Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●TPP、日本も同じ道を歩もうとしている

2013年03月23日 02時06分07秒 | Weblog


gendai.netの記事(http://gendai.net/articles/view/syakai/141368)。

 身近な良いお手本が。そう、お隣の国。

 原発については日本が、中国や韓国のお手本になると思うのです。でも、自公が復権し、まと元の原発推進のひどい時代に逆戻り。悪しき反面教師。
 一方、TPPに関しては韓国がお手本になるはず。何が起こっているかをよく観察させてもらうべき。サムスンなどの表面ばかりでなく・・・・・・。安倍政権が原発推進へ回帰しようとしている愚かさ」と同程度に、記事にあるTPPについての「愚かさ」という言葉は使って構わないように思う。

   『●TPP、呆れた一側面

================================================================================
http://gendai.net/articles/view/syakai/141368

【TPP参加悲観論】韓国の愚かさを真似するのか喜劇的な安倍政権
2013年3月7日 掲載

植民地化どころじゃすまない

 安倍首相は来週13日にもTPP参加を正式表明する。農業などは「聖域にできる」とし、反対世論を封じ込めるつもりだろうが、その結果、この国はどうなるのか。一番のお手本は「TPPのひな型」(米通商代表部)とされる「米韓FTA(韓米FTA)」を締結した韓国だ。

 今や、米国の経済的植民地と化しただけではない。独立国家の立法権(権限)すら侵害され、さながら統治領である

 韓国は二酸化炭素の排出量が少ない車の購入には補助金を出し、逆に排出量が多い車には負担金をかける制度を導入すべく、法整備を準備していた。

 ところが、これに米国がクレームをつけた。「米国大型車の輸入を阻む非関税障壁でFTA違反」というのである。そのため、法案は成立していたのに導入は延期となったのだ。

 「独立的検討機構」なる組織もできた。ここが国民健康保険適用の医薬品の採択や価格決定の再審査を行おうとしている。機構にはもちろん、米国関係者が居て、「米製薬会社が儲けるための拠点」なんて言われている。米韓FTAの専門家のソン・ギホ弁護士はこう話す。

   「韓国はジェネリック薬品の依存度が高い。ところが、機構の横ヤリで、
    外資系製薬会社の高価な薬の比率が増えると、健康保険制度が
    崩壊する恐れがあります。こうした事態を避けようと韓国政府は、
    独立的検討機構の権限の解釈をめぐって論争をしています」

 遺伝子組み換え食品の表示にも米国は噛み付いている。「学校給食への遺伝子組み換え食品禁止を明記したソウル市の条例も撤廃される懸念が浮上している。

 それやこれやで、米韓FTA履行のために、締結から1年間で改正をすることになった韓国の法律は63にも及ぶのだ分野は自動車・保険・医薬品・税法・著作権など多岐にわたり、今後もさらに多くの法令変更が必要になるとみられている。米国と同じルールを押し付けられ、独自の法律や条例が認められなくなり、その解釈をめぐって論争になると訴訟に発展する。一体、誰のための関税撤廃なのか。韓国の愚かさは、もはや、喜劇的レベルなのだが、日本も同じ道を歩もうとしている
================================================================================

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ●「低線量セシウムは人体に無... | トップ | ●「国家と教育」『週刊金曜日... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事