、考える時間は1人15分のみ。後は1手30秒未満で指さなくては負けになるスピード戦です。このような早指しのルールにおいては、通常、先手有利と言われています。そしてその先手を取ったのは、三浦弘行八段。
戦型は、先手三浦弘行八段の居飛車穴熊に対して、後手谷川浩司九段は、ごきげん中飛車。この打ち筋同士の対戦では、統計上、居飛車穴熊に分があるそうです。

試合内容は、この2つの統計上の有利不利が、そのまま出たかのような内容となりました。一瞬、谷川九段の光速の寄せが炸裂するか!?という見せ場もありましたが、不発に終わり、後の感想戦では「その以前に勝負としては、ほぼ決していた」というような事を言っていました。ただ「もう少し、粘る事が出来たかも知れない」という点での後悔は、あるようで、確かに観ている側からしても、少々呆気ない幕切れだったな、と思いました。

中々面白かったので、また公開大会があって、時間の都合がついたら観に行こうかと思います。

しかし、このblogを読んでる人で、こういうのに興味のある人って、少ないんだろうなぁ‥‥。

日常あるいは平穏な日々 ~「プラド美術館展」など~

2006年05月15日 | 芸術&文化
今日は、沢山あったな。

まず朝から上野に在る東京都美術館へ「プラド美術館展」を観に行った。
http://event.yomiuri.co.jp/prado/
実は1週間前に5人程に「日曜日に行かないか?」と声かけて全滅だったのだが、土曜の深夜、別の友人から「プラド美術館展観に行かない?」と声がかかり、行く事に。なんとも奇妙な巡り合わせ。その時点では、A氏、G氏と行く予定だったのだが、当日の朝、G氏ドタキャン。まぁ、ありがち(^^;
ちなみに俺も20分以上遅刻。本当に申し訳ない。

上野駅の公園口にて待ち合わせ。
A氏は、アトレで時間を潰していたらしく、俺が待ち合わせ場所に着いてから電話をしたので、アトレから来るのを待つ。その間に、ジャバ・ザ・ハットに激似の人を発見し(しかも、食べ物を食べながら歩いていた‥。本当にジャバだよ、それじゃあ。)『世の中広いな‥‥』と痛感。
11時、プラド美術館展へ、Go!

基本的に俺の美術の楽しみ方は、純粋に「綺麗だな、上手いな」でお仕舞い。
あまり良い見方とは言い難いが、こういうものは、感性で楽しむようにしてます。
古典派の絵画がほとんどなので、観ていて非常に分かり易い。
帰り際、友人が「TVが、幾ら綺麗になった(これは多分、解像度の意味合いが強い)としても、TVは絵画に適わない」というような事を言っていたが、絵画とTVとでは、表現するもの、出来るものが違うので、適わないとかいうものでは無いよな?という感じ。要するに芸術は、本物を観ましょう!w

13時頃、昼飯。
1050円の寿司食べ放題の店へ。
沢山食べられるけど、味は値段なり(^^;
美味い寿司を食べたいなぁ。
情報求む!←かなり切望

その後、アメ横散策。
今回は、折り畳みの傘と、競泳パンツを購入。
水泳を始めようかと考えてます。はい。

で、帰ってきて、バイクを修理に持っていこうとしてビックリ!
あまり詳細は書かないが、つまるところ、自分で持っていく事が困難な状況となり、購入した店(レッドバロン)に、レッカーを頼んだ。さて、今度の入院は、何週間コースだろう???早く戻って来ておくれぇ~!(涙)

その後、買い物に行って、色々と購入。
簡単に飯作って食って(ご飯、味噌汁、納豆)、キッチンの掃除、風呂掃除、便所掃除。
う~ん、気分爽快。
部屋の掃除は、もう明日にしよう。
そんな1日でした。