創元SF文庫の新刊がこれ、「移動都市」。核戦争後の未来を舞台に、たがいに食い合う移動都市のお話、のようです(まだ未読なので)。食い合うって言ったって、機械を取り合うというようなことでしょう。移動する都市というと、同じ英国作家の代表作を連想しますが、もしかするとM・J・ハリスンの「パステル都市」あたりからも影響受けているかも。
「パステル都市」というのは、
はるかな未来、女王や騎士が復活し封建社会となった地球。いくつかの帝国が内訌しつつ、たがいに覇権を争っていた。女王の国の剣士は剣を捨てて詩人になりたいと隠棲していたが、そこへ女王から召喚される。
超科学はすでに忘れ去られ、機械は発掘されるものを使うだけ。飛行機械はオーニソプター、剣はライトセイバー、女王の城はプロトンサーキットなど、中世封建社会と未来的ガジェットが同居する奇妙な世界を舞台に、術数権謀と血みどろの戦いが描かれる。作中に鏖殺機械が登場し、兵士たちを皆殺しにするのだが、この機械の真の目的は…。
ウソかホントか宮崎駿が「ナウシカ」のネタに使ったとか。似ているといえば、似てなくもないけれど、「ラピュタ」の製作動機のひとつに「SF作家が登場させるオーニソプターを絵にしたかった」と書いている
てな作品です。これも噂ですが、6、7年前のアメリカSF界で作品として大きな影響力を与えているのは、このM・J・ハリスンだそうです。本当かな~と思うのですが小川隆がブログで書いています。
「パステル都市」というのは、
はるかな未来、女王や騎士が復活し封建社会となった地球。いくつかの帝国が内訌しつつ、たがいに覇権を争っていた。女王の国の剣士は剣を捨てて詩人になりたいと隠棲していたが、そこへ女王から召喚される。
超科学はすでに忘れ去られ、機械は発掘されるものを使うだけ。飛行機械はオーニソプター、剣はライトセイバー、女王の城はプロトンサーキットなど、中世封建社会と未来的ガジェットが同居する奇妙な世界を舞台に、術数権謀と血みどろの戦いが描かれる。作中に鏖殺機械が登場し、兵士たちを皆殺しにするのだが、この機械の真の目的は…。
ウソかホントか宮崎駿が「ナウシカ」のネタに使ったとか。似ているといえば、似てなくもないけれど、「ラピュタ」の製作動機のひとつに「SF作家が登場させるオーニソプターを絵にしたかった」と書いている
てな作品です。これも噂ですが、6、7年前のアメリカSF界で作品として大きな影響力を与えているのは、このM・J・ハリスンだそうです。本当かな~と思うのですが小川隆がブログで書いています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます