こんにちは！
あいすくむりの加勢です☆
先日、とある農業高校にお呼ばれをして、これから高校を卒業する生徒に対し
「これから社会に出る若者に対してのエール」
と題して、１時間ほどの講演をさせて頂きました。
年間、様々な場所、そして様々な方々に対して講演をさせて頂くのですが、
正直、高校生に対して行う講演ほど、大変なものはないですね(^_^;)
その理由なんですが、まぁぁぁ反応が薄い・・・。
いくら仕事とはいえ、僕も話すことを専門にしているプロの講演家ではないので
良い反応があれば、話すのが楽しくなりますし
反応が無ければ、だんだんと
「この話、面白くないかな？」
と、不安に思って萎縮してしまうのです(=_=)
「学生さんは、そーゆーものだ」
と分かっていても、精神的にキツイ。。。
と言うのが本音です(-_-;)
まあ、そんなのは実際どうでも良いのですが
講演の内容は、農業高校なので「これからの農業」についてが主になっておりました。
僕自身も 「農業（酪農業）」 が本職です。
そして、あいすくむりという会社も運営させて頂き、
ありがたいことに多くの農家さんともお取引をさせて頂いております。
なので、そんじょそこらの方々よりも、より多くの農家さんと、より詳しくビジネスの話をするわけなのですが
結果、農業の良い点、悪い点なんかを現場の農家さん話をもとに分析し、色々な発見をしております。
日本のサラリーマンの平均年収が約４２０万円という中
農家の平均年収は、２００万円～３００万円程度。
金額面だけで見ると、全然儲からないような感じがします。
しかし、仕事に対する充実感や、満足感は、他の職業に引けを取らない程、多く得られているように感じていますし
僕が接してきた方々は、間違いなく仕事を楽しんでいます。
まあ、あいすくむりに仕事を依頼しようとする農家さんは、バイタリティーの溢れた方々が多いので
そのように感じてしまうのも一理あるとは思うのですが、
なんにしても 「仕事を楽しむ」 と言うことは非常に素晴らしいと思います。
仕事とは、必ず誰かに喜こんでいただけて、しかもそれが現金を生み出す社会的な行動です。
逆に 「仕事を楽しめない」 というのは、実に苦しく、むなしいとしか思わないのですが
それでも 「仕事を楽しめない」 という方は、多いように感じます。
農業以外の仕事を無下にしているわけではないですし
農業に準じている方も 「仕事を楽しめていない人」 は大勢いると思います。
それでも、農業の本質は 「育てる」 です。
稲を育てる。
野菜を育てる。
動物を育てる。
それぞれの価値観にもよりますが、なにかを 「育てる」 という行為には苦労をするとはおもうのですが
苦労の分だけ 「育った」 ことに対して喜びを感じる人は多いと思います。
農業とは、それが非常に分かりやすく
さらには、人間も生き物なので、必ず何かを食べないと生きてはいけません。
お金は無いけど、食べものはある。
食いっぱぐれのない生活は、最低限できると思っています。
なんだかまとまりがつかなくなりましたが
こんな内容のことを話たかったんですが、実際は萎縮してしまって
全然しゃべれませんでしたね(^_^;)
(株)あいすくむり → http://aisukumuri.com/
その、考えの根拠を述べさせて頂きました。
