『週刊金曜日』(2013年2月1日、929号)、「右向け右。安倍首相のタカ派教育路線」についてのつぶやきから、AS@ActSludge。
************************************************************************************
■『週刊金曜日』(2013年2月1日、929号) / 今到着。「右向け右。安倍首相のタカ派教育路線」。斎藤貴男さん「改憲見すえて教育を地ならし」。古川琢也氏「第一次安倍政権〝教育改革〟の爪あと」。阪上武氏「電力会社の利益優先の規制委検討チーム 問題だらけの「新安全基準」」
■『週刊金曜日』(2013年2月1日、929号) / 赤岩友香氏「「原発と人権」ネットワーク発足 「ジャンルを超えた連携を」」、鎌田慧さん、海渡雄一さんら。林克明氏「「より多くの人がヤギになればいい」」、ヤギか羊か、「差別・排外主義に反対する連絡会」主催の森達也さん講演会
■『週刊金曜日』(2013年2月1日、929号)/粟野仁雄さん「高知白バイ事故捏造事件 内部告発警官が続々」、片岡晴彦さん、タイヤスリップ痕捏造、「小松氏は会見で「白バイ事故のでっち上げ事件は高知県民の恥です」と訴えたが、各新聞は全く報道しなかった」、http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/s/%B9%E2%C3%CE%C7%F2%A5%D0%A5%A4
■『週刊金曜日』(2013年2月1日、929号)/三宅勝久さん「原発フィクサー訴訟で白川氏 接待ゴルフ認める」、原発スラップ訴訟(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/s/%B8%B6%C8%AF%A5%B9%A5%E9%A5%C3%A5%D7)。片岡伸行氏「「フィンランドに原発を売らないで!」日本政府と東芝に抗議の来日」、「原発事故と戦争は似ている」
■『週刊金曜日』(2013年2月1日、929号) / 中島岳志さん「風速計 体罰問題は橋下市長にこそ責任がある」。木村聡氏「「食べる」に当てる放射線」、「野外で生育中の作物に照射できるガンマフィールドは「原子力の平和利用のシンボル」と言われた」そうだ・・・正気だろうか?
■『週刊金曜日』(2013年2月1日、929号)/伊田浩之氏「オスプレイ配備撤回要求!! 沖縄〝一揆〟」。「アンドリュー・デウィットの経済私考 地域熱供給・地域冷暖房というビジネスチャンス 安倍首相は「安全保障」の本質を理解せよ」。斎藤貴男さん、「「教育再生実行会議」の危うい面々」
■『週刊金曜日』(2013年2月1日、929号) / 矢崎泰久さん「発言2013」、「・・・石原と共に、尖閣を購入する寄付金を募っただけでも、世界戦争の引き金になっている。戦争はささいなキッカケさえあればいつどこで起きても不思議ではない。生き残るのが困難な時代になった」
■『週刊金曜日』(2013年2月1日、929号)/本多勝一さん「貧困なる精神(540) 脱原発ーードイツと日本(中) 事故時の被害資産を闇に葬った岸内閣」、「安全神話の虚構性」。辛・清武・大谷・佐高氏の座談「読売新聞社がスラップ訴訟を七つ森書館に連発 裁判所が認めなくても・・・」
■『週刊金曜日』(2013年2月1日、929号)/中嶋啓明さん「マルクス経済学を〝排除〟する一橋大学 蓼沼宏一・経済学部長の運営に不信と提訴」。山口正紀さん「なぜ被害者顔写真が必要なのか 尼崎事件写真誤報」。編集長後記、「「私たちは非暴力で民主的手続きでできることはすべて・・」」
************************************************************************************
gendai.netより(http://gendai.net/articles/view/syakai/133784)。
「初」じゃないと思う。以前から月刊誌『創』で報じられていたはず。その他、受信料不払いについて、以下の通り。
●NHK受信料督促訴訟の敗因?
●『創(2010年1月号)』読了(1/3)
●『創(2009年5月号)』
●『貧困なる精神U集』読了(1/2)
●『貧困なる精神U集』読了(2/2)
ワンセグに依る視聴への対応は? 受信契約をしていない者を訴えているの?? この記事にあるような職員給与といった問題以前に、その放送内容への干渉(安倍元総理や、亡くなった人を鞭打つのは気が引けるがアルコール依存症という病気だった自民党議員・中川昭一氏による事件など)に対するひ弱さや経費の使用の不明慮さなど、とても素直に受信料など払う気にならない。実際に払っていないし。記事の言う通り、技術的に対処可能なはずのスクランブルをかけてくれ、そうしてくれれば、見(れ)ないので。いや、見たい番組もあるので、従量制にしてくれ。見た分だけ喜んで払います。
================================================================================
【http://gendai.net/articles/view/syakai/133784】
一般家庭相手に初の訴訟 唖然とするNHKの庶民イジメ
2011年11月18日 掲載
過去最高収入、21年黒字、職員給与1000万円のウハウハ企業なのに…
NHKが東京都内の5世帯を訴えたことがニュースになっている。受信料支払いを拒否するのはとんでもない、2カ月分の4580円を払えというものだ。一般世帯を対象にした訴訟は今回が初めてだが、大人げないというか、唖然とするNHKのセコさだ。
NHKの経営がずっと赤字で、職員の給料も満足に払えないというのなら、受信料の徴収強要もわかる。しかし、現実は百八十度逆だ。NHKの昨年度の受信料収入は6598億円で過去最高。21年連続の黒字である。関連会社への“利益分散”も考えれば、この不況下の日本で珍しいウハウハ企業なのだ。だから職員の平均給与も公表分で1000万円を軽く超える。
それなのに「NHKなんて見たくない」と言っている庶民を訴えるのだから、慈悲もないお上だ。何様なんだと言いたくなってくる。元NHK職員の立花孝志氏がこう言う。
「受信料不払い家庭は、スクランブルをかけてNHK放送が
見られないようにすれば、簡単な話なのです。技術的にも
コスト的にもすぐできます。訴訟など面倒な手続きをする必要も
なくなる。しかし、NHKはスクランブルを絶対やらない。やれば、
視聴者とNHKの関係が切れる。波及効果も影響力もなくなる。
NHKの受信料を積極的に払っている家庭は半分程度でしょうから、
ウチもスクランブルをかけてくれという声が全国で起き、
NHKの収入は激減してしまうのです」
つまり、NHKは不払い世帯があることなどどうでもいいのだ。受信料を多少徴収できなくても経営はビクともしない。それでも訴訟に出たのは、単なる見せしめだ。立花氏によると、
「受信料未払い問題でこんなに頑張っているという国会・霞が関対策。
本腰を入れる気はないし、受信料未収件数は08年度の数字でも
243万件もあるから、本腰を入れようもないのです」。
NHKが「いや、本気だ」というのなら、スクランブルをかければいい。それをしないのなら、くだらない国会向けポーズで庶民をイジメるな。
================================================================================
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_rain.gif)
inti-solさんのブログに、英語表記について標記に関する記事(http://plaza.rakuten.co.jp/intisol/diary/201101100000/)が出ていました。
私も、名刺を作り始めた頃ですから、20年以上前から、英語での自己紹介やアルファベットでの表記を自分の生活習慣に応じた「氏・名」の順で発音・表記しています。つい忘れてしまって、非日常的に「名・氏」の順番で自己紹介してしまうこともあるので(学校教育?の影響がなかなか抜けません)、可能な範囲での実践です。「メダカ社会」への蟷螂の斧。
動機は、inti-solさんがお名前を上げておられる方の影響でした。同氏による、もっともお薦めする著書『日本語の作文技術』の中に出てきた話ではないかと思い、今確認しましたが、違っていたようです。いずれにしろ、『貧困なる精神』の「すずさわ」シリーズの初期のころだったと思いますが、書庫を探して確認する時間がありません。名刺の表記の仕方が例図されていて、それも真似をさせていただいています。ついでに、アルファベットによる住所表記方法も自分の生活習慣に応じた順番にしています(つまり国名・県名・市名・・・)。これもその方の影響。
名刺の氏名では、「氏」はすべて大文字のアルファベット、「名」は頭文字以外は小文字で表すことで、「氏」・「名」の区別を相手に理解してもらいます。実際は、「氏」と「名」の間に「,」を入れて、どちらが「氏」であるかを強調しています。ちなみに、職業上の肩書きは特に入れていません。聞かれれば説明しますが、それで特に不便はありません。名刺で連絡先さへ分かればよいのですから。これら全て、同氏の影響。
ローマ字も訓練式かベボン式かどうか、などという議論もあります・・・。それについて確認しようと、再度、『日本語の作文技術』を見てみたところ、同氏の著書の冒頭にいつも掲げられる凡例の部分にここら辺の同氏の〝こだわり〟が簡単にまとめられていることを思い出しました。
自己紹介で特に問題が生じたことはありません。どちらが「氏」かという誤解を避けるためや、語呂から、基本的に「氏」しか言わないことも多いです。「氏」と「名」の単純な発音の長さから、「氏・名」で言うと、語呂やスワリが悪いと感じています。ですので、「氏」のみを言うことが多いです。
問題は、公文書(あえて、曖昧に書きますが)的な何らかの文章化した際です。検索などで、「名」を「氏」と誤解されてしまうことがあります。
また、単記の場合には自己責任の範疇で、臨機応変に記名しますが(可能な範囲で、「氏,名」の方法)、連名の場合には問題が生じます。特に、私の生活上の習慣とは異なる「氏名」の表現法を用いている方との連名の場合です。どちらの方法も複数人いたりすると、悩みの種で、私のみ私独自の方法で表現するのも変ですし。私は変ではないと思うのですが、私のみ「氏,名」方式で記述しても〝ハジカレ〟てしまう場合が多いですね。
人様が私の名前を記載して下さる際にも不満があるのですが、私のみに「氏,名」方式を採用して頂くことが憚られる場合も多いです。
別件ですが、同記事に対する常連さんのコメントが付いています。ハンガリーのブタペストについて。名前は忘れましたが、有名な鎖のつり橋なども含めて、本当に印象に残る街です。
とある用事で知人と二人。ウィーンかどこかから、ハンガリーに移動しました。たしか35℃を超える猛烈な暑さでした。いや、40℃近かったかもしれません。少し歩いては、冷たいものを求めた記憶があります。安宿(夏休みを利用した寄宿舎?)でコーヒーだけがおいしくなかったことを除けば、何の不満もない思い出深い旅でした。
ついでに、知人の所属するその集団(職場、その家族や恋人を含めた場)では、男女年齢に関わらず、お互いを「名」で呼び合います。その国(オーストリアでもハンガリーでもない、ヨーロッパの国です)の全体の習慣ではなく、彼の所属する集団内のみ習慣のようです。同国の他の集団でもそういう習慣はあるようですので、その国では別に珍しいわけではありません。敬称をつけて年上の方に「氏」で呼び掛けると、出会ったその日に、〝友人(?)〟なのだから「名」(あるいはそれを縮めたニックネーム、「ジョセフ」なら「セフ」とか、私であれば「名」の前半部分だけとか)で呼ぶように言われたこともあります。このケース(一般論としても)、日本では絶対にそんなことは出来ません・・・。つまり、社長や部長、その家族に向かって、敬称もなく、「花子」とか「太郎」と呼びかける、ということです。慣れるまでには、相当のためらいが・・・。
Inti-solさんの記事に触発されて、上記のようなことを考え、思い出しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_cloud.gif)
『貧困なる精神U集 NHK受信料を拒否して四〇年 ~メダカ社会とジャーナリズム~』、4月に読了。本多勝一著。金曜日。2007年7月刊。珍しく誤字が多い。
「ああ言えば、こう言うNHK」には、「見ません、払いません」の一言 (p.44) で十分。
NHK改竄問題について各所に (p.35、39、45、56、67)。「中川昭一代議士と安倍晋三代議士が放送前にNHK幹部を呼んで「偏った内容だ」などと指摘し、NHKがその後、内容を変えて放送したとされる事件」(p.56)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/mug.gif)
【本多勝一著、『貧困なる精神U集 NHK受信料を拒否して四〇年
~メダカ社会とジャーナリズム~』】
魚住昭さん、北海道のおじさんのやくざ的振る舞い (p.60)。
「・・・当然ながら、問題の核心はそんな「どこの国にも一定のパーセント」いる馬鹿馬鹿しい男にあるのではなく、そんな男を首長に選んだ側にある。つまりこの場合は東京都民の「民度」にある・・・」(p.88)。「・・・この男の正体は、・・・前から分かりきっていること、いま改めて騒ぐほどのことではないし、・・・」(p.99)。
インタビュー「加害報道 ―河野義行さんをめぐる松本サリン事件の誤認捜査と誤報」(pp.129-154)。「許せぬ『週刊新潮』」(p.151)。
「ジャーナリストとして生きる ―熊谷伸一郎氏との対話」(pp.177-186)。本多さんの持論、新にすぐれたルポルタージュをモノにするためには、お金をかけるか、時間をかけるか、命を賭けるか (p.165、p.186)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
本多勝一。朝日新聞社、2002年12月刊。副題は、悪口雑言罵唁讒謗集「非常事態のイラクを行く」。
シンガポールにて、「言語の植民地化は、たいてい教育の場から始まる」(p.22)。
ベトナム戦争の枯葉剤、そして、イラク侵略では核兵器「ウラン弾」。「劣化」などという言葉の装飾は止めるべきであり、核兵器そのもの(p.75)。病院を訪問して、「驚きというよりも、言葉にならぬ衝撃の地獄絵図」(p.106)。「人類史どころか地球空前の非道」(p.110) をなす国、そしてそれを支持する被爆国・・・。「人道に対する罪」(p.123) 以外の何物でもない。
話は変わって、「辻元代議士が・・・「例によって」あの体制御用週刊誌の暴露」(p.168)だが、「・・・と等価で辞職を語るような次元のものでは金輪際ない」(p.169)。また、「都知事・・・卑劣で臆病な男の記者会見にさいして、マスコミの記者たちは鋭い質問をするどころか、ほとんどが「お説」を「拝聴」するばかり、あの男の恫喝に一矢を報いる反骨あるジャーナリストなど絶無」(p.175)。(新銀行東京への400億にのぼる税金投入をめぐって都議会予算特別委員会が、現在、大もめ中。)
日本語は相変わらず素晴らしい。さすがの偽右翼も、この「極右」の日本語を責めることができない。