わが安倍晋三首相が、昨日施政方針演説をしたそうですね。今日の朝日新聞(2.13, 2015 12版▲1ページ)も、首相「戦後以来の大改革」とのタイトルで報じています。
誇大妄想な、わが安倍晋三首相の事。施政方針演説も、その中身はともかく誇大妄想のオンパレードだったみたい。保守勢力で最弱の「農協」の改革、軍事と直結する安保法制と憲法改正に触れたそうですね。弱体化したの「農協」ではなく、大企業や役所に直結する課題を取り上げないで、「戦後以来の大改革」と言うのは、さすがは誇大妄想だと言いたい。憲法9条を変えようって言うのも、誇大妄想でしょう。
私でしたら、ということで、「戦後改革以来の大改革」と言うならば、これくらいはしてもらいたい、ということを備忘録的に記しておこうと思います。
1番インパクトがあると考えるのが、ヨーロッパでは至極当たり前の、「法定労働時間の徹底」です。前にもこのブログで触れましたね。プラス、法定労働時間の短縮と選択です。今は1日8時間、週40時間が「法定労働時間」。北欧並みの「1日7時間、週35時間」に法定労働時間に改定する。さらに、日本では、非正規労働者差別が歴然として法制化されていますので、それをなくすために、時間当たりの労働の平等を徹底することです。すなわち、社会保険やボーナスなどでの差別を撤廃するのです。同一労働同一賃金ですね。オランダのように、「労働時間の選択」を人々の自由にするんですね。ある人は週3日働いて4日お休み、ある人は週4日働いて3日お休み…。
これは、各方面に相当のインパクトがあります。寂しい思いをする子どもが減ることでしょう。でもね、せっかく大きくなった子どもが戦争で殺されるようなことがあってはなりません。ですから、つぎは、外交はアメリカ追従は止めにして、憲法9条を外交の基本にします。そうすると、在日米軍にはお引き取り戴くことになりますから、辺野古の問題はなくなります。沖縄は、嘉手納のような一等地の基地がなくなりますから、新たな産業を「ぬちどぅたから」と「なんくるなるさ」の精神で育成していただきます。海外に出ている自衛隊は、日本に帰ってきてもらいます。その上でレスキュウと災害援助に特化して残す。
この2点をやれれば、日本は相当「人間らしい暮らしの社会」になること請け合いです。
あなたも、日本が「人間らしい暮らしの社会」にするために、考えてみてください。