Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●茶番劇「ストレステスト」に反対する

2012年02月12日 01時10分32秒 | Weblog


CMLの記事(http://list.jca.apc.org/public/cml/2012-January/014227.html)。かなり前に出ていた記事で、緊急声明でしたが、アップする時期を逸してしまいました。

 ストレステストそのもの、および、その意見聴取会が如何に猿芝居・茶番劇であるかについては、他の記事でも触れました。

   『●真っ当な批判「ストレステストはお手盛り審査」
   『●ストレステスト意見聴取会という茶番または猿芝居
   『●懲りずに原発推進の旗を振る者達でさへ無視できない存在としての小出裕章さん

 ストレステストは茶番劇であり、原発再稼働への既成事実作りです。原発輸出も同様。ストレステストをやる前から、答えは出ている訳です。原子力ムラの住人が自ら「危険だから止めましょう」などという〝計算結果〟〝シミュレーション結果〟を出すなんて、考えられませんもの。政治家やマスコミ、学者もそれに加担しているのですから、被災者や被爆者、原発の周辺住民は全く救われません。

================================================================================
http://list.jca.apc.org/public/cml/2012-January/014227.html

[CML 014374] 「脱原発世界会議」登壇者有志がストレステストに緊急声明!
・・・・・


飯田哲也さん、金子勝さん、松田美由紀さん、山本太郎さんら
「脱原発世界会議」登壇者16人がストレステストによる原発再稼働に関して緊急声明!
枝野経産相と原子力安全・保安院に送付!

東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/みどりの未来)です。

11500人が参加した「脱原発世界会議」(114日・15日/横浜)の登壇者有志(16人)が15日、ストレステストに関する緊急声明を公表。枝野幸男経産相の国会事務所、経産省広報課、原子力安全・保安院の原子力安全技術基盤課(ストレステスト担当)に本日16日(月)午前11時にファックスにて送付しました。また、報道機関にも公表しました。

経産省・保安院は118日(水)(午後16151915)に開催される第7回「ストレステストに係る意見聴取会」において、関西電力 大飯原発34号機の「安全性は十分とする評価案を提示しようとしています。「利益相反」の疑いのある3委員を辞めさせず、傍聴者を締め出してまで、あらかじめ決めたスケジュールで押し切ろうというわけです。「311」を経た現在、こうした旧態依然たる「原子力ムラ」の手法は許されません。

この緊急声明は115日の脱原発世界会議の場において、5時間程の間に急きょまとめられたものです。多方面から連名が集まっていることに加えて、政府の原子力・エネルギー政策の策定に関わる審議会の委員でもある飯田哲也さん、金子勝さん、伴英幸さんが参加されていることも特徴です。

18日の意見聴取会が迫っています。より多くの人々にこの声明を伝えて、現在進行中の危険な事態を止めることにつながるよう力をお貸しください。

転送、ツイッター、フェイスブック、ブログ等でぜひ広めてください!


[転送・転載大歓迎/重複失礼]
…………………………………………………………………………………

<緊急声明>

経済産業大臣 枝野幸男 様
原子力安全・保安院長 深野弘行 様

「ストレステスト意見聴取会」について傍聴者締め出しの撤回と「利益相反」委員の解任を求めます

 東電福島原発事故により、地球上の大地も川も海も空も食物も放射性物質で汚染され、世界中の人々が影響を受けています。今、世界中が福島事故の収束と日本の今後の脱原発政策の早急な実施に注目しています。

 私たちは、福島のような事故を二度と繰り返さないために114日から15日まで横浜で開催された「脱原発世界会議」に出席するために集まりました。日本側登壇者の責任において、以下を緊急に要請します。

 枝野経産大臣は、就任時に情報公開を強く指示されたと聞いています。即時に善処してください。


1 傍聴者を会議会場から締めださないで

 次回118日のストレステスト意見聴取会には、会議室での傍聴が許可されないと発表されました。定期点検中の原発の再稼働問題が緊急の重要課題である現在、それに緊密に関わるストレステスト意見聴取会は、密室で議論されるべきではなく、会議室での傍聴を許可することが民主主義の原則に従うものです。
 是非とも同室で傍聴できるように善処願います。


2 利益相反行為を許さず、原発業界から寄付を受けている委員を解任して

 司会役の岡本孝司委員を含め、原発業界から寄付を受けている委員たちが3人もこの会の進行を主導していることは、許されません。原発大事故のあとの原発の再稼動にかかわる重要事項の決定に、利益相反行為の可能性のある者たちを起用することは、言語同断です。即刻、岡本孝司、山口彰阿部豊の3委員を解任して下さい。


以上、強く要請します。

2012115

脱原発世界会議 登壇者有志

雨宮処凛 作家・活動家
飯田哲也 環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長
岩上安身 ジャーナリスト・IWJ 代表
金子勝  慶應義塾大学経済学部教授
鎌田慧 ジャーナリスト
河合弘之 弁護士・脱原発弁護団全国連絡会代表・浜岡原発差止訴訟弁護団長
川崎哲 ピースボート共同代表
阪上武 福島老朽原発を考える会代表
鈴木かずえ 国際環境NGO グリーンピース・ジャパン
アイリーン・美緒子・スミス 環境ジャーナリスト、グリーン・アクション代表
豊田直巳 フォトジャーナリスト
伴英幸 原子力資料情報室共同代表
マエキタミヤコ 広告メディアクリエイティブ(サステナ)代表
松田美由紀 女優・写真家
満田夏花 国際環境NGO FoE Japan 理事
山本太郎 タレント・俳優
(アイウエオ順)

連絡先:「脱原発世界会議」実行委員会
(この件問い合わせ:グリーン・アクション 090-3620-9251 スミス)

………………………………………………………………………………


傍聴締め出しの撤回と岡本孝司、山口彰、阿部豊の3委員の辞任、そして、大飯34号機の評価案提出を強行しないよう、緊急に要請して下さい。短いもので構いません。新聞等への投書も有効です。

【経産省】
広報 (FAX03-3501-6942

【原子力安全・保安院】
代表 (TEL03-3501-1511
広報課 (TEL03-3501-5890
原子力安全技術基盤課(ストレステストを担当)
FAX03-3580-5971 (TEL03-3501-0621

メールによるお問い合わせ:ご質問・ご意見(保安院HP)

https://wwws.meti.go.jp/nisa/index.html

【枝野幸男経産相】
[国会事務所]
FAX03-3591-2249   TEL03-3508-7448
[地元・大宮事務所]
FAX048-648-9125  (TEL048-648-9124
================================================================================

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ●所詮、社内(原子力ムラ村内... | トップ | ●小皇帝知事と連携を模索する... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事