★チチカカ湖でまぐろを釣る★ En JAPON

ペルー・ボリビアから帰国しました。旅の模様を写真と一緒にアップしてます。
●◆最新更新日→2009年4月22日◆●

帰国します!

2009年01月08日 | ボリビア日記
【帰国二日前・6日】


朝9時から夕方6時くらいまで、JICAオフィスにて、スーツ着用で『帰国報告会』。

パワーポイントを使って、次長・所長、その他調整員や同期の前で、それぞれの2年間の報告。



自分は、この2年間に心から満足している。
それはきっと、自分に出会い関わってくれた人たちに本当に恵まれたからとしかいいようがない。

時にやる気をなくしたり、「国際協力なんかクソ!」と思ってしまうくらいこのボリビアにムカついたり、涙を一人流したこともあったけれど、なんだかんだ言って、自分は『人との出会い』に本当に恵まれたのでした。


同期のノンちゃんが報告会で言っていた言葉がすごく印象的だった。


「わたしは、自信をなくして日本に帰ります」

「自分は、小さい」



誰も彼もが最高に恵まれた仕事や生活環境に当たるわけではない協力隊。
そんなときにそれぞれの力や運が試されるのだけれど、それでも自分の非力さに肩を落とすこともあるわけで・・。

誰よりも仕事への熱い情熱をもっていた彼女だけに、彼女の誰よりももがき苦しんだ姿を見てきただけに、この素直な彼女の言葉がすごく心に響いた。
(思わず自分もちょっと泣いてしまったし)

「未熟さ、意思の無さ、不安定、甘え」

そういった自分の弱さを素直に受け止めて、でも心からこのボリビアを愛することが出来たという彼女は、誰よりも当日輝いてみえたのでした。





その日のお昼は、在ボリビア日本大使公邸へ招待されました!




公邸料理人の作る和食はほんっとに美味しかった!




とても気さくで人柄のいい大使と、みんなで記念写真☆




夜も2件のお宅をはしごして、美味しいご飯をご馳走になったり、最後のおしゃべりを楽しんできました。





【帰国前日】

お昼ご飯を、次長と調整員に招待され、美味しいアルゼンチン牛を堪能。

午後は、最終荷造りと、お土産の買い物。
それからボリビアの同僚や友人らに片っ端から挨拶の電話。

夜ご飯は友達と一緒に日本食(これから日本行くっていうのに・笑)



現在、夜の0時をまわったところ。
これからボリビアで最後のシャワーを浴びて、お世話になった人たちへのお手紙を書こうと思います。

たぶん今日はもう眠れない・・。
まー、朝4時に起きなきゃだし、このまま貫徹の方向でね。





正直に言うと、実はまだ自分が明日このボリビアを去って日本へ帰るっていう実感がないです。
どこかで、心が現実逃避しているというか、現実を認めたくないというか。


ボリビアに着いた当初は、全然この国を好きになれなくて、魅力が見つけられなくて、そんな自分にも疲れていたけれど、今は心の底から、「ボリビアが大好き!!!!!!」と大声で言える。

最高の同僚、子どもたち、友人ら、心許せる仲間に出会えた。
たくさん笑って、怒って、泣いて、悩んで、また笑って・・。

この2年間は、なんてなんて色鮮やかだったんだろう。



この2年間で「成長した」とか「自信がついた」といった立派な言葉を吐けるほどには、自分は程遠い。

むしろ、この2年間で、嫌というほど自分の非力さや未熟さを思い知らされた。
さっきの、「私は自信をなくして日本に帰ります」とは、まさに自分のこと。


でも、たっくさんの人に出会えて、心も豊かになったこと、これがこの2年間での一番の財産!!!



JICAの皆様、同期、隊員のみんな、ボリビアの同僚や友人、子どもたち、福田ゼミの皆様、世界中に散らばった同期のみんな、そして日本の家族や親族の皆様、
これまでに出会った全ての人へ、


これまで本当にどうもありがとうございました!!!!!!!!!!!


1月10日、元気に日本へ帰ろうと思います☆








Muchas gracias por todo y les agradezco mucho!!






chao~~~~~☆☆☆

帰国3日前

2009年01月06日 | ボリビア日記
今日は、この2年間お世話になったカウンターパートのいる職場へ、調整員と一緒に「職場挨拶」がてら、最後のお別れをしてきました。


すぐ終わるのかと思いきや、
「後任のボランティアが欲しい!」
というカウンターパートと調整員との話し合いなどで、予想以上に時間は過ぎ・・・。

でも、こうやって後任ボランティアを欲しがってくれるってことは、これまでの自分の活動が認められたってこと。

「本当によくやってくれたよ。ありがとう。日本へ帰っても絶対に忘れないで!」と、熱いハグと共に見送ってくれたカウンターパート。

自分としては、全身全霊わき目も振らず熱心に働いたというわけでもなく、あくまでもマイペースに、楽しく働いてただけだったけれども、こういう「最後」を迎えることができて、本当によかった!!!!



夜は、明日の帰国報告会用のパワーポイントを作ってもらっているケイくんちへ、あっちゃんと。



美味しい美味しいご飯もご馳走になりました☆
かぼちゃのまろやかスープと、お芋とキャベツのどんぶり。

日本に帰ったら、ケイくんちご飯を恋しくなるんだろうな。。。



あっちゃんからは、なんとサプライズ・プレゼント!



将来のために!(笑)ということで、可愛いサイズのアンデス風な服を2着。

あっちゃんとは、何かすごく気が合ったし、彼女のバッサリ斬るような発言や独自の価値観や彼女のもつ魅力が、とても自分を惹きつけたのでした。




ありがとう・ありがとう☆って、何回言っても終わらないくらいお世話になったこの二人。
いつか恩返しをしよう・・・。もちろん@ハポンで。



今夜はこれから明日の帰国報告会の準備!

最後の舞台、がんばります☆


サヨナラ mi cuarto y ayumi chan

2009年01月05日 | ボリビア日記
本日、ついにこのボリビア生活で暮らしていた家を出ました。







不用品をJICA連絡所に持っていったり、これから数日間過ごすことになる場所に2往復して荷物運んだり、部屋全体を最終的に掃除したり、なんだかんだで時間かかった・・。

キレイさっぱりしてしまった部屋。

じゅうたんに、たくさんの愛犬まぐろの毛がついてて、ちょっと涙浮かべながらそれを取ったのは、あまり人に言わないでおこう。。


いろんな人が訪ねてくれたし、嬉しかった・悲しかったいろんな思い出や想いがあるこの部屋。
たぶん、もう二度と一生足を踏み入れることもないんだろう。

サヨウナラ、そして2年間お付き合い、ありがとう☆




夕方は、急いで家を出て、これから帰国するという日本人のお友達あゆみちゃんの見送りのために空港へ。

最後にハグをするとき、「あこちゃんとは日本でまた会えそうな気がするなぁ」と言ってたあゆみちゃん。
とっても個性的で、でも自分の道を突き進むしっかり者なかわゆいあゆみちゃん。もっと早くに知り合っていたかった。
埼玉と栃木で近いし、あこも帰国したら連絡するから飲もー飲もー!
お仕事見つからなかったら、草加せんべい修行させてください。





そんな感じで、今日は別れありの一日でした。

誰かも言ってたけど、去っていくより見送る方が、悲しさの度合いが違う。


自分はこれまでの人生、去っていくほうが多かったような。。。



明日からボリビアで最後の月・火・水ようび!
美味しいもん食べるぞーー☆

一週間総括なり

2009年01月04日 | ボリビア日記
なんかもー、最近忙しい!

よく帰国前の先輩らが「帰国前は忙しいよー」って言ってたけど、これは事実だ。

何が忙しいって(この一週間の場合)、

●部屋の掃除と片付け
●荷造り

の2点に限る。
この2年間で増えた物と服の量ったら、一体なんなのこれ。

スペイン語最終5号報告書は、同時進行「日本語→スペ語」の助っ人を朝方3時まで手伝わせて(笑)、たったの3時間で終わらせたし、自分には珍しく、やるべきことを順調にこなしている。


いっこいっこ報告するのがメンどいので、ボリビア最後の一週間を月曜から土曜日まで、総括。




◆月曜・29日◆



変体オヤジ料理人隊員主催で、ラパス隊員のみんなが自分と同期ノンぴょんと、あゆみちゃんのための送迎会を開いてくれました。
最後の最後までこのジジイとは罵り合いになったけど、これも既に良い思い出(笑)
ラパスのみんなにこうして出会えたことに、心から素直に感謝してます。



◆火曜・30日◆

風邪気味。。。
午後はカフェで、ヒロさんとナオキさんと2時間くらい?おしゃべり。
大人の男性って・・・・。あー・・。
夕方、あゆみちゃんと、占いの館へ(詳細は次回のブログにて)
夜、家のドアがぶっ壊れて、外に出れず。
親友を呼んで、助けてもらった。命の恩人。


◆水曜・31日◆

夕方までずっと荷造り。
それから、ペルー人のハビエルと市場で買出し、お料理スタート。
(ペルー料理のアロス・チャウファ、トゥルーチャ、サラダ、など)

夜は、同期のノンぴょんとヒサくんも来て、4人でフェリス・アニョ・ヌエボ!



年越し風景。
赤のパンツはいてるのに注目☆(ボリビアの年越し風習)



0時は屋上ですんごい量の花火の爆音と光で迎えました。

その後シャンパンとワイン飲みながら、朝方3時まで語りまくり。


◆木曜・1日◆

二日酔いと夜更かしで、なんと午後1時起床。。。。

親友と、休日のラパス市内を散策中に、可愛い「手帳」を発見☆即購入。
深夜から始めたスペイン語最終報告書も、朝方3時に無事終了。


◆金曜・2日◆

お昼ごはんを、いつもこのペルー料理レストランに一緒に行っている人と行ってきた。
たぶんコレがきっと最後・・・。
一体この2年間で何回通い続けたのだろ。



↑前菜のセビッチェ



スープ。日替わり。今日は卵とチキン。



メインディッシュその1.
「ピカンテ・デ・カルネ」



メインディッシュその2.
「セコ・デ・レス」


◆土曜・3日◆

ヒロさんとその他みんなと一緒に、車で2時間の「秘湯」へ。



気持ちよさと引き換えに、すっかりクタクタになって帰ってきた。
帰り道、いろいろ人生について考える。

後悔先に立たずとは言うけど、これまでの自分の犯した間違いや過ちについて、自問自答。。。

夜、またしても荷造り。スーツケースを家から出すのを、親友ハビエルに手伝ってもらった。
なんだかんだ言って、この人以上に、この2年間お世話になった人はいない。この人以上に、自分を大切にしてくれた人はいなかったなぁ・・と、空になった部屋を見て思った。


自分は、なんて幸福者。






とってもあっという間だった一週間。
来週の今日は、もう日本!

名残惜しさもありつつ、もうそろそろいいかな・・なんて思えてきた今日この頃。

ちょっとずつだけど、覚悟ができてきました。


残り数日間、悔いなくやっていこうと思います。


編み物クラブ

2008年12月28日 | ボリビア日記
ボリビアに来て、出来るようになったこと・やるようになったこと、はいろいろあるけれど、『編み物』もその内のひとつ。


クリスマス前に編み物をしていると、「一体誰に?」的な視線を感じるものですが、あくまでも自分用を製作中。

最近では、ここラパスに「編み物倶楽部」が発足され(会員3人)、自分も主将なおちゃん姐さんちで編む日々。




自分が編み物をしている最中も、自称主婦隊員のなおちゃん姐さんは手作りエプロンで料理開始。包丁キラーン。




今日の献立は天ぷらとお赤飯なり~!(豪華でしょ?)
衣用の小麦粉も冷蔵庫で冷やすなど、主婦の知恵が垣間見れました。




標高3700mのここラパスでは圧力釜は必須アイテム。




小豆のホクホクした匂いって幸せの象徴かもしれない・・・。




ワタクシは『味見係り』という重大な仕事をこなした。
(そして味見と食事に夢中になり、肝心の出来上がり写真撮るの忘れた・・)



女27歳が二人集まると、話の内容も「如何にも」的なもので続く続く・・。
おしゃべりと編み物って、相性いいんです。
そんなこんなで、もう出来上がりまであと一歩。






わたしの超カワイイお花マフラー写真は次回に乞うご期待!

パブロン5秒前

2008年12月19日 | ボリビア日記
もう、どこもかしこもクリスマス一色なボリビア。

嗚呼、こういうとき隣国がインドだったら、速攻エスケープするのに。
ヒンドゥー教ばんざい。





イエスの赤ちゃんの人形に着せるお洋服まである


















今日は午前にボリビア大統領エボ・モラレスと謁見し(詳細はまた後日)、同期隊員のみんなと美味しい和食を食べ、友達と雨の中、標高4000mの市場へ行って大量のCDやDVDを買いまくり、そのおかげで一気に風邪気味・・。夜は友人らとクリスマスツリーを飾りました。


今年ほど心がワクワクしないクリスマスもない。


ツリーを飾りながら、「去年はここに愛犬まぐろがいたっけ・・・」と、顔で笑って心で号泣・・・。
ツリーを飾り終わってこんなにブルーになっている自分。
クリスマスってなんなんだ。


明日から旅行だっちゅーのに。
頭ズキズキ。喉も痛い。


もう、パブロン飲んで寝ます。






サンタクロースと一緒に。
こんな奴となんかより、自分は愛しのあの方と写真が撮りたい。










あの方






☆おまけ☆




ボリビアにもドラえもんがいました。
顔がつぶれていたり、四次元ポケットが既に破れはがれているのは、「ボリビアだから」、それだけです。

日本に帰りたくない

2008年12月18日 | ボリビア日記
(12月13日の日記)


念願のピアスの穴を開けるために、ラパス隊員である助産師なおちゃんの働く病院へ行ってきた。


朝8時半に待ち合わせだったのだけど、(予想通り)寝坊して間に合わなく、タクシーで向かう。自分が住んでるラパス市内よりも、さらにちょっと上のほう。




病院の看板

コタウマ・セントロ・デ・サルー
(訳すとコタウマ健康センター病院って感じかな)




病院の入り口



「協力隊」の鏡であるような彼女は、次々にやってくる妊婦さんたちの対応で、本当に忙しそう。ベンチで待っていると、なおちゃんがせかせかと前を通ったり、横切ったり。
分刻みでどんどんお客というか妊婦さんが来るのに、ドクターが一人、ボリビア人看護婦一人、そしてなおちゃん助産師一人の計3人。いかになおちゃんの存在がデカイかが伺える。




なおちゃんによる、ママさん向け母乳講座。
母乳のメリット、母乳の出し方、母乳の手入れなど。母乳尽くし。
これをスペイン語で説明。恐れ入ります。。。




赤ちゃんとのツーショットが似合う隊員ナンバーワン!
この写真、明治安田生命とかのCMに使えそう(笑)



ようやく混雑も収まったころ、なおちゃんの同僚ボリビア人の熟練看護婦ビッキーさんが、ピアスの穴開け処置をしてくれる。


ちなみに既に自分は左右合わせて4つ穴があって、今回は自分のラッキーナンバー(だと信じている)7個を目指して、右に1個、左に2個追加で開けてもらった。


右の1個目は、麻酔も特にせず直で穴開け用ピアスを挿す感じだったので、ハッキリ言って激痛

左の2個目、3個目は、麻酔の注射をプチっとさしてもらってからやってもらったおかげで、痛さも軽減。

ボリビアでは女の子が生まれるとその時にピアスを開ける習慣があって、この看護婦さんも慣れていたハズだったのに、やはり成人の耳は分厚いらしく、自分でも意外なほど時間がかかった。


でも、念願の7個ピアスが達成できて、嬉しさでいっぱい!
(どうしてラッキーナンバーが7かって、7月17日生まれだから、それだけです)




記念写真





この達成の喜びは、なおちゃんをはじめ、ビッキーさん、同期の友人らは「おめでとう!」と祝ってくれたにも関わらず、保守的で頭でっかちの料理人隊員(男・39歳位)からは「インドへ行け!」と言われ、さらに日本の母親からは、


「ショックで物が言えません。今これから日本に帰ろうとしてる人がやることだろうか!」

とメールが来た。

これから日本に帰るからその前にやったのであって、犯罪でもなくデキチャッタ結婚でもなく逃避行でもなく、ピアス7個で、なんでこんなに言われなきゃいかんのか。

さらに、アメリカに住む叔母からは「耳の形は胎児が母体の中にいるときの形に似ていてナンタラカンタラ」と言い出してきた。もうどうでもいい。



日本の我が家に帰ったらまたこのことをウダウダと言われるのかと思うと本当にうんざりだ。

ちゃんとお仕事を見つけ就職して、早く実家を出ようと固く決意した日だった。

ていうか、もう日本に帰りたくない。

雑記日記

2008年12月10日 | ボリビア日記
今日(9日)のわたし



日付変わって夜中2時に帰宅。
友人の職場のパーティに誘われ、5分だけいるつもりが3時間の滞在に。

ボリビア人だらけの場に現われたアジア女子に向けられる好奇の目。
もう慣れたとは言え、日本代表友好大使として、仮に目の前のデブサイクおやじの踊るジャニーズみたいな踊りがクソであっても「じょうずですね!ケ・ビエ~~~~~~ン!」。



酔っ払いの会話に国境はない。


「上司~~~、俺、ほんとマジで上司のこと尊敬してるんですって!」
「ばかやろう!仕事以外で上司上司呼ぶんじゃねえよ」
「そんなああ~~~、上司いいい、俺、上司に人生で会えて、ほんと幸運だったって思うんスよ!」

(↑全てスペイン語。双方、涙流しながらの会話)



帰宅後は泥のように眠りこけ、昼12時に起床。
寝坊が得意の自分だけども、やっぱ昼12時起床の時点で既に自己嫌悪な一日のスタート。

お昼ごはんを、「牛」専門家のケイコちゃんと食べた。
彼女は、肝も皮も筋も、骨までピカピカになるまで肉を食べる。
もし来世、自分が食用牛になったら、彼女の前に提供されたい。

食後、ケイコちゃんとベッドでごろごろしながら「ビバリーヒルズ高校白書」スペイン語版を見た。
全く話についていけず。「大草原の小さな家」が見たいなあ。



夕方、我が家の大掃除大会。
どんどん綺麗になる我が家。
どんどん帰国が近づいているという実感。


突然だけど、覚書!

今週中にやること

●最終報告書(日本語とスペイン語)
●帰国報告会の書類提出
●帰国報告会用パワーポイントをケイくんにやってもらう
●日本の親戚にお年賀がてらハガキ出す
●スーツケース一個日本に送る
●ピアスを3個開ける



夜、陶芸家ケイくんと芸術家あゆみちゃんの展示会オープニングパーティへ行く。

たくさんご飯食べれると思ったら、つまみ程度。
料理隊員のジョーに文句を言ったら「うるせえ」と言われた。

みんなとたくさんおしゃべり。すーごく楽しかった☆
肝心の絵と陶芸の鑑賞を忘れてたので、また次回じっくり。

でも、ちょっと垣間見た絵と陶芸は、なかなかステキなもので、「創る」ってことで自己表現できる人がうらやましかったり。


夜11時半、なおちゃん、さとし、ケイコちゃん、タクさん、ハビエルと一緒にハンバーガーを買いながら帰宅。

ハンバーガー屋さんの隣が売春宿(赤やらピンクやらのライト)だったらしく、興味津々の我らは、売り込みオヤジがすぐ隣にいたくせに、ハビエルもいたから全てスペイン語でおしゃべり。
「今入っていった女の人、ちょーデブだったよ!」とか。

日本語で話せばよかったかもー。



そんなこんなで一日がおわってしまいました。


ボリビア・ラパスの街は、もうクリスマス一色です。



愛犬まぐろのいないクリスマスなんか、一体どう楽しめっていうんだ。


早く来い来い、おしょおがつ。




まぐろと一緒にツリーを飾った去年のあの頃。





クリスマスなんか、クリスマスなんか、クリスマスなんか。。。。






帰国まで残り一ヶ月前の日曜日

2008年12月08日 | ボリビア日記
にちようび。

朝11時に目が覚める。
急いでシャワー。

今日は、いつもお世話にになっていたスペイン語の先生イルセが、自分も含めて隊員4人を昼食に招待してくれた。




「チャイロ」という名のスープ。
一年前は嫌いだったのに今では大好き。




メインはマスをカリッと焼いたものと、アンデスとうもろこし。
ボリビア料理は素材自体が美味しい☆


お腹も満足になって、イルセと隊員仲間とも昼下がりのおしゃべりして、あー、なんて平和なにちようび。





午後夕方からは、フェリアに隊員友達が出店していると聞き、ペルー人の友達と一緒に行ってきた。
フェリアの内容は、ボリビアのアクセサリーとお土産物。




会場内の様子




アンデス色の濃い、可愛いお土産物が並ぶ




全部手作りの、ボリビア各地のダンス衣装を着た人形たち!
もっと安かったら買ったのにいいいいいい。




隊員友達のシローが出店しているブースにて☆
思わず一個、お香立てを買ってしまいました。。。




なぜかダンスもフェリア内で披露されていた。
これは自分が大好きなダンスのチャカレラ。




アンデスの踊りといったらティンク?
ステキな踊りだけど、腰まげて踊るとこが、踊りたい欲をそそらない。



そんなこんなで、夜8時過ぎまでこのフェリアでぶらぶらと楽しいひと時を過ごしたのでありました。




家帰ってカレンダー見たら、あれ、今日って12月7日じゃん!

来月の1月7日は、ボリビア最後の夜。


一ヵ月後の今夜、いったいどんな思いを抱いているのかな。。。


残り一ヶ月、ついにカウントダウン、スタートなり。




ひとめぼれ

2008年12月05日 | ボリビア日記



まぬけっぷり全開の口のあけ具合にひとめぼれ。


あんぐり。


10秒間、毎朝こいつとにらめっこしていけば、なんか開運するかもしないかも。

4本の歯も、迫力があるんだか無いんだか。


10ボリビアーノスでお買い上げ。約150円也。
こいつは嫁入り道具として生涯大切にしようと心に決めた。



それと、先週エル・アルトという標高4000mの市場の片隅の道端で、おじいちゃんが「わしの手作り」と言ってたもんだからつい買っちゃったピアス。



1ペア、5ボリビアーノス。約75円。

4人とも、なんだか儚(はかな)い顔をしているのは、作り主であるおじいちゃん故なのか。

はたまたこの標高の高さ故の、息切れなのか。



このピアスを見ていると、こっちまで脱力モード。





日本&ペルー合同誕生会@ボリビア

2008年12月05日 | ボリビア日記
12月3日、日本料理レストラン『ニュー東京』にて、日本&ペルー、二国間合同お誕生日パーティをしました。




すき焼き!


そして本日の主役たち↓

(左)ハビエル
ペルー人。今日3日で31歳。日本語勉強中。「牛乳(ぎゅうにゅう)」の発音が難しいらしい。

(中)ヒサぴょん
昨日で31歳。ボリビアを心の底から愛してやまないらしく、任期延長。

(右)のんぴょん
先週で(ピー)歳。まゆげを抜くと必ずクシャミが出るお方。



ろうそく消す前






ろうそく消した後



こんなステキな3人のために、ラパス隊のみんな、ハビエルの家族や友達もたくさん集まってきてくれました。

皆様、どうもありがとう☆




ノンとナオちゃん



ヒサとシェイラ



終盤には、恒例のプレゼント。




熟女パンツが似合いすぎる可愛らしいノンちゃん。
と、視線がやばい男性一名。




勇姿




モイラちゃん6歳もウキウキです



そして最後には、「ピニャータ」という、南米版くすだま(中にはいろんなお菓子や秘密のプレゼント入り)をしました。




熟女のん嬢が、目隠しをして、いざ!
パンツが・・・




皆の声援のもと、のん嬢による壮絶な棒の振り下ろしによって、見事ピニャータは割られたのでありました。

彼女の、何か執念のようなものをも感じられる力強い打撃に、一同皆、つばを呑み込んだのは言うまでも無く・・。




そんなこんなで楽しい合同お誕生日パーティだったのでありました!

ハビエル、ヒサぴょん、ノンぴょん、お誕生日おめでとうっ!!!!!

そして、来て頂いた皆様、どうもありがとうございました☆




一番後ろの列、真ん中の男がなぜか絶叫中。


キックボクシング始めました

2008年11月23日 | ボリビア日記
11月22日、土曜日。



ついに、人生初、キックボクシング・デビューを果たしてきた。


「MASATO(魔裟斗は知っているか?」

というボリビア人トレーナーの質問から始まり、午前10~12時まで2時間続いたこのクラス。

パンチとかキックとか、ボリビア人トレーナーのもと、スペイン語での指導はたまに「?」だったけど、うまくパンチがはいったときは結構キモチのよい快感な瞬間もあり・・☆


・・・・が、そんなふうに自分に酔ってられたのはほんの30分で、あとはもうマジに辛かった・・・・。本気で吐きそうになったし。

子どももいたから、内容的にははっきり言ってそんなにハードじゃない。

問題なのは、やっぱりこの『標高』なのだ!
そうだ!全て標高が悪い!


富士山の山頂3600mでのキックボクシングは、スポーツっていうよりか、『修行』である。・・・というのが今回の感想。

だから今回のお題「キックボクシング始めました」は、「けど終わりました」と続く。




今回一緒に行った修行仲間のサトシくん。
彼がする構えのポーズはキマってたのに、自分のはまるで「にゃん」みたいなネコのポーズになってしまってたのが今回悔いるべき点のひとつ。


今日はその後サトシくんとカフェでお昼ご飯。
あまりの疲労でほとんど食べられず。

だらだらと2時間もおしゃべり。

それにしても、日本語教師の彼が話す日本語は、本当に丁寧で素晴らしい。

間違っても、

「てめー」
「ムカつく」
「うるせー」
とかっていう、普段自分が使っているような乱暴な言葉を発しない。

たぶん彼は、犬にも「今日の調子はいかがですか」みたいな感じで話しかけるんだと思う。



2時に我が家帰宅。

スペイン語の勉強をする前に、ちょっと休憩・・・のつもりで読んだ「あしたのジョー」↓2巻



とある人物が勧めてくれたので借りてたけれど、なんか汗臭くて興味も沸かなくて自分に合わなくて遠ざけていたこの漫画。
でもこの2巻を読み終わって、ちょっと興味がだんだん沸いてきたゾ・・・!
白木葉子って何者だ!?力石徹って、こいつそんなに強いんか!?


・・・で、気がついたら夜の7時。爆睡でした。


1時間だけスペイン語の勉強をし、今夜は友達が作ってくれた夕食を共に。




そんなこんなの土曜日。



ボリビアで過ごす「土曜日」も、もうあとほんの少し。

12月は完全自由人

2008年11月19日 | ボリビア日記



1月初旬にはボリビアを去って日本に帰国なわたし。

大体、同期のみんなは12月下旬くらいまで仕事する予定らしい。

自分もそのくらいかなーと思ってた。


・・・が

「アコー、うちの施設は12月1日の活動展示会が最後で、それ以降は子ども来ないから、お仕事は11月末までになるよ」

とボリビア人の同僚。



ってことで、なんと自分の協力隊としての活動は、残すところあと10日間になりました!(しかも火・水・金が勤務日なので、正確には後5回!)

やた~~~~☆

自分で言うのもなんだけど、仕事は人間関係も活動自体もすごく上手くいってたから、もう悔いはない!とても幸運だったと思う。

まあ実際、いま企画中の、市役所と連携する環境教育系お勉強会、JICAと連携する植林プチ遠足ツアーは、12月に開催予定だから、毎週なにかと仕事がらみなことはあるにせよ、帰国前の一ヶ月はほぼフリー!

わ~い!


12月、何をしよう・・☆

やりたいことはたくさんある!

●ダンスのクラスに通って「ディアブラーダ(悪魔の踊り)を習う
●そんで悪魔のお面購入。即日本に郵送
●標高4000mのエル・アルトの市場に行き、CDとDVD買い溜め
(特にチャカレラのDVDと、ラテン系音楽全般CD)
●ソパ・デ・マニ(ピーナッツスープ)の作り方を覚える
●キヌア大量買い。レシピも。
●会いたい人に会いに行く。
●まだ行ったことのない県の一つ、タリハへ行く
●ピアスを2つ新たに開ける
●家にある羊毛を全部フェルトにして使い切る
●ボリビア人でお世話になった人たちに送るプレゼント作り
●ラパス中の「クニャッペ」を味わい尽くす
●そういえば行きたかったけどまだ行ってない「スリキ島」(←トトラの舟が有名。チチカカ湖付近)に行く
●アイマラ族の占い師に未来のことを聞いてみる(コカの葉占い)
●よくテレビで見る怪しい中国人の指圧屋さんに行ってみる
●岡部夫妻とペーニャに行く
●万華鏡を手作りしてお世話になった同僚ファビオラにあげる
●リャマを一瞬でいいから手なずける


・・・・今テキトーに考えてみてこんなもん


う~~~

こりゃー、ちゃんと予定組んで有意義に過ごさないと☆



写真:アイマラ族の民族衣装を着た女の子5歳。かわいいでしょ☆

真夜中3時の電話

2008年11月16日 | ボリビア日記
夜中3時に携帯が鳴った。


「Hola bebe chan!
オラー!べべちゃん(←アコのこと)

tengo una preguntita.
ひとつ質問があるんだけどね、

bebe chan, tu, me confiansas?
べべちゃん、きみは、ぼくのことを信用しているのか?」



・・・・って、何でこういうことを夜中3時に聞いてくるのかと言えば、当然のごとく、この野郎が酔っ払っていたからである。どうやら向こう側でザワザワしてたので、なんかのパーティーで飲んでたんだろう。

いきなり夜中3時に「ぼくのことを信用しているのか」と言われても、こんな真夜中に電話かけてくる人間を信用できるわけないだろ。


その後も、いきなり泣き出して、意味の分からないスペイン語でわーわー言って、

「bebe chan! un mes y medio! ya solo un mes y medio veldad?!
べべちゃん!一ヶ月半! もうあと一ヵ月半なんだよね?!」

と。


アコの任期が残りあと1ヶ月半てことを言いたかったんだと思う。

その後も「わー!」って感情が高ぶったのか(普段はもっと穏やかで冷静な人だったと思ってたのに)、

「o-ya-su-miiiiii------!!!!」

っていう絶叫で、電話が切れた。




自分はお酒は好きだけど、こういう悪酔いする酔っ払いは嫌い。


上手に楽しくお酒を嗜む大人になりたいと思った真夜中3時でした。



アコの睡眠を返せー!

すき焼きを食べたヨ。

2008年11月02日 | ボリビア日記


記念に写真撮ろうと思ってたのに、気がついたらもう食べきってた。
汁だけ残ったお鍋と、27歳の若さで腰痛に苦しむ助産師なおちゃま。




腰痛も標高3600mもなんのその。
アンデスの踊りをレストランでも踊ってみせる助産師なおちゃま。
最近イチヂクが好きらしい。ボリビアでも売ってるのですねー。




このみんなと食べました!すき焼き!すきすき!

なおちゃんの風邪も、きっと今夜ネギいっぱい食べたからすぐ治るサ☆


本日のお会計、一人60ボリビアーノス(約900円)。
ボリビアにしてはリッチな夕食でした。


もし今夜の生卵に全員アたったら、また随時ここで報告します。
(ボリビアの卵はヤバイ。)