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●『カラオケ秘史/創意工夫の世界革命』読了

2009年04月03日 07時56分15秒 | Weblog

『カラオケ秘史/創意工夫の世界革命』、1月に読了。(SLAPP[※1※2]烏賀陽弘道著。新潮新書200812月刊。

 
カラオケ嫌いなのに、著者のファンということで即購入。「序章 日本人はなぜ「聴く」より「歌う」のが好きなのか」、「第1 「カラオケの発明者」になりそこねた男」、「第2 カラオケボックスを考案した弁当屋のおじさん」、「第3 原子力博士はなぜミシン会社で通信カラオケをつくったのか」、「第4 音源づくりの耳コピー職人は自宅作業をしていた」、「終章 日本人はいつから人前で歌うようになったのか」。

 
カラオケカラオケボックス通信カラオケへと一連の発明。特に、ブラザーの研究者 (3) による通信カラオケの発明は最高、痛快!! それを支えたのは、「データ化された楽器の音源を演奏させるためのデジタルの「命令文」」MIDI (Musical Instrument Digital Interface) (p.149)

 
カラオケに興味はなくても、開発の歴史をたどる旅として、とても楽しめる。
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