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ワイオミング生まれの宇宙飛行士

2013年04月03日 | SF
SFの懐の深さをよく表していて、
ノンフィクション仕立ての作品が多い(「月その六」「電送(ワイア)連続体」以外)。
たぶん人それぞれに好きな「宇宙へ行くSF」があって、
このアンソロジーに入っている作品が好きになる人もいるでしょうね。

わたしはブラウンの「天の光はすべて星」かデーモン・ナイト「無辺への切符」。

このアンソロジー収録作品は2000年前後に発表されたものばかりで、
そのせいかテクノロジーに偏重しているような気がしないでも。
ブラウンの作品だと、もうちっとポリティカルな話だったようなあ。

「月その六」(スティーヴン・バクスター作)は並行宇宙もの+月着陸もの+ディザスターもの、という高密度構成。

デーモン・ナイト「無辺への切符」は新潮文庫「スペースマン」所収



■ワイオミング生まれの宇宙飛行士 宇宙開発SF傑作選 ハヤカワ文庫SF
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