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●アベ様「対話の積み重ねの上に…移設を進め」…《積み重ねているのは、同意なき既成事実と不信感ばかり》

2019年02月06日 00時00分20秒 | Weblog

[※辺野古破壊の愚行を報じる朝日新聞2018年12月15日)↑]



沖縄タイムスの二つのコラム。阿部岳記者の【[大弦小弦]日ごろ威勢よく「ニッポンの誇り」を語る人々はなぜ黙ったままなのか…】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/377868)と、
磯野直記者の【[大弦小弦]これまでの20年以上に及ぶ県や市町村との対話の…】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/378440)。

 《ロシアのプーチン大統領が昨年末、「沖縄県の米軍基地は地元知事が反対し、住民も撤去を求めているにもかかわらず整備が進んでいる。日本の主権がどの程度の水準にあるのか分からない」と発言…失礼千万な問い。…安倍晋三首相が反論した形跡はないできないのが悲しい…米国にはへつらい、沖縄にはかさにかかって暴力を振るう日本政府の異常な振る舞いにある。(阿部岳)》
 《▼「対話の積み重ねの上に」と「移設を進め」がつながらない。政府は1999年の閣議決定を「地元との合意」と強調するが、その後一方的に破棄した。2代続く新基地建設反対の知事の訴えには聞く耳を持たず、工事を強行している…(磯野直)》。

 「日本人の誇り」とプーチン氏《主権を行使できていない実例》。《安倍晋三首相が反論した形跡はないできないのが悲しい》。害遊・害交のなれの果てが、コレだ。

   『●「在日米軍特権」「日米地位協定」「日米合同委員会」…
                《米国の言うことを聞くお友達は日本だけ》
   『●破壊「損」な美ら海への土砂投入…「2019年2月までの
           米軍普天間飛行場の運用停止」をやってみせよ!
   『●巨大新基地建設による辺野古破壊…
      プーチン氏に《主権を行使できていない実例》と指摘されてしまう始末
   『●「日本人の誇り」について熱弁をふるう
       宮崎政久衆院議員(自民)は、堂々と「辺野古破壊に賛成」に一票を

 大浦湾破壊を開始…アベ様は「対話の積み重ねの上に…移設を進め」と施政方針演説…。《積み重ねているのは、同意なき既成事実と不信感ばかり》。

 破壊「損」な美ら海への土砂投入。《2019年2月までの米軍普天間飛行場の運用停止》は一体どうなったのですか?
 沖縄タイムスの記事【安倍首相「普天間の返還実現する」 施政方針演説で対話強調】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/378449)によると、《安倍晋三首相は28日の施政方針演説で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設について、これまで「対話」を積み重ねたことを強調し、移設を進める考えを改めて表明した。首相は日米同盟に関し「かつてなく強固なものとなっている」と米国との信頼関係に触れた上で、沖縄関係に言及》。

 《沖縄県民を愚弄する工事強行》…やり方が薄汚すぎるアベ様や最低の官房長官ら。
 日刊ゲンダイの記事【首相演説「沖縄に寄り添う」消え…辺野古新工事を強行着手】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/246431)によると、《形だけとはいえ昨年1月と10月の演説には「沖縄の方々(皆さん)の気持ち(心)に寄り添い」との一節があったが、きのうの演説では「辺野古移設を進め、普天間飛行場の一日も早い全面返還を目指す」と宣言。「沖縄に寄り添う」はすっぽりと消え落ちていた。その同じ日に辺野古では、防衛省沖縄防衛局が埋め立て予定海域の東側で新たな護岸を造る工事に強行着手した。県民からは「横暴だ」と反発する声が上がっている…工事の大幅な遅れで尻に火がついた安倍が、沖縄県民に対してなりふり構わず牙をむいてきた》。
 東京新聞の記事【首相施政方針 「沖縄に寄り添う」消える】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201901/CK2019012902000152.html)でも、《通常国会が二十八日、召集された。安倍晋三首相は衆参両院の本会議で施政方針演説を行った。沖縄県の米軍普天間(ふてんま)飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古(へのこ)移設に伴う新基地建設に関し、昨年の演説で用いた沖縄に寄り添うとの表現に今回は言及しなかった…首相は新基地建設について「世界で最も危険と言われる普天間飛行場の一日も早い全面返還を実現していく」と推進する方針を重ねて強調。「寄り添う」の表現が消えたほか、沖縄政策に関する発言も昨年の約三分の一に減った。政府はこの日、名護市辺野古で新たな護岸造成に着手した》。

 やること為すこと《卑(ミーン)》なアベ様ら。1日でも早く辺野古破壊・大浦湾破壊を止めよ!
 【海鳴りの島から 沖縄・ヤンバルより…目取真俊/県民投票で1票を投じる前に、辺野古に行って現場を見てほしい。】(https://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/5232d1554b64de0d3213159f6f28e8bd)によると、《午後2時頃の段階で、N4護岸はすでに30メートルほどまで伸び、波打ち際まで数メートルに迫っていた。明日30日には海に石材が投下されそうだ。辺野古岬周辺は水深が浅い岩場なので工事の進行が速い…安倍政権は県民投票を逆手に取りそれを失敗させることで自らに有利な状況を造ろうとしている。それだけでなく、県民の関心が県民投票に向かっている間に、辺野古の工事を大きく進めようとしている》。

 リテラの記事【朝日が報じた「日本を米西海岸沖に移したい」発言の防衛省幹部はトップの事務次官だった! 対米従属ここまで】(https://lite-ra.com/2019/01/post-4516.html)によると、《朝日新聞1月26日付朝刊の4面に掲載された小さな記事が、一部で波紋を広げている。タイトルはこうだ。〈「韓国疲れだ。日本を米西海岸沖に移したい」 防衛省幹部ぼやき〉》。
 辺野古破壊・大浦湾破壊の《卑(ミーン)》なアベ様らを見れば一目瞭然。血税使って番犬様に大奉仕。思いやり一杯。防衛省幹部の心の中ではすでに、ニッポンは《米西海岸沖に》移動済み。

 最後に、「環境監視等委員会」の委員の皆さんの「誇り」はどこにいったの? 担当したコンサルタントのプロフェッショナルとしての「誇り」は何処に?
 「環境監視等委員会」の皆さん、コンナモノ(大浦湾破壊)をよく許せますねぇ…唖然としています。詳細な議事を公開してほしいなぁ。
 防衛省・自衛隊のWP(http://www.mod.go.jp/)に以下のPDFがありましたので、リンクを貼っておきます。「移植対象サンゴ類の生息環境に影響を与えないことを確認」って、委員の皆さんは正気なのでしょうか? そりゃぁ、《影響を与えない》様にシミュレーションすれば、《影響を与えない》数値計算結果・評価結果になるでしょうよ。

   【平成30年度 普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境監視等委員会
                         (第18回) 議事次第】
    http://www.mod.go.jp/rdb/okinawa/07oshirase/chotatsu/kankyoukansiiinkai/kankyoukansiiinkai18/H30no18GijiShidai.pdf
   【資料4 工事の実施状況について 平成31年1月 沖縄防衛局】
    http://www.mod.go.jp/rdb/okinawa/07oshirase/chotatsu/kankyoukansiiinkai/kankyoukansiiinkai18/H30no18Siryo04.pdf

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https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/377868

[大弦小弦]日ごろ威勢よく「ニッポンの誇り」を語る人々はなぜ黙ったままなのか…
2019年1月28日 07:21

 日ごろ威勢よく「ニッポンの誇り」を語る人々はなぜ黙ったままなのか。ロシアのプーチン大統領が昨年末、「沖縄県の米軍基地は地元知事が反対し、住民も撤去を求めているにもかかわらず整備が進んでいる。日本の主権がどの程度の水準にあるのか分からない」と発言した

▼自国民ではなく米国の意向に従うとはまるで属国ではないか、という失礼千万な問い。それなのに先日会談した安倍晋三首相が反論した形跡はないできないのが悲しい

▼「いっそ日本が本当の属国になったら基地はどうなるだろう」。知人の発案を聞いて最近考えている

▼仮に米政府に統治される属領になったとする。そうすると日本政府が出す思いやり予算がなくなり、在日米軍は財政的に規模を維持できなくなって数を減らす可能性がある

▼さらに、政治的理由で沖縄に基地問題を押し込めておこうとする日本政府が手を引けば、米軍は軍事的判断で全国から自由に駐留先を選ぶだろう。結果的に沖縄への基地偏在も解消するかもしれない

▼もちろん、私たちの運命を投票で選べない米政府や米軍に委ねるわけにはいかない。その方がましかもしれない、などと思うのは異常なことだ。そう思ってしまう原因は、米国にはへつらい、沖縄にはかさにかかって暴力を振るう日本政府の異常な振る舞いにある。(阿部岳
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https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/378440

[大弦小弦]これまでの20年以上に及ぶ県や市町村との対話の…
2019年1月29日 08:15

 「これまでの20年以上に及ぶ県や市町村との対話の積み重ねの上に、辺野古移設を進め、世界で最も危険と言われる普天間飛行場の一日も早い全面返還を実現する」。28日、安倍晋三首相は施政方針演説でこう言った

対話の積み重ねの上に」と「移設を進め」がつながらない。政府は1999年の閣議決定を「地元との合意」と強調するが、その後一方的に破棄した。2代続く新基地建設反対の知事の訴えには聞く耳を持たず、工事を強行している

▼普天間の危険性は、13年後といわれる新基地完成を待たなければ除去できないのか13年もかかるのに一日も早い策とどうして呼べるのか

▼米軍に住宅地上空の飛行や深夜早朝の訓練をさせない、地位協定を改正し国内法順守を義務付ける。安倍首相が「かつてなく強固な絆」と胸を張る米国と全力で交渉すれば、現状は改善する

▼今できる外交努力もせず、危険性を放置する政府はこの日、新基地建設の新たな護岸工事を始めた。積み重ねているのは同意なき既成事実と不信感ばかりだ

▼透けて見えるのは県民投票や参院選を前に工事を進めて屈服させようとする意図と、どちらが勝つかと高みの見物を決め込む多くの国民の姿。土砂投入の強行で異様さに気付く人も増えているが、あえて聞きたい。「あなたが沖縄の人ならどう思う」(磯野直
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