もっかW124メーターの修理作業中の寅🐯でごわす。。。













症状は燃料計の指示がプルプルと震えるって定番の修理。。。

燃料タンクのセンダーユニットが原因の場合も有りますけど多くはメーター側に原因の源があったりします。。。
放置してしまうと水温計もいずれはプルプル、油圧計は3kg振り切りと、、、メーターとして全く役を成さなくなってしまいます。
よって症状初期の頃の早めの対策が肝心。。。


更に当該のメーターではウィンカー点灯時のラッチ音が突然鳴らなくなると言う定番故障も。。。


と、まあコレでお客様オーダーの修理は完了ですが、、、このメーターに関しましては更なる定番の問題が。。。

この年代の毒車のメーターによくありがちなパターンです。。。
イルミネーションの電球がクラスター側の導光板を溶かしてしまい電球に水飴状に貼り付いてしまうパターン。。。
こう言った熱害を払拭する為に当社が19年前に市場に提案したメーターイルミネーションのLED化と言うメニュー。。。
本件でもお客様と御相談の上で追加施工となりました。。。
しかし、、、LED化することでこれまた定番のリスクが。。。😅
旧い故のリスク、、、定番のクラスター内部の塗装面劣化による粉吹き模様がLEDの光で矢鱈に目立つ様になってしまう。。。
そこで、、、

クラスターの全分解❗️禁断のクリヤーシールド外し。。。✌️
クラスター内側の粉吹き模様を特殊な薬品で研磨して状態を見たら比較的変質部分が浅かったので何もしないよりゃ全然綺麗に。。。😃
取り敢えずクラスター側の加工は一旦保留して、、、


外気温度計の点検。。。
過去にDIYでの電解コンデンサー交換が施工してあったが、、、漏れた旧い電解コンデンサーの液体の付着浸潤箇所のクリーニングが出来ていない故に腐食が進んでいた。。。
一旦電解コンデンサーを外して基盤のクリーニング&パターン再建作業。。。
電解コンデンサーは耐熱105℃のショート丈のモノに更新して、、、
次は速度計のO/H。。。



30年選手なりのグリスの固着もあったので大掃除して磨いて磨いてグリスアップ。。。
速度計下に装着されているアース導通板も磨く磨く磨く。。。😁
回転計&時計も壊れて大騒ぎになる前にメンテナンス。。。

そんなこんなで残すところ後はメーターイルミネーションのLED化加工のみとなりました。。。
次回に続きます。。。
To be continued.....