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●原発裁判はどれも完敗: 井戸謙一元裁判官と小出裕章さんの対話

2012年02月04日 00時15分13秒 | Weblog


WP『小出裕章(京大助教)非公式まとめ/京大原子炉実験所助教 小出裕章氏による情報』(http://hiroakikoide.wordpress.com/)に出ていた記事http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/01/26/tanemaki-2012jan25/)。

 金沢地裁唯一反原発判決を書いた井戸謙一さん。でも、結局は上級審で原発称賛判決が出されている。最高裁で原発推進判決以外が確定したものはない。つまり、反原発派は連戦連敗最高裁に限れば完敗な訳です。常に打ちのめされています。伊方原発の裁判(だったかな?)に関わった小出裕章さんも、結局そこで「司法」の壁に打ちのめされ、「司法」に絶望を感じられたようです。以来、連戦連敗で、それ以降期待されることはなかったと思いますが、小出さんも更なる絶望を感じておられたことでしょう。

 3.11原発人災以降、何度も書いてきましたが、「司法」は何か変わったのでしょうか? 少なくとも東京地裁にはその兆候は全く見れません。

     『●東京電力、「お前のモノだろう!」

少しの兆候でも感じ取れれば、少しは救いがあるのですが、「政治」にも、最悪なことに「司法」にも全く感じ取れないこの状況、どこに一体救いを求めればよいのか。罪もなく被爆した子供達、今後必ず負の兆候が現れてきます。このどうしようもない国のどこに、彼ら・彼女らは怒りをぶつけ、救いを求めたらよいのでしょうか。

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http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/01/26/tanemaki-2012jan25/

125伊達市被曝調査年間20mSv2/10mSv9443人中33人「(京都大学原子炉実験所には)年10mSvを超えて被曝をする職員はほぼいません」 小出裕章(MBS
2012
126

2012125()MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。

テーマは……
・伊達市被曝調査の結果で、推定ですが、年間20mSv2人・9443人中3310mSvという結果が出たことについて。
志賀原発2号機の運転差止め判決を出した当時の裁判長が語る、原発裁判の実態について。

です。

番組内容
2012
125日【水】
原発と国~元裁判官に聞く司法の限界
 今夜は元金沢地裁の裁判官で、全国で唯一、原発の運転差止め判決をだした弁護士の井戸謙一さんにスタジオに来ていただき、話を聞きます。
 井戸さんは、06年に石川県の北陸電力志賀原発2号機の差止めを命じる判決を下し、去年春退官した後現在は、弁護士として、「脱原発」をめぐる活動に参加されてきています。
 そんな井戸さんに、裁判を通して見た、「原発と国」との関係や司法における力の限界などについてお話を伺います。
 また、京大の小出裕章さんにも、井戸さんとの話に参加していただき、原発をめぐる日本の司法事情などについて意見を聞きます。

録音

内容文字おこし
(1)http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65787191.html
(2)
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65787250.h
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