★チチカカ湖でまぐろを釣る★ En JAPON

ペルー・ボリビアから帰国しました。旅の模様を写真と一緒にアップしてます。
●◆最新更新日→2009年4月22日◆●

おばあちゃんの達筆文字が目に染みた日。

2007年04月20日 | 想うことあれこれ・・・日記
今日は初めての施設へ。しかし、やる気とは反面に午前には子ども達は二人しか来なかった。

ここの施設は、先々月に教師たちが全員入れ替わったらしい(人間関係が原因と聞く)けれども、それが影響してなのか、子どもたちの人数が圧倒的に減ったらしい。ここの施設に来ない間子どもたちは何をしているかというと、学校が無い時間は(ボリビアは午前か午後しか学校がない)家の手伝いをしたり宿題をしたり子守りをしたりしているという。

日本の小学生の全授業時間数と、ここの子どもたちのそれとを比べると、圧倒的に差があり、延いてはそれがボリビアの抱える『貧困問題』をいつまでも助長させる一因となっていることは想像に難くない。

生徒が二人とはいえ、せっかく来てくれたのだし、先生も一緒に、日本の文化紹介のクラスをすることにした。
みんなでこじんまりだけれどもおしゃべりしながら、日本の習慣、食文化、日本の文字、宗教などなどを、ボリビアと比較しながら紹介。持ってきていた提灯、着物、お箸、ミニ雛人形、ミニ大仏、下駄は、いつもの通りすごく好評☆

新聞紙を使って折り紙の『ツル』を教えていたところ、先日クラスで教えた子ども達が10人くらい、わああああああ~~~っとやってきた。皆口々に、「アコアコアコーーー!」と抱きついてくる。こういう瞬間、「青少年活動」という職種で来たことを嬉しく思う。

今日の仕事は午前で終了。帰り道の途中でメルカド(市場)に寄り、古着で可愛いのを見つけたから購入。その後歩いていると、気分がだんだんと悪くなり、吐き気もしてきて、もう歩くことが出来なくなった。急いで帰ろうと思い、バスに乗るも、すぐにもう倒れそうになってバスに乗り続けることが出来ず、タクシーへ。

家に帰って熱を測ると、なんと38℃。
ボリビアに来てから、月一くらいで、こういった突然の発熱がある。一体何が原因なんだろう??

今日は、お昼からずっと夜まで寝た。

日本から届いたおばあちゃん直筆の手紙と、お箸の袋に折ったお雛様が、こういう体が弱った今、とても目に染みる。

おばあちゃんの字があまりにも達筆すぎて、アコのこっち来て低下した日本語能力と今の高熱状態では、時たま読めない箇所がいくつもあったのだけれど、これはおばあちゃんには内緒にしておこうと思う。


↑日本語勉強中のペルー人の友達もお手上げのおばあちゃんの文字。


↑お箸の袋に付けた折り紙で折った雛人形。
あこよりか、おばあちゃんの方がよっぱど協力隊で活躍出来る気がする。