★チチカカ湖でまぐろを釣る★ En JAPON

ペルー・ボリビアから帰国しました。旅の模様を写真と一緒にアップしてます。
●◆最新更新日→2009年4月22日◆●

PERU★アバンカイ③ペルーの田舎

2009年04月22日 | ≪帰国後≫まいにちのあれこれ
アバンカイ滞在3日目。



今日は、アバンカイの町からちょっと離れた、『イリャンヤ村』というハビエルのおばあちゃんがいる場所へ遊びに行ってきました。





写真だとこの感動をちっとも伝えられないんだけど、ほんとにこのアバンカイの緑の青々さと瑞々しさは素敵だった




歩いていくには遠すぎるので、タクシーで。
着いたそこには、古そうな家々が。




ヘンな虫も。




タクシーを降りて、さらにテクテク歩いていく。
100年以上は経っていそうな土壁の家。




今回訪ねたハビエルのおばあちゃんの家。
ガスも水道もない、今でも薪で火をおこしながら質素に暮らしているという。
ここではスペイン語ではなくて、「ケチュア語」が話されてます。
だから全く会話に入れず・・・。




歴史を感じさせるこの色




ペルーの田舎の家では、家の中で「クイ」という食用テンジクネズミを飼っています。ここでも30匹くらいいました。





ケチュア語の会話に全く入れなかったので、8歳のハビの甥を誘って裏庭探検に。
野生のバナナが生い茂る。




背丈の倍はあるさとうきびをかき分けてぐんぐん進む。




またバナナ。
その他にもオレンジやビワ、アボガドの木など。
歩いてるだけで、お腹いっぱいになれる。




一番美味しかったなんかのフルーツ。



そんなこんなで、のんびりサトウキビとトウモロコシ畑をかきわけかきわけ、今日はたくさん歩いた。そしてたくさんいろんなフルーツを食べた。

自分が日本に帰って何かに忙しくあくせくしてる時も、あのおばあちゃんは今日もじっくりじっくり釜戸で火をおこしているんだろうな。



PERU★アバンカイ②家族って。

2009年04月22日 | ≪帰国後≫まいにちのあれこれ
ペルーのアバンカイ滞在二日目。


今日は、友人ハビエルの母校である高校をお散歩がてら見に行ってきた。




道の途中で会ったハビエルの従姉妹。
8人兄弟だけあって、イトコの数もハンパない。
「こいつもか?!」みたいなドッキリが連続だった。




母校である高校に着いてみると、




取り壊されてました(笑)
とりあえず校歌斉唱。




ちっちゃく遠慮がちに「PERU」って書いてあったのでつい撮影



この日はお昼ご飯を食べに、ハビエルの兄弟夫婦の家に。




姉妹二人をだっこ。
いつも思うんだけど、ラテンアメリカの母親ってどうしてこうも娘に「ピンク」や「赤」ばっかり着せたがるんだろう。
女の子はピンク・赤、男の子はブルー!っていう概念をこういう小さい時期から植えつけるのもどうかと思うのは自分だけ?




Aji de gallina(アヒ・デ・ガジーナ)というペルー料理をいただきました。
パンやクッキーを浸して煮込んだルーに鳥のささ身が入ってて美味!




お土産にキツネのお面持って行ったらウケた。




今回お世話になった夫婦。グラシアス!




「パパ、これ買って~!」の風景は世界共通。




「娘たちと大切な時間を一緒に過ごすために、仕事をいつも早く切り上げてる」って言うパパさん。家族思いはラテンアメリカによく見られる素敵な習慣。



ペルーのふつうの家族風景を垣間見れた貴重な一日。

お金持ちじゃなくても、車なんか買えなくても、素敵な洋服買えなくても、たまにお腹はぐーぐー鳴るけど、家族がみんな元気だから、それで充分シアワセ!!!っていう人たち。

人生で大切なものって、とってもシンプルなもの、なのね。


PERU★アバンカイ①ペルーの踊り

2009年04月22日 | ≪帰国後≫まいにちのあれこれ
ペルーのリマをバスで出発し、アプリマックにある「アバンカイ」という名の小さな町に行ってきました。


バスの中からの景色も、時間と共にどんどん変わってく。




海が見えたかと思えば



砂漠地帯が目の前に広がり



夕日が沈んだ



朝起きると、緑がたくさんの景色




目的地の「アバンカイ」に午前9時に無事到着。
さっそくペルー人の知人宅にお邪魔してきました。




やっぱりペルーの赤ちゃんにかけるのは毛布じゃなくてアワヨ(南米の独特の布)なのね




3歳になるマヌエル。
ペルーの代表的なおもてなし特別料理の「クイ」の丸焼き!
クイとは、テンジクネズミのことらしい。
くせがなくてとっても美味しい☆




猫もいたよ~




この家庭は何でも自家栽培。
ミツバチの箱もありました。
自家製ハチミツです。




お庭を探検~~




いちぢくの木




アボガドもこんなにたくさん




マヌエルが見上げるその先には・・・




アボガド収穫中のパパ!




お庭でこんなに採れました!




この日はアバンカイの町で、大きな伝統的なお祭りがあったので「ラッキー!」と思いつつ足を運んでみることに。





たくさんの見物客。
外国人はもちろん自分だけ・・・・・そんな田舎具合。




アバンカイ周辺のいろんな村から、ダンスのグループがやってきてその踊りを競うというお祭りだった。




ダンスは、男女それぞれ独特の衣装を着て、ひたすら円になって踊ってた。
足のステップが激しいため、会場どこも砂埃。




カウボーイみたい




仮装大会みたいなヘンな人もいる




どのグループも、円になって踊っている輪の外で、女性が男性をこらしめるという寸劇(←これがかなり観客の笑いを誘っていたみたい)があった。




村の女は強いだよ




踊りの最中に牛が・・・・。ち~ん。



なかなかレアな見物でした。
ペルーの踊りとボリビアの踊り。同じアンデスの国で隣国でも、こんなにカラーが違うのねーと、発見がいっぱいの一日。

この日からアバンカイに一週間ほど滞在。

素敵なペルーの田舎暮らし体験と引き換えに、体中に赤い斑点が残るだなんて、この日に想像できてたらなあ・・・。

ううううう。。。。

PERU★リマ③ リマにいたら太る

2009年04月18日 | ≪帰国後≫まいにちのあれこれ
リマの海に行ってきました。






腹ごしらえのかりんとう(塩味)




リマ市内の広場。
ボリビアより全てが整然としている印象。




日本家屋もあるよ。




ボリビア産のカルカスが今度ペルーに来るらしい。




横断歩道。
ちゃんと車が赤信号で停車している。
「すごいなあ」と感心できるのはボリビアに2年いたからです。




車もぶんぶん




ボリビアでは見たこと無いような車も走ってた。
もう全てが『ペルー>ボリビア』という感じに見えてしょうがない。




マクドナルドも!
アメリカ産マクドナルドなんてなかった超反米の国ボリビアにいたからこそ感動できるってもの。




広場の入り口。
ワンコもパトロール。





海についた!




さっそくお腹減ってたから食べたarroz con pollo.
香菜の効いたごはんに美味しい鶏肉とシーフードサラダ付。




おいしーのだよ。




帰り道、上から見下ろした小道。
リマ市内は、いたるところがお洒落。




暗いけど、電灯が燈ったらきっとロマンチック。




教会も黄色に可愛く塗られてていい。




リマ三日目は海のビーチでまったりして、市内を散策。


同じ南米、しかも隣国でも、ボリビアとは相当レベルが違うのねってことを痛感。

具体的に挙げると、

・男女共に、ペルーのリマっ子は美男美女率が高い・・?!お洒落だし。
・レストランのレベルも相当高い。どこ行っても美味しい。
・シーフード料理のバラエティーの豊かさ。そしてマジ美味しい!
・お店での接客態度もいい。お客の相手が女性なら「mama」、男性なら「 papa」っていうのをよく語尾につけてて愛想がいい。
・ボリビアほど、道にそんなにゴミも落ちてない。
・「ここはアメリカ?!」って思うほど、超近代的でモードな感じの場所やお店、ショッピングモールが結構ある。
・日本人を見る視線が、ボリビアほど無い。日系が多いから慣れてる??


もちろんどこもかしこもそうってワケじゃないけどね。

でもやっぱり何を見てもついついボリビアと比較しちゃう。



↓ペルーのリマ市内の至る所で売ってる「チチャ・モラーダ」
紫とうもろこしのジュースです。
レモンも入ってて、このリマの暑さの中で冷えたのをグイッ!と一日5杯くらい飲んでた気がする。




もし自分がペルーのリマ市内に住んでたら、絶対太ると思う。

だって何食べても何飲んでも美味しいんだもん!


でも、最大の「太れる要因」は、

街行く人にもおデブがたくさん闊歩していて、まるで堂々としていて、おデブなりの市民権を握り人生楽しく生きていそうな、おデブなリマっ子ににたくさん遭遇するからだ。

みんな、お腹のお肉がぽよ~んと出てるけど、彼氏さんたちはそういうの全く眼中にないように見える。

そんなお肉も愛しいんだろうな。

PERU★リマ② ダルそうなアルパカが凄む動物園

2009年04月15日 | ≪帰国後≫まいにちのあれこれ
【3月5日の日記】



何気に『各地の動物園フリーク』なワタシ。
動物園、大好き☆

だから今回も行って来ちゃいました。ペルーの動物園!






まずお出迎えしてくれたのが、ビクーニャ。
この暑さでなんだか覇気が無かったのは気のせい・・?




黒豹さんも・・・・、あ~、なんだかもうダルそう。





泣く子も黙る?!プーマは、炎天下の暑さのせいなのか木の上でモウロウ・・。




こんな暑さなもんだから、池に咲く蓮の花がなんとも癒しを与えてくれます。




一緒に動物園に行った4人。




バクって、じ~っくりその顔見てみると、結構可愛くないことが今回判明。




顔、デカすぎ。




今回唯一、活気に溢れていたダチョウ。
そりゃーアフリカっ子だからこの暑さもなんのその、なワケだよね。




メスライオン。
もし自分がライオンで動物園送りの運命だったら、自ら命を絶ってしまうと思う。
サバンナの王者なのに、一日中見世物扱いで寝てばっかりだなんて、ね。




巨体。




かわいーよー





結局この動物園に入場したのが午前10時で、全てを見終わって園内から出てきたのが7時に近かった。

これ以外にもたっくさんいろんな動物を見たんだけど、ペルーの「アマゾン地域」「熱帯地域」「海洋系」など、いくつものテーマごとに分けられている園内は、全てを見るには丈夫な足腰と元気とお水がないと、やってられないくらいのスケールのデカさ。

帰宅するころには、「足が棒って、こういうことを言うんだ・・・」と一人つぶやいたほど、疲れきってました。








帰り道




暑さで顔にダルさが100%にじみでていた、もこもこのアルパカやリャマたちの表情が印象的な一日でした。

PERU★リマ① 睡魔に負けた初日

2009年04月13日 | ≪帰国後≫まいにちのあれこれ
【3月4日の日記】

成田空港出発

ダラスで乗り換え

マイアミ空港内で一夜を明かし

パナマで乗り換え



やっとついた人生初のペルー!

これで南米3往復目の旅でちょっと慣れたとは言え、やっぱりこの長時間フライト&待ち時間の長さで、心身ともに疲れ果てての到着。

空港の到着ロビーでは、ボリビアでお世話になったペルー人の友達ハビエルが手作りの「ようこそペルーへ!」みたいなでかい旗をぶらさげてて(←自分の写真付)、なんだかめちゃくちゃ目立っててちょっと恥ずかしかった・・・(笑)




空港を出てすぐの風景。ペルー国旗が愛らしい☆



その日はハビエルのお兄さんとその息子娘と一緒に、リマ市内を散策。




夜も活気に溢れててオシャレな街リマ。




ハビエルのお兄さん、その娘、息子。




めちゃくちゃ蒸し暑いリマ。いたるところに「さとうきびの搾りたてジュース」が打ってました。ほんのり甘くて火照った体に染み込む美味しさ!




リマ市内にある夜もやってる噴水公園。




これも噴水。このうだるような暑いリマの夜とよくマッチしてました。




嗚呼・・・なんてきれいなんだろー。




こんな美しい噴水を前に、自分は〝極度〟の疲れと時差ぼけと睡魔で、今にも倒れそうなくらい眠くて眠くて眠くて眠くて・・・目を開けてるのが本当に辛かった。
この写真がMAXでがんばって目を開けている状態。

この噴水公園のあとも、リマ市内の観光スポットや有名な広場などを案内してくれたにも関わらず、なんと、全く記憶がありません(笑)

歩きながら寝ていたんだと思います。


それにしてもこの自分の顔、ヒドすぎ。。。。



そんなこんなのペルー初日。

いや~、睡魔って、勝てないものですね。





リマ市内で美味しかったCALLE(道端)グルメのひとつがコレ!
1ソル(約40円)という安さなのに、ほんのり甘く炒めたレバーと、ユカ芋とレタスがマッチして美味しーの。

お久しぶりです

2009年04月13日 | ≪帰国後≫まいにちのあれこれ
ブログ更新もなんだか久々。


ペルー・ボリビア・アメリカの約一ヶ月間の旅から無事7日に帰国しました。

結果から言うと、これまでの自分の人生での旅の中でもベスト3にランクインするくらい、とっても濃厚で最高な旅でした!


ペルーでは、インカの歴史の雄大さと、ペルー人家族のあったかさを肌で感じることができ、ボリビアでは、第二の故郷を「旅行者」として歩いて新鮮さと懐かしさを感じ、アメリカでは、叔母の家でワンコ5匹に囲まれながら、「超先進国」の便利で楽しくて居心地のいい空間を満喫してきました。


今日で帰国して一週間。

この一週間は、これから自分が住む部屋(前に妹が使ってた部屋)の整理と大掃除、JICA説明会へのスピーカー参加、ボリビア同期仲間と新宿で5時間飲みあかしたり、なんだかあっという間に過ぎていってしまった。


前のブログにも書いたように、来年の4月入学を目標に大学院を考えてます。

それまでのこの約10ヶ月間、やっぱり生活資金を集めないと・・・ね。
今月中にどうにか目処がたつといいんだけど。

来月はDELE(スペイン語の試験)の中級、TOEFL、TOEICなど、語学系試験も受けまくりの予定です。今月・来月はお勉強集中月間なり。



そんなわけで、このブログを見てくださってる家族親族友人らの皆さんに、次回からざっと今回の旅の模様を写真でお伝えし、後々、このブログも終わりにしようかな・・・と考えてます。


次回から旅写真日記の連続投稿。


それではー☆

Hola-!! ペルーのプーノより☆

2009年03月23日 | ≪帰国後≫まいにちのあれこれ
HOLAAAAAAAAA!!!!!!!!!

いま、ペルーのチチカカ湖近くのプーノという町にいます。

3月4日にペルーのリマに着き、今日でペルー旅行も約20日経ちました。


これまでの旅行を簡単にまとめると


●リマ

初めてペルーへ足を踏み入れた場所。
めちゃくちゃ大都会だった・・・!
海が近いだけあって、料理がどれもこれも美味しいの☆
街には美男美女多し・・・。アンデス顔率低し。
ここではぺるー人の友人に出迎えてもらい、その家族も含めて計5人で動物園入ったり(一日がかりの巨大動物園)、すんごいきれいなリマの街を歩いたり、浜辺へ行ったり。


●アプリマックにあるアバンカイ

友人の故郷であるアバンカイ。外国人観光客は一日に一人見るかどうかくらいの小さな街なんだけど、とにかくこの友人の家族親族が大大大大歓迎してくれて、誕生日パーティに招待してくれたりいろんな兄弟家族の家に昼食にも招待してくれたり。結局一週間も長居してしまった。ペルー人の家族のあったかさを身をもって感じられた滞在でした。
柄にもなく、お別れのバスに乗り込むときは超号泣・・・。


●クスコ

ペルー最大の観光都市だけあって、インカの歴史を感じられるとともに、めちゃくちゃ観光化されまくってました。白人観光客超多し。日本人は、おじいちゃんおばあちゃんの団体ツアー多し。日本語しゃべるペルー人多し。クスコ市内のATMには、日本語も掲載されててびっくり。クスコのマクドナルドは黒色でした。
クスコは、夜の散歩がとっても素敵でした。コロニアルな町並みに灯る電灯がまたマッチしてロマンチックでしたよー☆


●マチュピチュ

世界遺産の中でも特に有名で人気のマチュピチュ。
今は雨季で観光客もそんなに多くないはずなのに、めちゃ混んでた。
マチュピチュの素晴らしさ以前にびっくりしたのは、バックパッカーには辛いこの値段・・・。
入場料だけで124ソル。約40ドル。
今回払った往復列車代が約100ドル。

普段食べてたお昼ごはん代が一食約2ドルだったから雲泥の差。
世界遺産てこういうものなんですね。
どうりで現地のペルー人観光客は微々たる数で、白人ばっかりなわけだ。

マチュピチュについては、追って写真と一緒にブログに載せようかと。
これはもう、文字では表現できません。
雲の上に浮かぶ空中都市マチュピチュ。
映画『ラピュタ』を思い起こさせるようでした!

あ、追記として、マチュピチュ内の管理人警察に何度も笛を鳴らされ注意を受けるようなアホっぽい行動をしていたのは、イスラエル人でした。
個人的にこの人種にあまりいい印象がないんだよね。どの国いってもなんだかその国の文化や伝統に対する敬いが足りないというか。


●プーノ

昨夜クスコからバスで7時間かけてやってきましたプーノ!
あいにく超大雨で、チチカカ湖に浮かぶ浮島へは明日行くつもりです。
ここは標高が3800mくらいあるみたい。2年間ボリビアのラパスに暮らしていて免疫があるせいかなんともないです。
どうでもいいけど、ボリビアとの国境近くなせいか、さっそくもう『サルテーニャ』というボリビアのスナックが売っていて、幻滅(笑)


今日は、これからプーノの病院へ行ってこうよかと。

実は、体中すんごい赤の斑点だらけ・・(泣)
はじめダニかと思ってたのに、どうやらそうではなく何かのアレルギーらしい。
毎日指定されたお薬を塗ってるのに良くなるどころか反対に増えてます。
これはもーちゃんとしたお医者に見てもらわなくては。




ではでは、簡単ではありますが、旅行途中の覚書でした!


あさってくらいにボリビアへ入ります。
自分が2年間くらした国へ、今度は旅行者として。


今すごく貴重で大切な時間をすごしていることを実感しつつ、残りの数日間、ペルー・ボリビアを楽しんでこよーっと!

たぶんこれで南米にはもう来ない気がするし・・。
思いっきり南米・ラテンの空気を吸って、吸収して、パワーアップしてこよう☆

それでは皆様、お元気で!
ボリビアの皆様、近々またお会いしましょう☆



スギめ!

2009年03月03日 | ≪帰国後≫まいにちのあれこれ
出発前だというのに、寝付けたのは朝方4時だった。

毎年恒例、花粉症。
ボリビアの2年間で少しは良くなったかと思いきや全然じゃん。
鼻つまりで呼吸困難、目がかゆすぎる、しぱしぱする、うあーーー。
花粉症じゃない人にはこの苦しみはわからないのだろうな。


スギなんか嫌いだ。
杉山さんも、杉本さんも、この際もういやだ。杉並区に住むなんてぜったいやだし、ケイン・コスギもだめだ。日光のスギ街道なんか、焼き払ってしまえばいい。おすぎとピーコも、ピーコには罪はないけどもう嫌いだ。


行って来ます。

空港で寝るには?!

2009年02月26日 | ≪帰国後≫まいにちのあれこれ
突然ですが、来週の3月3日のひな祭りに、ペルー・ボリビアへ行ってきます。


航空券も既にバッチリ。

今回はANAの特典航空券(タダ)を使いたかったのだけれど、ANAの提携会社はどこも南米路線に弱く、カナダに一泊したり遠回りを強いられたりでかなり不都合だったので、この特典航空券は『日本―米マイアミ』間だけを適用してゲット。

マイアミから、ペルーのリマまでは、パナパの航空会社であるコパ航空で格安航空券を約50000円以下でゲットしました。



で、今回マイアミに着くのが夜11時で、次のコパ航空のリマ行き便が翌朝7時なのです。この短時間でホテルに行くのもアホらしいので、今回はマイアミ空港で夜を明かすつもり。

そこで見つけたおもしろいサイトがコレ!↓
http://www.sleepinginairports.net/

その名も『Sleeping in airport』
そのまんまです。『空港で寝る』。
世界中の国際空港における、『空港で寝る』口コミサイト☆


ちなみに今回自分が寝るマイアミ空港の評価はというと・・・

●Upper lever の concorseAあたりが良い!

●6階フロアもお勧め。

●空港内にはAからJまであるが、HとJには大きめソファがあり◎

●とにかく夜通し寒い!!凍えること必須。

●夜中にやってくる掃除員はほとんどがスペイン語話者である。


う~ん・・・凍えるほどクーラーで極寒というのは既に予想できるし(アメリカらしい)、中南米からの出稼ぎ労働者がたくさんいてスペイン語聞けるのもうれしいのだけれど、このサイトを見るかぎり、マイアミ空港で快眠するのはちょっと難しそう。


国際空港で夜を明かすのは、今回が初めてではありません。

デビューは、インドの空港(どの空港かは忘れた)。

夜中になっても続々とサリーやターバン巻いた人たちがひっきりなしに周りを歩き、ヒンディー語が耳についてほんと寝付けなかったのを覚えてる。


さてさて今回はどーなるやら。

「空港で寝るには」の経験やアドバイスある方、ぜひ教えてください!


掃除員のラティーノのおじちゃんおばちゃんと仲良くなれたらメッケもんなんだけどナ☆

ラテンが好きでたまらないのです

2009年02月20日 | ≪帰国後≫まいにちのあれこれ
人生の中で、自分の『可能性』を見つけることがとても大切であると同時に、自分の『不可能性』を見つけることも、無論、大切だ。


今回、わたくし、自分には農家の嫁が向いてないということが分かった。


2月13~16日まで、カリブ・中南米から来日している17人のJICAの研修生たちのスペイン語通訳を頼まれ、群馬へと行ってきた。



現地集合の行き先は、上州福島駅。
あやうく無人駅・・・?と思ったら、隅っこにおじちゃんがいた。


この3泊4日の彼らの研修に、スペイン語通訳として事実上24時間つきっきり!
(お給料を時給換算で24時間で割ると悲しくなるのでやめます)

初日は、17人中、メキシコからの2人とエルサルバドルから1人を担当し引き連れて、いちご農家ステイ。



いちごを愛してやまない夫婦の素晴らしい仕事っぷり、農家ならではのふんだんな野菜を使った美味しい料理、周りを見渡せば山々や気持ちのいい自然が広がる田舎風景・・・。

農家の方々も、いちごの収穫でお忙しい時期にも関わらず、彼らラティーノの質問に気持ちよく答えてくれるし、すごく親切にお世話してくれました。


今回の農家ステイで一番目に焼きついたのが、「農家の嫁に嫁ぐ現実」というやつ。これは、中南米から来た彼らにもすごく印象的だったらしく、口々に感想を言ってた。

なんせ、もー朝早くに起きたかと思えば、さっさと農作業、すぐに家族全員の朝ごはん、また農作業、そしてまた大人数のお昼ご飯作り、午後も農作業、夕方からもすごい量の夕ご飯作り。家族の食事中、奥さん、ちっとも席につかないの。ずーっと調理場で忙しく動いて、夜も、誰よりも遅くに寝る。

その間、ご主人はというと、もちろん農作業は同じだけれど、食事中はどっしりと座ってもぐもぐしてるわけですよ。

もう、明らかに、「農家の嫁」の立場というか、扱われ方というか・・・、これってスペイン語で言う、machismo(男尊女卑)なの?と彼らから聞かれたけど、そうなのかな?

「彼女(奥さん)無しにこの家庭と農業は成り立たないわね!」
とメキシコ人が口にしていたのも然りです。



二日目と三日目は、農家ステイから元の研修所へ戻って、17人の中南米ラティーノと、まるで修学旅行のノリでほんと楽しかった!

今回の参加者は、メキシコ、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、パナマ、ドミニカ共和国から、大体27歳~55歳くらい。

自分は南米ボリビアの雰囲気を未だ引きずっていたのだけれど、南米と中南米って、キャラクターにも結構すごい差があることを今回身をもって知った☆

なんてったって、も~明るい明るい!
ボリビア人が、思慮深くてちょっと恥ずかしがりやだとしたら、彼ら中南米は、冗談好きでノリが良くていかにもラティーノ!といった明るさがある☆

結構年齢がみんな高かったためか、娘のようにすごく可愛がってくれたし、夜は畳の部屋でサルサやメレンゲを踊りまくったり、朝の「おはよう」も夜の「おやすみ」も毎回みんなハグやキスをくれるし☆






何人かのメンバーと富岡製糸工場へ遠足行ったとき。
一人、ニカラグア人が見学なんてまるで興味示さずにずっと愛を囁いてたのがウケた(笑)




@セブンイレブン。
田舎のセブンに突如大量に入ってきたラティーノ軍団。



一番優しくて大好きなコスタリカのオスカル。
こんな顔して、みかんゼリーとチョコアイスを購入。




最後のプレゼン。
ちゃんとキメるとこはキメるのが、彼らのいいとこ。



日本をもっと好きになってくれますように☆




ボリビアから帰国して、こんなにスペイン語話すのは初めてだった。

つくづく思った。


自分は、ラティーノが大好き!!!ってこと。


あの雰囲気、あの明るさ、あの前向きさ。
彼らほど、人生をハッピーに生きる術を心得てる人種もいないかも?!

自分の人生のお手本として、あやかりたいくらい!


今回、3泊4日彼らと濃厚な日々を過ごして、改めて確信に至った。

これからもっとスペイン語を磨いて、どんなカタチであれ、ラティーノに関われるような生き方をしていきたいな、と☆

「クニャッペ」への道

2009年02月11日 | ≪帰国後≫まいにちのあれこれ
ボリビアで食べた数ある料理、食べ物の中で、ベスト3にランクインする素晴らしき食べ物・・・、その名もCuñape。

クニャッペと読みます。

『ポン・デ・ケージョ』と言えば、ミスタードーナツの影響で分かる方も多いはず(これはポルトガル語なのかな?)

あのモチモチした食感と、チーズの匂いと、ほわ~っと幸せな気持ちにさせてくれるクニャッペ。超だいすき!



日本でもあの幸せを!!・・・てことで、手作りに挑戦してみました。





本来ボリビアならユカ芋の粉、それか日本ならせめてタピオカの粉が理想なのですが、そんなの売ってなかったから、片栗粉で代用・・・。

レンジでチンしたじゃがいもをつぶしたところへ、片栗粉とチーズを投入。




牛乳をちょびっといれて、手でまあるく形を作って、170度で15分焼いてみると・・・





あれ?なんか、ちっとも膨らまないんですけど?!
でも、それらしいと言えばそれらしい・・・ということにしよう。



試食した結果









微妙・・・




なんでー!
ちゃんとレシピどおりに作ったのにー。

ボリビアで感じたあのほんわか幸せ感どころか、敗北感でいっぱいなんですけど。



Cuñapeへの道は続く・・・。

Galleta de Quinua

2009年02月09日 | ≪帰国後≫まいにちのあれこれ
今日は朝からずっと曇り空で外も寒かったから、家でひきこもり。
(世の中の社会人の皆様すみません)


ボリビアから買ってきたキヌアを使って、クッキーを作ってみました☆

ちなみにキヌアとは、南米アンデス原産の穀物。
栄養バランスが極めて優秀なために、NASAも「21世紀の主要食」と認めているほど。
ボリビアではかなり日常的な食べ物で、よくスープに入ってました。




昨夜サラダ用に使って大量に余ったキヌアを、フライパンで水気を飛ばし・・・



お砂糖と、卵を入れて、ヘラで混ぜ合わせます。
すでにこのキヌアのプチプチ感が良い◎



小麦粉だけもなんなので、小麦粉とオートミールを半々で投入。
これで栄養面もアップ!



再度ざっくり混ぜた後、ラップに包んで冷凍庫で1時間寝かせます。
この間に愛犬チャムのお散歩



好きな型で抜いたり形を整えている間、オーブンも予熱しておきます。



170℃で20分焼いて、できあがり~☆



味見の感想は・・・・

キヌアの食感がおもしろくて、素朴ながらに味わいある感じに出来上がりました☆



ボリビアではかなり料理から遠くなっていたので、これからどんどん修行していかなくては・・・!


次は、ボリビアで大好きだった「クニャッペ」を作るぞ~!


地球アゴラにて

2009年02月08日 | ≪帰国後≫まいにちのあれこれ
こないだ、カウントダウンTVを見てて、

「10位から1位まで!」

ってのを見てたら、

10位から1位まで、見事に分からなかった。


やはり、「2年間」というのは、生活の中のいろんなシーンにおいて『浦島太郎』な気分が襲ってきます。


そんなわたしが帰国後いつも部屋で聞いてるのは、ボリビアのフォルクローレ☆

「失って気づく良さ」とはまさにこのこと。
これまでいつも身近にあったフォルクローレの良さが、帰国してからすごく身にしみる。なんかねー、まずスペイン語の詩が落ち着くし(この2年間で英語大嫌いになった)、フォルクローレの音色とかリズムとか、ほんと大好き!



で、ボリビアで活躍されてて、とてもお世話になったフォルクローレ歌手の方が、なんとNHKに出るっていうから、30分前からテレビの前を陣取り、しっかりこの目に納めてきました☆


「地球アゴラ」っていう番組。衛星で見れます。
https://www.nhk.or.jp/agora/


今回は、世界で活躍している日本人音楽アーティストの4人を紹介しつつ、最後には衛星中継を使って、世界をつないだ生セッション!という内容。




4人のアゴラーは、ボリビア、ケニア、キルギス、アイルランドから。




あきひろさ~~ん!わ~~~い!!



この前まで一緒にお酒飲んでた人がテレビ出てるっておもしろい!
テレビ生中継なのに、しゃべり方とか緊張感ゼロ(笑)でいつものまんまだった!
てかなんやねんこの顔。




そして、自分の第二の故郷、ボリビア・ラパスの町並みも!
あー懐かしいにゃりいいいいい☆




右前に座ってらっしゃるチャランギスタ(チャランゴ奏者)のホセが、自分のお気に入り。
口元が可愛いったら☆


その後、「Mujer」という題名の、あきひろさんの経験に基づいて作った曲(ここ突っ込まれてましたね・笑)を生で!
いつも何気なく聞いていた曲に、画面に日本語歌詞がついてて、改めて感動しちゃった☆















そのあと他の3人の紹介なんかが終わって番組も終盤に近づき、今回の目玉である、生セッション!



題目は、故郷(ふるさと)。この曲もラパスで聞いたなあ・・☆




あれ、なんかボリビア(左上)、暗くない?




あひきろさんのボーカル、その他3人の楽器で「故郷」の生セッションが始まる。

が、正直、歌自体のテンポがゆっくりすぎて、キルギスの弦楽器とケニアの太鼓はあまりノレてなく、聞こえる楽器はアイルランドのハープだけ。

しかも、この中島啓江の声に、あきひろさんの声が消し去られてた感も・・・(笑)




「いやあ、よかったですねー!」




おしまーい




いやあ、なんだか、セッション中、「おまえ今ぜったい『音聞こえんし』って思ってるだろ!」と突っ込みたくなった司会たちも、最後には笑顔できれいに生放送をまとめていたところにプロ根性をみました。


それにしても、テレビで懐かしの故郷とあきひろさんを見れて、うれしかった~☆



さーて、明日はボリビアにプチ浸りするために、キヌアクッキーでも作ろうかしら。


落ちて上がって

2009年02月08日 | ≪帰国後≫まいにちのあれこれ
突然ですが、わたし、大学院に行こうと思っています。

Master of International Development Studies(国際開発研究)の修士号をとるために。

ボリビアにいたときから、なんとなくうっすらとは考えていたけれど、帰国して、頭冷やしてじっくりこれからのライフプランなんかを考えて出した結果がこれ。

自分がやりたい研究ができる院も見つけた。
ちなみに、国内です。


でも、後悔先に立たず・・・ではないけど、帰国した時期も中途半端というか、すでに今年度の募集は締め切っていて、あと約1年ブランクがあいてしまった。この1年をどうするか。絶対ムダにできない1年間。一応、当面の生活費は協力隊の積立金でどうにかなるとして、これからまたじっくりこの1年間のプランを立てていこうと思っています。



そんなこんなで、5日に、同期のKずえちゃんとインドレストランでランチしながらおしゃべりに花を咲かせた後、JICA広尾でキャリアカウンセラーの人と約1時間話しこんできた。



2年ぶりのナン・・・☆



今自分が考えてるこれからのプランについてのアドバイスなんかを期待していたのだけれど・・・・。


結果、アドバイスどころか、打ちのめされた感と目を覚めさせられた感が否めないような感じで終了・・・。

まじで、行ってきてよかった。。。はぁ・・・・
如何に自分のつめが甘いかがよく分かったし・・・。

「焦らないでいいんですよ。まだ帰ってきて1ヶ月も経ってないでしょう」
とも言われたけど。

話し込んだ内容をここに覚書として書こうかと思ってたけど、めちゃ長くなりそうなので、今回はこのへんで。




夜は、ボリビアでと~~~~ってもお世話になったシニア隊員のジローさん、そして自分より半年前に帰国したボリビア隊員2名、あと隊員ではないけどボリビアに3年間もいたAゆみちゃんとで、美味しいひと時を過ごしてきました☆




秋葉原の路地裏にある「おやじ」!
ジローさん20年行きつけのお店。




海なし国ボリビアにいたボリビア隊員テーブルでは、なんかもー目の前に出てくるもの全てに「きゃ~!」とか「わぁ~!」とか感嘆の嵐。




日本って、なんて素晴らしい国なんだろう。




2秒前までぷりぷり生きてたのに。
ごめん、でも美味しかったです。




チチカカ湖にもフグが泳いでいたら、あの2年間はもっと輝いていたかもしれない。




「おやじ」の主である「おやじ」が巻いてくれた鉄火巻き。




〆はやっぱりお雑炊。
もう、この時点で「ボリビアが恋しい」気持ち0%。
いやむしろマイナス。




Sきちゃん。あなたはサイコーです。




Aゆみちゃ~~~~ん!




帰り道にて。
秋葉原歩くときっていつもこのビルが目に入るんだよねー。




制服・・・。きゃわいい。



いやあ、もー、ほんとに楽しかった☆

ちょっと前までボリビアにみんないたなんて、ほんっとに信じられない!

ボリビアで会ってたときよりも、みんなをもっと愛しく感じられたのは自分だけでしょうか。

ボリビアのちょっとした日常生活のこととか昔話でこうやって盛り上がれる仲間って、貴重です。これからも、こういう付き合い大切にしていきたいな。




めいっぱい打ちのめされ落とされて、めいっぱい笑って幸せな一日だった☆




Sきちゃんからお土産にもらった福島のわかめと、Aゆみちゃんからもらった草加せんべい。

muchas gracias!!!