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クイーン談話室

2010年03月19日 | Eクイーン
E・クイーンのことをちょっと思い出したので。

ハヤカワミステリ文庫が出るまでは、
クイーンの後期の作品はポケミスで探すしかありませんでした。

「ダブル・ダブル」「十日間の不思議」「悪の起源」「最後の一撃」「盤面の敵」
「最後の女」「緋文字」「三角形の第四辺」「心地良く秘密めいた場所」などなど。

中には、こんな話もクイーンが書いたの?と思うような作品もありました。
「孤独の島」「二百万ドルの死者」とか。

いわゆる「ニュー・クイーン」の時期だったので、
実験作として書いたのかな?と思っていたのですが、

15,6年まえに国書刊行会からクイーンのエッセイである「クイーン談話室」が出たので即買。
読んで確信したことは、「最後の一撃」がほんとに最後の作品になるはずだった、ということでした。
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