以前は「旧いメルセデスの電機屋」。。。現在は、、、「隙間風産業の超零細企業」の業務日報。。。

旧いメルセデスの電機屋のニッチな仕事のお話。。。http://jun3104.shop19.makeshop.jp/

目下、、、絶賛引き篭もり中の巻。。。

2021-06-06 12:52:00 | 日記
先週から毎年恒例の繁茂期を迎えた寅です。。。

加えて先月亡くなった親父の年金やら相続関係の手続きに必要な戸籍謄本集めやら故人名義の携帯電話の相続継承手続き、、、実家のライフラインの名義変更。。。遺されたお袋名義に変更手続き。。。更には四十九日の納骨の段取りやら位牌の発注等々実姉と役割分担作業で取り敢えずオイラのノルマはクリアして一段落。。。😅

親父の生まれてから逝去までの戸籍を繋ぐに最初の本籍地は三重県であった事は過去色々な手続きで把握していたので三重県津市役所に郵送で除籍謄本を請求。。。
同じ本籍地で慶応二年生まれのひいじいちゃんが筆頭の戸籍→じいちゃんの兄弟の長男が筆頭の戸籍→じいちゃんが筆頭の戸籍と親父の戸籍が移動していた為に同じ本籍地で三種の除籍謄本を入手。。。

後はお江戸の小平村にじいちゃんが筆頭戸籍で本籍地が移っていたので後は小平村役場で改製原戸籍の謄本を取得して、昭和36年に親父が筆頭戸籍で戸籍編製した改製原戸籍の謄本を取得して現在の戸籍謄本を取得してゴールとなった。。。

三重県は昔の地名、、、河芸町と言う現在は津市に統合された町が昔の笠井さん家の御先祖様の戸籍地だったらしい。。。
戸籍の記録によるとじいちゃんは五人兄弟の四男坊だったらしい。。。
三男坊が大東亜戦争で出征してフィリピン🇵🇭のレイテ島沖で戦死している様だ。。。
32年前に祖母が逝去した際にじいちゃんの弟さんに当たる五男坊のお爺ちゃんが祖母の葬儀告別式に参列して下さったが、、、オイラとはそれが最初で最後の対面となった。。。
その五男坊のじいちゃんには「お前はフィリピン🇵🇭で戦死した三男坊の生き写しだ❗️気性も喋り方もそっくりだ❗️」と言われて、、、もしかしたらその三男坊の生まれ変わりなのかもと思ったりもする。。。🤔

さて、お話が脱線してしまったが、、、本業のお話に戻そう。。。

先週はW463のHFMモジュールの点検修理。。。



模擬電流を流して各入出力のチェック。。。


電源回路が実に不安定となっておりましたので電源回路の修復。。。

メインハーネスのHFM電源線をショートさせた様で、、、影響が出ておりました。。。

修復作業は完了致しましたが現車に搭載してみないと最終的な結果は当社も判断がつかないのでその旨を御依頼者に一報して発送。。。

で、、、次に。。。

W124 500EのGMモジュールのO/H。。。



基盤上の実装部品をゴッソリと。。。

熱の発生源となるトランジスタをJAPANメーカー製の現代仕様のスペックのモノに換装して電気的効率を上げて熱の発生を抑えます。

同時に30年選手の風化したタンタルコンデンサーもチップ式に交換して風化対策をとります。 



リレーもこの時代のモジュールでは鬼門となるので当社のお家芸の無接点化。。。

このリレーが接点不良でエラーをこくと、、、間違いなくエンストします。。。

エンジンの始動不良にも繋がりますので通常使用で電磁リレーの何百倍も寿命が長くて故障し難い無接点基盤でGMモジュール故障のリスクを回避するのです。。。



と、まあ故障対策、耐久性向上の目的を込めた当社のGMモジュールのO/Hでした。。。


更に続いてLHモジュール。。。








先ずは目視検査。。。



あー。。。電解コンデンサーのお漏らしした液体の痕跡が。。。定番です。。。


コントロールFETには取り敢えず浸食はしてない様ですが。。。


基盤を清掃して電解コンデンサーの交換とコントロールFETを大事をとって交換です。

その他の電解コンデンサーを取り外してみますとですね。。。



電解コンデンサーから漏れた液体が基盤パターンに浸食してパターンが割れを生じています。。。


ココも。。。


コンデンサー交換前に清掃して基盤パターンの補修作業となります。

基盤補修後に電解コンデンサーを交換して各部の半田割れチェックを行って完了です。。。

更にお次はE-GASモジュール。。。


基盤の目視チェックの段階で既にヤバさ満点。。。

パワーリレー横の63V 220μFの電解コンデンサー。。。
この部分は動作熱に晒されて厳しい環境下となりますが。。。


見事に電解コンデンサーを包んでいるラベルがめくれていますね。。。

この時点で相当な熱害が予想されます。。。


電源回路付近のタンタルコンデンサーも風化が進み。。。


アイドル制御部分のアイドルコントロール波形補正用のタンタルコンデンサーも見事に風化。。。コリャ、スロットルコントロールも不安定だわな。。。😱



ラベルのめくれた220μFは完全膨張してオーバーキャパ。。。


対して50V22μFは液体漏れして完全風化の途上で容量抜け。。。


此方も22μF。。。終わってます。。。🙏

基盤を清掃補修して電解コンデンサーは全交換。。。

タンタルコンデンサーは全てチップに置換して熱害対策。。。

↓画像の右から二番目のドライバーIC。。。

結構な熱で半田が変質していますね。。。

コレ、、、スロットルアクチュエーターのフラップコントロールモーターを駆動する為のドライバーICですが、、、コレも熱害で誤差が大きくなって来たり電源回路の不良によって突然内部断線します。
勿論、スロットルアクチュエーターのハーネスをショートさせたら一発即死の部分です。。。勿論、ハーネスショートの場合はココだけじゃ済みませんけどね。。。

今回は電源回路の不良が大きく影響しているので大事をとってドライバーIC交換です。










ドライバーICを交換して基盤裏の半田補修を行なって組み立てて完了です。。。

更に更にお次は、、、ASR/ABSモジュール。。。





流石はPL先進国❗️安全装置に絡むモジュールには物凄くお金が掛かった作りです。



電源回路の電解コンデンサーも当時の毒な国の限界耐用温度105℃でも不安なので63V耐用規格の大きな電解コンデンサーで対応していますね。。。

それでも電解コンデンサーの劣化は30年も経つと進行してますから。。。




↑何方も100μF規格なのですが既に膨張してオーバーキャパです。。。

現代のJAPANでは車載対応の150℃耐用の電解コンデンサーがありますもので、、、


旧い電解コンデンサーから漏れた液体を清掃して。。。

150℃対応の電解コンデンサーを採用して電源回路の起動チェック❗️

ABS/ASRのハイドロリックユニットのソレノイドやモーターコントロール、各種センサー信号の処理状態とCANの基準電圧チェックを行なって完了です。。。

さて、更にお次はW124 500Eのモジュール×4種もう1SetのO/H。。。

その前に先月の身内の不幸も伴うバタバタで事務処理が滞っていたので。。。

既に先月末、、、Pay easyで支払済の自動車税の経理処理が停滞中。。。

今年は9台分で738,600円也‼️😅
しかも全車種15%増税の高排出ガス車。。。ECOって何ですか❓其れって美味しいんか❓
馴染みのG.SじゃVIP客待遇だわさ。。。🤣🤣🤣

その他領収証やら入出金を端末に入力して。。。

気付いたら今朝に。。。🤣🤣🤣

流石に仮眠しました。。。段々と馬力が続かなくなって来たな。。。
体力増強の為のジム通いも再開したいけど未だコロナがね。。。🤔

さて、昼食摂って500Eのモジュールもう1Set。。。やっちゃいますかね。。。

「やっちゃえ❗️AG-Pro❗️」と、、、気合い入れて行きましょうか。。。



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