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虚ろなる十月の夜に その2

2017年10月29日 | SF
泉下のゼラズニイに言いたい。
ワトスンはデブじゃない。
「中肉中背」(「犯人は二人」)と言われているからね!
ワトスンではない可能性もあるけどなあ。

「アンバーシリーズ」や「影のジャック」へのセルフオマージュみたいでもあり、
最後の作品とは思っていたなかったはずでしょうが、
ゼラズニイらしいパーツがいくつか組み合わさって、
久しぶりにゼラズニイ節を堪能できました。

竹書房文庫はオールディス「寄港地のない船」も出している奇特なレーベルなので、
ゼラズニイも売れて、SFを続けて欲しいところです。
この次はハーネスの『リタネルの環』、ディレイニーの初期「塔の崩壊三部作」なんて
どうですかね。
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