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●利権漁りに明け暮れるカースーオジサンや〝箕部幹事長〟らが醜悪な内輪モメ…このCOVID19禍の最中に、社会のビジョンもなく…

2020年12月30日 00時00分01秒 | Weblog

[※《自助》大好きオジサン・元最低の官房長官と学商 (日刊ゲンダイ 2020年9月7日)↑]


(2020年12月20日[日])
日刊ゲンダイのコラム【金子勝の「天下の逆襲」/コロナ対策は菅政権と専門家らの“悪魔のサイクル”突入へ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/282691)。
週刊朝日のコラム【室井佑月「戻れないのではないか」】(https://dot.asahi.com/wa/2020121600009.html)。

 《何度でも繰り返す。この国の新型コロナウイルス対策はデタラメだ。菅政権と政府寄りの専門家らによって、悪魔のサイクルに突入しようとしている…事業開始は感染収束が前提だったにもかかわらず、漸増中のステージ2でゴーサインを出しながら、ステージ3でストップをかける理屈が分からない》。
 《経済をまわしたいと、もっともらしい理由をつけるが、それならば一部の人間だけ潤う「Go To」なんかではなく、予算をつけ、もっと検査を徹底させるべきだ。コロナは陽性でも無症状者がいることは周知の事実。ならば、国が主体となって、徹底的に検査を実施し、陰性者が経済をまわしていくよりほかないではないか。それができないでいるとコロナとのいたちごっこは続く》。

 もともと利権漁りオジサンらによる《一部の人間だけ潤う》事業…そこ(キャンセル料)にさらに税金が注ぎ込まれる矛盾。申し訳ないが、のこのこ出掛けることにも問題を感じるよ、検査検査検査…・追跡・保護の体制が全くなされていないこの現状で。経済を回すというのなら、そんなキャンペーンに乗っかる必要があるのか。最も悪いのはもちろん利権漁りオジサンら。国がダイレクトに困った人々を支援すればよかっただけ。検査検査検査…もせずにキャンペーンを進め、それに乗っかる人々を移動させれば、感染が広がるに決まっている。第3波のピークの見えない今、無為無策無能が、少なくとも、三度も繰り返されてしまった。未だに、自公お維を支持している人たちは正気なのだろうか…。

   『●斎藤貴男さん《もう二度と、コロナ禍を奇貨とした利権漁りはやめろ。
         卑しい。で、次は一刻も早く東京五輪の中止を決めることだ》

 利権漁りに明け暮れるカースーオジサンや〝箕部幹事長〟らが醜悪な内輪モメ…。
 日刊ゲンダイの記事【「勝手なことしやがって」菅首相を恫喝した二階派幹部は誰】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/282722)によると、《この発言が事実であれば、菅首相は単なる“操り人形”に過ぎないということだろう。政府の観光支援事業「Go To トラベル」を今月28日から来年1月11日まで全国一律で一時停止すると発表した菅首相。この方針を聞いた自民党の二階派幹部が漏らしたという「どういう趣旨なのか勝手なことをしやがって」という恫喝セリフの報道記事をめぐり、ネット上で波紋が広がっている。…年明け早々、「ガースー下ろし」が始まるかもしれない》。

   『●《半沢が箕部幹事長と対峙するシーンの長台詞は、まるで私利私欲に
     まみれた今の自民党政権に対する怒りの言葉のようだった》…現実は?
   『●《「これは『半沢直樹』そのまんま」「リアル『半沢直樹』だ!」
     「箕部幹事長はやっぱり二階だったのか」》…キングメーカー気取り

 室井佑月さん《国が主体となって、徹底的に検査を実施し、陰性者が経済をまわしていくよりほかないではないか》。金子勝さん、《抜本的なコロナ対策こそ、最大の経済対策なのだ》。カースーおじさんらはなぜそれをやろうとしないのか、全く理解できない。利権が絡まないとやらないつもりか? 本気で《自己責任》だとでも思っているのか?

   『●【金子勝の「天下の逆襲」/野党は「消費減税で戦う」ではなく
      ニューディール議論を】…最悪な税制なんかを導入したが故に…
    《野党の動きも問題だ。徹底したコロナ対策こそが最大の経済対策になる
     全員検査で陽性者を隔離し、治療薬と治療方法を確立すれば経済は
     持ち直す。野党はそこを第一目標にすべきだ》

   『●《世界標準》…《「誰でも いつでも 何度でも」検査できる「世田谷
      モデル」として早期発見や治療につなげ、感染の広がりを抑える狙い》
   『●《専門家会議が当初「PCR検査を増やすべきはない」という方針…
      が過ちを生んだ…検査拡大の議論が出てこない》(保坂展人さん)
   『●《住民の命を守るのが、自治体の責務である》…世田谷モデル《…周辺
      自治体、もちろん東京から日本全体に広がっていかなければならない》
    《世界標準》な世田谷モデル…《「誰でも いつでも 何度でも
     検査できる「世田谷モデル」として早期発見や治療につなげ、感染の
     広がりを抑える狙いだ》
    《保坂展人区長…「最大の経済対策は誰でも、いつでも、何度でも
     PCR検査をできる体制づくりだ。問題提起しながら走り出していく」》

   『●《「(感染者を)見つけることに意味があるんだろうか」と疑義》派、
      《大規模検査不要論》派の意味不明さに《ほとほとウンザリ》する…
    「《世界標準》な「世田谷モデル」。《住民の命を守るのが、
     自治体の責務である》という保坂展人区長の「世田谷モデル」と
     無為無策無能なアベ様や小池「ト」知事、お維の皆さんの放置モデル…。
     《住民の安心感にもつながる最大の経済対策》、それは、
     検査検査検査…・追跡・保護でしか達成し得ない」

   『●金子勝さん《抜本的なコロナ対策こそ、最大の経済対策なのだ》…
     検査検査検査・追跡・保護と社会的検査による無症状感染者の炙り出し

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/282691

金子勝 立教大学大学院特任教授
1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。

金子勝の「天下の逆襲」
コロナ対策は菅政権と専門家らの“悪魔のサイクル”突入へ
公開日:2020/12/16 06:00 更新日:2020/12/16 06:00
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     (国民は自主防衛…(C)共同通信社)

 何度でも繰り返す。この国の新型コロナウイルス対策はデタラメだ。菅政権と政府寄りの専門家らによって、悪魔のサイクルに突入しようとしている。

 政府の新型コロナ対策分科会の尾身茂会長は無症状者の検査は不要だと言い続けてきたが、感染が急増するステージ3相当の地域が出始めると、「Go To トラベル」の一時停止を強く主張し始めた。事業開始は感染収束が前提だったにもかかわらず、漸増中のステージ2でゴーサインを出しながら、ステージ3でストップをかける理屈が分からない。失敗の責任を転嫁するつもりなのか。

 医療体制の逼迫が現実になった途端、医療従事者応援キャンペーンを張る提灯メディアも狂っている。菅政権は医療体制の支援に一体何をやったというのか。慌てて北海道旭川市や大阪府に自衛隊の看護師を派遣しただけ。新型コロナ感染者向けのベッド数確保よりも、マンパワー不足が問題なのは明白だ。医療機関に資金を一気に投入して関係者、特に看護師の待遇改善を図り、教育訓練の仕組みを整える看護師の家事育児の対策も不可欠だ。マスク着用、手洗い励行、3密回避。国民の自己責任任せでこの難局を乗り越えられるわけがない

 東京の世田谷区、墨田区、千代田区、目黒区。そして沖縄県や北九州市では自治体が無症状者の検査に乗り出し、エッセンシャルワーカー対象の社会的検査を実施して感染拡大防止の効果を上げ始めている。ところが、政府をはじめ、北海道や東京都、大阪府の知事たちは口をつぐんだまま。Go To キャンペーンの継続は焦点ではあるが、表面的な問題に過ぎない。

 感染再拡大の真っただ中に、今年度の予備費を回してトラベル事業の延長を決定したのにはア然としたが、追加経済対策もメチャクチャだ。事業規模73・6兆円、国と地方をあわせた財政支出は40兆円。医療機関の支援などの感染防止対策は5・9兆円にとどまり、時短営業協力金などに使う自治体への交付金はたった1・5兆円だ。その一方で、15兆円が国土強靱化と称したバラマキにあてられる。

 2000円前後でPCR検査を受けられる民間センターが各地で設置されると、どこも行列だ。政府も大都市圏の知事らも頼りにならないからだ。国民はお上を見限り、自ら防衛しないと生き残れない事態になっている。
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https://dot.asahi.com/wa/2020121600009.html

室井佑月戻れないのではないか
連載「しがみつく女」
2020.12.17 07:00

 作家・室井佑月氏は、日本の新型コロナ対策について、その矛盾や落ち度を指摘する。

【今週のイラストはこちら】

*  *  *

 新型コロナウイルスのワクチンができて、みんながそれを接種できたら、元どおりの世の中になるのだろうか? それはない、とあたしは思ってしまう。

 なぜなら、コロナは混乱のきっかけの一つにすぎなかった。この国を運営している者たちが混乱を招き、そしてそのことを決してわかろうとしない者もいる

 たとえば、政府は「Go To」事業がコロナ感染を拡大させたとの「エビデンスはない」として、このまま来年6月まで続けるそうだ。コロナの拡大は真実なのだから、考えられる要因を一つずつ潰していくのならわかるけど、どうしても「Go To」は続けたいらしい。

 経済をまわしたいと、もっともらしい理由をつけるが、それならば一部の人間だけ潤う「Go To」なんかではなく、予算をつけ、もっと検査を徹底させるべきだ

 コロナは陽性でも無症状者がいることは周知の事実。ならば、国が主体となって、徹底的に検査を実施し、陰性者が経済をまわしていくよりほかないではないか。それができないでいるとコロナとのいたちごっこは続く。

 たとえば、政府は来夏の東京五輪のコロナ対策として、ビザと入場チケット、移動情報の記録を連携させるスマートフォン・アプリの導入を促す、という。ワクチン接種が入国時の条件ではなくなった。

 当たり前のことであるが、アプリでコロナの感染が抑えられるわけではない。アプリができるのは個人がどこへいったのかの記録だけだ。

 それでも五輪はやりたいらしい。菅首相いわく、

人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証しとして開催し、東日本大震災の被災地が復興を成し遂げた姿を世界に向けて発信する場にしたい

のだそうだ。

 東京五輪をやれたら、あたしたち人類は新型コロナに勝ったことになり、東日本大震災は復興したということになるらしい。

 普通に考えれば、人類がコロナに打ち勝つとは、世界中でコロナによる死者がいなくなったときのことだし、東日本大震災の復興とは、その地に暮らした人々が元どおりの暮らしを送れることだ

 知識や学問を憎む反知性主義はいうことが違う。良かったですね、世界のニュースで取り上げられなくて。今、誰も日本のことなんて話題にしていない。コロナ禍の中、東京五輪で騒いでるのは日本だけ

 ちなみに、この国はずいぶん前から、教育にお金をかけない国となってきた。OECD調査でも日本は下の下である。為政者がバカだから国のレベルが下がったのか、日本のレベルが下がってのバカな為政者なのか。この道は途切れそうにない。

室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。「しがみつく女」をまとめた「この国は、変われないの?」(新日本出版社)が発売中

※週刊朝日  2020年12月25日号
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