日常あるいは平穏な日々

日々思う事をつれづれなるままに書いていこうと思います。

日常あるいは雪の後 ~ゾッとした光景~

2008年02月06日 | Weblog
先日の(東京にしては)大雪には、参りました。
未だに残った雪が散見されます。


それは、月曜日の事でした。未だ雪が残っている事からも容易に想像がつくかと想いますが、その日は、まだかなりの雪が残っており、道路も歩道もあちらこちらにアイスバーンが存在していました。町中でも、玉突き事故が多発してましたね。というわけで、どこを歩いても滑って転びそうな状況だったわけです。
そんな朝の通勤途中に、ゾッとする光景を目撃しました。

それは、抱っこひもで括っているわけでも無く、両手に子供を抱えた母親がATMに入っていくという、普段であれば何という事は無い日常です。そう、足下が滑る事も無い、普段であれば。
正直、背筋が寒くなって、ATMまで走って、その見知らぬ母親に声をかけようかとも思いましたが、そうする勇気が出ませんでした。

この母親に遭遇する数分前にも、目の前で派手に転ぶ女性を目撃していた事もあり、通勤電車の中では、『転んだら、どうするつもりなのだろう?』『子供が怪我しなければ良いけれど‥‥』という考えが、頭から離れませんでした。自分は大丈夫、と思っていたのかも知れません。

そう思い至った時に思った事は『自分では大丈夫と思いつつも、端から見たら大丈夫じゃ無い事をしている事があるかも知れない』という事。中には、取り返しがつかなくなる事もあるかも知れません。