Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●世界に向けて恥の発信=破滅への過程

2012年04月09日 00時00分47秒 | Weblog


asahi.comおよび東京新聞の一連の記事(http://www.asahi.com/politics/update/0403/TKY201204020672.htmlhttp://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012040201002068.htmlhttp://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012040401002190.htmlhttp://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012040590070545.html)。
 さらに、浜岡についての東京新聞の記事(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012040302000133.html)。とどめは、こちらのgendai.netの記事(http://gendai.net/articles/view/syakai/135946)。最後に、山岡俊介さんのアクセスジャーナルの記事(http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/、4月6日付)。
 〆は、東京新聞のコラム(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2012040702000135.html)。

 ここまでの一連の経過を見て、私は、とても恥ずかしい。世界に向けて恥をさらしている。あ~、このまま本当に再稼働する気だろうか? 本気で、世界を破滅させたいらしい・・・・・・。

================================================================================
http://www.asahi.com/politics/update/0403/TKY201204020672.html

2012年4月3日8時9分
大飯原発の再稼働、判断先送り 近隣府県の反発に配慮

 野田政権は2日、定期点検で停止中の関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)を再稼働させる政治判断を先送りする方針を固めた。福井県に隣接する京都府や滋賀県などの反発が強く、慎重に見極める。政権がめざす4月中の再稼働も厳しい情勢になった。

■枝野経産相、反対を明言
 野田佳彦首相は3日夕、枝野幸男経済産業相ら関係3閣僚と大飯原発の再稼働について協議。安全性の確認をするが、結論は見送る見通し。当初はこの段階で再稼働可能と判断し、地元を説得する方針だった。
 枝野経産相は2日の参院予算委員会で、社民党の福島瑞穂党首の質問に「地元をはじめ国民の一定の理解が得られなければ再稼働はしない」と答えたうえで、「現時点では私もいま再稼働に反対だ」と明言した。
 理解を求める「地元」の範囲は、「日本全国に福島(第一原発)の事故は直接、間接の影響を及ぼしている。そういう意味では『日本全国』が地元だ」と指摘。大飯原発から30キロ圏内に一部が入る京都府や滋賀県の知事が再稼働反対の意向であることを踏まえ、「2人の理解が得られないと地元の理解は得られたことにならない」と述べた。
================================================================================

================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012040201002068.html

首相、大飯原発再稼働3日に協議 京都、滋賀の理解前提と枝野氏
2012年4月3日 00時30分

 野田佳彦首相は3日、枝野幸男経済産業相ら関係3閣僚と関西電力大飯原発3、4号機(福井県)の再稼働をめぐり協議する。東京電力福島第1原発事故以来、世論を二分している再稼働問題に対する政治判断のプロセスが始まる。枝野氏は2日の参院予算委員会で大飯原発立地の福井県に加え、京都府の山田啓二、滋賀県の嘉田由紀子両知事の理解が前提になるとの認識を示した。
 両知事とも再稼働には慎重・反対の意向を経済産業省原子力安全・保安院に伝えており、説得は難航必至だ。
================================================================================

================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012040401002190.html

首相、大飯再稼働8日にも要請 暫定基準は週内決定
2012年4月5日 05時52分

 野田佳彦首相は4日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に向け8日にも枝野幸男経済産業相を同県に派遣し、西川一誠知事に協力を要請する方針を固めた。東京電力福島第1原発事故の教訓を踏まえた暫定的な安全基準を週内に決定。西川氏には暫定基準を満たせば再稼働の安全性は確保されると説明する。政府関係者が明らかにした。
 夏場の電力需給の逼迫を見据え、経済停滞や市民生活への影響を回避するため、安全性確保を前提条件に再稼働は必要と判断した。

(共同)
================================================================================

================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012040590070545.html

フィルターや免震施設除外 早期再稼働へ政府暫定基準
2012年4月5日 07時05

 政府は四日、関西電力大飯(おおい)原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働問題で、格納容器の圧力を下げるベント(排気)時に放射性物質を取り除くフィルターの設置など時間がかかる対策は、再稼働の是非を判断する暫定基準に含めない方針を固めた。非常用電源車の配備や建屋内の浸水対策などが進んでいることを強調し、フィルターなどは中期的に取り組むことを説明することで、理解を求めていく。
 暫定基準は、大飯原発がある福井県やおおい町が要望しており、野田佳彦首相が三日の関係三閣僚との会合で策定を指示。藤村修官房長官は四日の記者会見で、基準の策定について「一日二日、相当鉢巻きを巻いてやる」と話し、経済産業省原子力安全・保安院が検討を進めている。
 保安院は、東京電力福島第一原発事故を踏まえ、全電源喪失や冷却設備の機能喪失にならないよう三十項目からなる報告書をまとめている。基準はこれがベースになる。
 再稼働の条件となる安全評価(ストレステスト)の一次評価が進む大飯原発や四国電力伊方3号機は比較的新しい上に、福島第一原発に比べると格納容器が大きく、圧力が高まりにくいため安全性は高いとされる。非常用電源車の配備や、炉心への代替注水機能の確保などの対策も既に終わっている。ただ、ベントフィルターの設置や緊急時に大量の作業員が寝泊まりできる免震施設の建設など時間がかかる対策も残っている。これらをすべて満たすには「少なくとも三、四年はかかる」(保安院幹部)という。
 フィルター設置なども暫定基準に含めてしまうと、再稼働の時期が大幅に遅れることになる。このため、政府は三十項目のうち多くの安全対策が進んでいることを確認し、残る対策も計画が進んでいることをアピールしていく考え。
 ただ、原子力安全委員会が「一次評価だけでは不十分」と疑問を投げかけ、免震施設の重要性を強く訴えている。こうした中、骨抜きとも受け取れる基準で政府が再稼働を認めようとすれば、地元を含め広く反発が出る可能性もある。

(東京新聞)
================================================================================

================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012040302000133.html

「21メートル津波対応を」 浜岡原発 保安院、中部電に指示
2012年4月3日 朝刊

 経済産業省原子力安全・保安院は二日、内閣府の有識者会議が中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)に二一メートルの津波が来る可能性を指摘したことを受け、これを想定した対策を取ることが急務だとの見解を示した。
 保安院は中部電に対し、東海沖から四国沖にかけて延びる「南海トラフ」で巨大地震が起きて二一メートルの津波が襲った場合、現在の対策ではどのような被害が出るのか、十六日までに調べて報告するよう指示した。
 中部電は、東京電力福島第一原発事故を受けた中期的対策として、海抜一八メートルの防波壁を建設中で、年内の完成を目指している。
 ただ、この防波壁は一五メートル程度の津波を想定しており、二一メートル級なら壁を突破して敷地内に津波が押し寄せる。1、2号機は廃炉作業中、3~5号機は冷温停止しているが、安全性がおびやかされる。
 保安院の森山善範原子力災害対策監は二日の記者会見で「不十分なら見直してもらう」と述べた。
================================================================================

================================================================================
http://gendai.net/articles/view/syakai/135946

野田は原発再稼働を決めている
2012年4月3日 掲載

枝野の反対は芝居
 野田首相が急ぐのは、増税法案だけじゃない。関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)を再稼働させる動きが急なのである。2日の国会で枝野経産相が「私は再稼働に反対」と表明したが、今夜、3閣僚で協議。順調にいけば、4月中旬にストレステスト(耐性評価)合格第1号として稼働するというのだ。

   「野田と枝野は、役割分担をしているだけ。産業界が再稼働を
    せっついてるんだから、野田が断れるわけがない。一方の枝野は
    東電を国有化して、後見人の仙谷に“料理”させたい思惑があるから、
    再稼働推進の姿勢は見せにくい。ちょっと慎重派を装っていますが、
    官邸が再稼働を決めれば、折れますよ」(官邸事情通)

 野田が再稼働に前のめりなのは、増税法案を後押しする勢力が再稼働推進派であることが一番だが、もう一つの理由があるという。

   「野田首相を焦らせているのは原油高。それにつられて物価が
    どんどん上がりかねない。そうなると、支持率はさらに下がるし、
    これからの国会で増税審議もやりづらい。原発再稼働で、
    原油高と電気料金値上げをなんとか食い止めたいのです」
    (全国紙政治部記者)

 アメリカのオバマ大統領が、ガソリン価格の上昇で支持率を急落させたのを見て、さらに焦り始めたらしい。自分を米大統領と比較するあたり、サルマネを通り越して、完全に自信過剰症に侵されている。
================================================================================

================================================================================
http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/、4月6日付】

2012/04/06
大飯原発の再稼動をやめろ!」--首相官邸前に1000人以上の市民が結集、怒りの声あげる

 関西電力・大飯原発(冒頭写真。福井県大飯郡)の再稼動に向けた動きが野田政権内部で進んでいる。本日(4月6日)、野田首相と枝野幸男経済産業相ら3閣僚は、運転再開を判断するための安全基準を最終決定した。週明けにも再稼動をするかどうか、政治判断すると見られている。
 こうした再稼動に向けた動きに強い危機感を抱いた市民らが、インターネットで情報交換し、本日午後6時、首相官邸前の歩道に詰めかけた。
 福島から避難してきた主婦、高校生、サラリーマン、主婦、フリーター、反原発活動家など様々な層の市民がマイクを握り、アピールを開始。

「5月5日、泊原発が停止したら、日本で運転している原発はなくなります。これこそ、子どもの日にふさわしい、子どもたちへの最高のプレゼントではないですか」(主婦)

福島第一原発の事故、誰が責任をとりましたか責任をとれるはずがない責任をとれないことは、もうすべきじゃない」(福島出身の女性)

「日本は地震、火山、津波の国。原発は本来、あってはならない」(反原発の活動家)

「安全対策は、まったくおきざりにされている。大飯原発は、電源車を用意したというが、地震で道路が通れなくなったらどうする。ベントのフィルターも付いていない。さらに、免震重要棟がない。放射能漏れが起きたら対処できない」(反原発の活動家)

「おれたちは、説得したり、お願いするためにきたわけじゃねえ。再稼動はふざけるな、いいかげんにしろ。もう一回、地震と津波が来たらどうする」(20代男性)
================================================================================

================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2012040702000135.html

【コラム】
筆洗
2012年4月7日

 映画やテレビの世界には<セッシュする>という言葉があるらしい。ツーショットなどで、他の俳優と背丈が釣り合うよう身長の低い俳優を台の上に立たせることだという▼二十世紀初頭にハリウッドで活躍した日本人俳優早川雪洲(せっしゅう)は、長身の米国人女優と比べると背が低かったため、撮影ではよくその手が使われた。それが由来だとどこかで読んだ覚えがある▼大相撲の元力士舞の海さんにも、これに通じる話がある。新弟子検査の際、身長の規定に満たなかった。そこで苦肉の策、頭部にシリコーンを注入して何とか通ったのだそうだ▼首相ら関係閣僚が昨日、関電の大飯原発(福井県)3、4号機の再稼働の前提となる暫定安全基準を決定した。だが、重要だが時間のかかる対策は、「再稼働後」に実施する工程表を電力会社が示せばOKという内容なのだからあきれる▼<セッシュ>や<シリコーン>は、長身俳優の背丈や身長規定に届かせようとする涙ぐましい努力だろう。だが政府は、そうした姿勢を電力会社の安全対策に求めるのではなく、逆に、基準の方を下げてしまった印象が強い▼背丈といえば、ギリシャ神話に、捕まえた旅人の体を寝台の大きさに合わせて切ったり伸ばしたりする強盗プロクルステスが登場する。政府も似たり。「まず再稼働」という“寝台”に合わせ安全基準の“身体”を切るとは
================================================================================

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ●移染を「除染」とウソを拡散... | トップ | ●「原発崩壊」樋口健二さん写... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事