あげちうのブロマガ

とある会社の一室にて

ちょっと、懸念は有る。

脳内と現実に何処まで一致があるか解らないが、夢想の中でも対処は必要かもしれない。

その「かむろぎ」と言う会社の体制でも、「追い出し部屋に居る人々」は発生する。
単に、そこに居続けられる時間が限られてる”だけ”だ。

”そこに居る人々”は果たして、生き延びる事は出来るか?


「かむろぎ」の構造は、至極単純ではある。

ランクに応じた、給料と権限が貰える。新入社員はもちろんレベル1だ、状況にもよるが。
ランク1は給料20万円、権限100万円上限。
ランク2は給料22万円、権限200万円上限。
以後、”こんな感じ”で上がっていく。

「プロジェクト」は、その自身の権限内で、自由に立てて、始めて良い。
企画を立てた奴(プロジェクトリーダー)は、人件費やら各種コストを、その権限内で消費し、製品を創り、売る。
その結果によって、成績が査定される。

査定は、3段階ある。
「ヒット」それは、投入コストの倍以上の売り上げが出た場合。
「成功」それは、投入コストを何とかペイ(±0くらい)した場合。
「失敗」それは、投入コストの半分にも売り上げが届かなかった場合。

「ヒット」したら1ランクアップ、「失敗」したら、ランクダウン。
「成功」それは横ばいだが、年間成績として累積しそれもまた”同じく”査定される。

一度「失敗」すると、”その時点で”ランクが下がる。
”3回連続で”失敗すると、その時点で、クビに成る。

内部的には各種部署に席を置くが、プロジェクト毎に、割と自由に再編される感じ。
その「プロジェクトに雇われる」形で、年間成績を積む方が或いは、堅実ではある。

この環境下で、しかし。

一時的にはランクが10位に成ったが、色々あって周囲との軋轢が発生し、また「失敗」が2回、続いていて。
そして、それは行いのせいかもしれない、十分なスタッフを集める事が出来なくなっていて、権限も、十分では無い。
もちろん今では、技術者としての能力も低くなってしまい、他のプロジェクトに参加する事も出来ない。

ともかく部屋の片隅で、レベル6前後の権限を、自身に吊るして座っている状況。

ちなみに権限が上がると言う事は”査定レベルも上がる”のだ、そのままでは確実に、年間査定でアウトになる。

SEGAは?”こういう人々”を、「追い出し部屋」に追い込み、自立と言うか、改善と言うかを期待した、訳だが。どうも悪評が広がるだけで良い結果に成らなかった、らしい。この「かむろぎ式」だと、彼らは年度が変わった時点で居なくなっている、訳だが。やっぱり、何かの懸念は残る。

追い出された彼らは、何処に行くのだろう?

何にせよ、「国家はリストラ出来ない」と言うのは、良くも悪くも安倍首相の名言ではある。最終的には、彼らをどうするか?と言う問題は発生する。かむろぎ式では、それは彼ら自身が決める事だ、このルールに同意してここに居るのだから、しかし。

”これ”を突然か、SEGA内部に適用した時。もちろん今までの成績は適用されるとして、最早、と言う人々の今後だ。

それは妥当、だろうか。

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