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<デュオニソスの愛に包まれて in バロッサ> In Love of Dionysius

豪州内最大のワイン産地バロッサから、ヴァンダズワン愛がお届けする徒然なるハーッピィーな日記

オーストラリアでカステラ発見!!!

2007-05-21 | お料理



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アイアイはカステラが大好物です!
日本に里帰りした時には必ず買って食べるほど・・・。
「ぐりとぐら」の絵本にはもうすばらしくあこがれました!!!

さて、そんなアイアイはダ~リンの父が元ケーキ職人なので
いつか、カステラを知らないか聞いてみようと思っていました。
その話をまずはダ~リンにしていたのですが・・・
カステラを見せないことにはお話になりません。

時は経ち・・・
先週の土曜日にたまたまスーパーマーケットのケーキ売り場を物色しました。
ふだん、アイアイはケーキ売り場は素通りなのですが・・・
ダ~リンが一緒にいたことで甘いもの探しをしていました。

そこで、発見!!!
その名もマディラ・ケーキ。
見た目はカステラとそっくりなのです。
これは買いだわ・・・と早速購入しました。
次にその日の午後、アデレードのアイアイ超ご用達日本食スーパーマーケットの
「リトル・トーキョー」にも行きました。
そこでカステラ発見・・・速攻・買い!!!

カステラは昔々にポルトガル人によって日本に紹介されたもの、マディラとは
ポルトガル領の島の名前・・・これはきっとつながっている!!!・・・
アイアイは勝手にそう確信したのでした。

「これは食べ比べをしなくては!!!」

と、いうことで早速日曜日の朝、両方切ってみました。
見た目そっくりでしょ~~~???
写真手前が日本のカステラ、奥がオージーのマディラ・ケーキです。

味は・・・マディラ・ケーキはレモンの風味があるのです。
ちょっと、がっくし・・・

しかし、これでダ~リン父にレシピを聞けます。
こちらでの名前がわかったのですから・・・。
ダ~リン父に「マディラ・ケーキ」を作るのは難しい?
と、まず聞きました。「いや、難しくないよ・・・。」との答え。
そして、レシピは父から譲り受けたレシピ本に載っていました。
確かにレモンの汁と皮が入っていました。

いやいや・・・カステラにレモンは不要!
今回はほとんどレシピに忠実に、但しレモン抜きで
マディラ・ケーキを早速試作しました。

とっても素朴な味のケーキで・・・気持ちカステラに似ているような・・・。
これから、もう少し研究して自分でカステラを焼けるようになります!!!

第一回なんちゃってカステラを焼いてから
松翁軒(長崎カステラ元祖の老舗)さんのホームページを検索すると・・・
元亀二年(1571年)、室町時代の終わり、開港したばかりの長崎港に
初めてポルトガル人が上陸しました。カステラはこの時代にその製法が
日本に伝えられたと言われています。
当時のカステラは現在のカステラとは味も形も全く異なるもので
70年間の長期に渡るポルトガル人達の長崎在住の中で
カステラはやがてその由来となる名前だけを残し
長崎で独自の進化を遂げていったのです・・・と、いうことです。

時代を超えて国を超えて語り継がれて
今も日本やオーストラリアに根付いているケーキ。
とっても歴史を感じたケーキの発見でした!




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