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読ホリディ 2

2009年08月10日 | ミステリ
なにかというと「古めかしい」とケチをつけているのですが、戦中派のせいか「進歩」にたいする欲求とその盲目的な信仰心は、もはやこの評論を書いている時代(1990年あたり)でも一番の物差しではなくなっていたはずです。 新しい作家は、新しい技法で物語を書かねばならぬ、という考え方は、「未来はつねにバラ色」だった高度経済成長期のパラダイムそのまま、ではないかと思うわけです。 良いことなのか悪いことなのか、今 . . . 本文を読む
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