★チチカカ湖でまぐろを釣る★ En JAPON

ペルー・ボリビアから帰国しました。旅の模様を写真と一緒にアップしてます。
●◆最新更新日→2009年4月22日◆●

二本立ち牛と写真撮ったよ日記

2008年09月19日 | ボリビア日記
自分の住む街 【La Paz (ラパス)】




晴れの日にはイリマニ山が美しい。
日本の富士山みたいな存在感がある。



ラパスを表現するときによく『すり鉢上の中に街がある』といわれるけど、ほんとそう。
お椀の中に、ビルがひしめき合ってる感じです。
飛行機の中から見ると、アンデス山脈に囲まれた土地に突然現われるラパスは、まるで、地球から忘れ去られたような文明に見える。



ラパスの夜景は最高☆



1年半前、初めてこの土地に住み始めたときは、

●大好きなアジアの雰囲気がまるで無い(当たり前か)
●標高が高すぎ。酸素薄い。疲れる。
●食事が美味しくない。
●街が小さくてつまらない。
●2年間も耐えられるか不安。

・・・といった気持ちを常に抱いていたのだけど、今は、


●アンデス独特の雰囲気や歴史を常に体感できる町並みは最高
●この標高も慣れてしまえばなんでもない!
●首都だけあって、世界各地のレストランがあるし、食事の種類も豊富
●街は小さいけれど、他県に比べたら結構大きい!
●2年間では、まるで味わい尽くせない魅力がある

・・・といった感じです。
人間、変わるものですね。

今では、声を大にして
『ラパス大好き!』と言える。

こんな地球の裏側の南米最貧国ボリビアの、しかもラパスという名の標高が富士山の山頂ほどもある、人間が快適に住めるとは思えない地に、
こうして偶然にもこれて、しかも人生の2年間も費やすことができて、自分はかなりの幸せモンだ☆



他にもラパスの好きな点はいくつかあるのだけど、その一つに
【文化が根付いている】という点は大きい。

街にはジャズ・バーが結構あるし、他のラテンアメリカの諸映画が楽しめるシネマテカもある。アラブのダンス(ベリーダンス)教室があるかと思えば、ヨガ教室だって盛ん。ボリビアのアンデス文化を紹介する博物館や美術館も揃っているし、様々なショーや劇、移動式サーカス、個展なども。


ラパスでは毎日曜日、大通りが車両止めになって、歩行者天国のような雰囲気になる。最近はそこを歩くのが好き。




ミニ・コンサート



そのアーティストさんと一緒にちゃっかり写真とった☆
右から、日本人フォルクローレ歌手のアキヒロさん、ハビエル、アキヒロさんの友人の歌手、自分、アキヒロさんのボリビア人友達。



赤ポンチョおじさんがたくさんいた。
フォルクローレのダンスと共にミニコンサートが開かれていた模様。



別のコーナーでは、ジャンベ(アフリカの太鼓)路上レッスンも。

この他にも、ジャズコンサートや、アルゼンチンヒッピーによる手作りアクセサリー販売、アンティクーチョ(ハツの串焼き)、子ども用コーナー、盆栽の販売などなど。。。


そんなこんなで、のどかで楽しい日曜日。

最後には牛さんと写真も撮りました。




Podemos sacar foto juntos?
(一緒に写真撮ってもいい?)




いえ~い!




お人形作り

2008年09月19日 | 協力隊としてのお仕事日記
自分の職種は『青少年活動』。

大体6~18歳くらいの子ども相手に情操教育とやらをやっています。

ちなみに情操教育とは・・・

「真・善・美・聖などの人間の価値感情を養うための教育(大辞林より)」という意味らしい。

まーつまりは、どんな分野に限らず、〝良さそう〟なものは何でもやってみる価値アリなわけで、同僚ファビオラ(28歳)と一緒に日々活動しています。


最近の活動を紹介

【風船人形作り】

小さな風船を膨らませて、水のりを浸したティッシュで張り固めていき、色塗って洋服着せて作る人形。
今後子どもたちによる人形劇に使う予定。


















顔はちょっと不気味だけど・・・でも愛嬌ある人形が出来ました☆


ボリビアで「青少年活動」しながら1年半も経つと、ボリビアの子どもたちの扱い方も結構分かってくる。

日本の子どもたちと明らかに違う面も様々だけど、でも「子ども」としての基本的な面は同じなので、言葉は違えど、見ていて面白い。

それにしても、ボリビアの子どもで「ありがとう(GRACIAS)」ってちゃんと言う子の割合が日本より低い。

悪く言えば、礼儀がなってない。

良く言えば(?!)、アミーゴ文化というか、『おまえの物はオレの物、オレの物はおまえの物』と言った感じ?


『親しき仲にも礼儀あり』の真意を、いつかしっかりこいつらに教えてやろうと思う。



ボリビアに女子大生現る

2008年09月19日 | 協力隊としてのお仕事日記
9月1日の日記。

JICAの次長から正式な依頼として、自分の仕事視察を目的に日本の女子大生を招くこととなった。

なんでも、昔ここボリビアに長年住んでいた次長の古きアミーゴ(友人)が、今は日本の大学でスペイン語の講師として活躍されているらしく、その生徒さんたちを地球の裏側まで連れていらしたらしい。

ボリビア来訪ついでに、JICA協力隊の活動現場も視察しよう!というのが本来の目的。(国際協力分野に興味があるかどうかは除く)




当日は、はるばる地球の裏側から来る日本人を喜ばそうと、自分の職場の先生方が想像以上に張り切ってくれ、ボリビア民族衣装を着込み、たった2時間のために綿密な活動計画まで作成し(←ボリビア人らしくない行動)、いい意味で予想を裏切ってくれた。




頼んでもなかったのに、みんなそれぞれの衣装を着てバッチリ。
誰よりも楽しんでたのは、彼らだったのかも。



女子大生約20人無事到着後、施設長マリアによるこの施設の説明(活動内容など)が行われた。



それを聞くみなさん。
しかし、高山病のためなのか元々興味がないのか、反応は薄く・・・・・(汗)



ボリビア人の生徒たちも、珍しいお客を見にみんな野次馬。



説明の後は屋外に出て、子どもたちによるフォルクローレのミニコンサート。
この日のために子どもたちは日々練習を積んできたのだが・・・



高山病なのか興味がないのか反応の薄い皆さん・・・。嗚呼・・・。
日本人って、こうだったっけ・・・?!



しかしここはボリビアなので、高山病だろうが無理やりダンスへ誘われてしまう。



ミニコンサートの後は、ボリビア人生徒と女子大学生混合チームをいくつか作り、ゲームを楽しむ。



ゲームの内容の中には腕立てもあった。もーよく分からん。



一通りゲーム終わった後、それぞれのチームで記念撮影に勤しむ。



折り紙名人ブライアンの作品に女子大生の「キャー!」の歓声。
まんざらでもないような顔のブライアン。



そしてお昼には施設の中でみんなでランチ。
ボリビア料理の感想はどうだったのかな。



そしてお昼も食べ終わった頃、施設長マリアから、女子大学生たちに手作りのお土産が渡される。



そして女子大の皆さんからも。
大学の名前入りボールペンとか紙ふうせんとか。



最後に小さい子たちともパチリ☆
なぜか民族衣装を着せられているわたし。



女子大学生の皆さんのために、折り紙名人のブライアンとホセが、手作りの「折り紙バラのブローチ」を作ってくれた。



そして女子大生みんなからお別れのキスをもらう。嬉しそう・・・。


結局この日は、午前から始まって夕方3時に無事終了。
ラパスの他の協力隊のみんなも活動プレゼンテーションのために何人も駆けつけてきてくれて、真意は知らないけど女子大学生の皆さんも楽しそうにしてくれてたし、無事成功・・・と言えた。



それにしても、久々に【協力隊以外の〝普通?〟の日本人】に会って、いろんな意味でカルチャーショックだった。

喜怒哀楽の表現の仕方とか、テンションとか・・・。


ラパスに住むとある協力隊の男性は
「好きな女性のタイプは?」の質問にはいつも決まって

「協力隊っぽくない人」

と答える。


協力隊っぽくない人って、こういう人たちのことだったのだろうか?!

それにしても「好きなタイプ」から除外される「協力隊の女性」って一体?!

この野郎~!






その日の夜には、キューバ・レストランで打ち上げがあった。
引率の福田大治さんによるチャランゴ。
「かき鳴らす」とはまさに!うっとりするくらい☆



女子大生たちも帰ったあと、結局2時近くまで飲んでしまった。

もうこういう企画はやりたくないけど(疲れた・・)、「普通って何だろう」といろいろ考えさせられた一日でありました。


国内紛争とカプチーノ

2008年09月15日 | ボリビア日記
現在、東西で国内分裂・内戦寸前?のボリビア

その勢いは日々強まるばかりで・・・・
すでに国内の道路や空路は絶たれ、各地にいる協力隊員は「避難」の道すら絶たれ・・・
国内死者数は伸びるばかり・・・
ついにエボ大統領は、アメリカ大使に向かって「出てけ!」の一言。


たぶん今最もラテンアメリカの中で注目の国だと思う(悪い意味で)

今朝も朝っぱらからドンパチ爆音響く中、恒例のマルチャ(デモ行進)がありました。もー爆音聞くのも、先住民だらけの異様な雰囲気の大行列見るのも、すっかり慣れてしまった。


ここ最近の地元新聞の記事を抜粋すると・・・

●東部パンド県で大規模な衝突。死亡者多数。非常事態宣言発令。
●各地で道路封鎖、空港封鎖(国内・国際)
●政府系機関が襲撃される(納税局、政府系テレビ局、水道局など他多数)
●ボリビア情勢をめぐる近隣各国の首脳会議を急遽開催@チリ
●エボ大統領、在ボリビア米国大使に国外退去命じる



こんなんばっか


・・・そして今日の新聞には

ついに『平和』を求める行進がある地域であったという



白旗



個人的には、申し訳ないけども
「アホか」って言いたい。

今さら遅いっつの。散々自分たちの求めるものだけ要求して、冷静で建設的な対話もしようとせず、ただただ暴力的行為をして自分たちの首しめといて、「やっぱ平和だよネ!」ってさあ。

スイマセンけど同情できないんだよね。

あなたたちがイエスに教わった「隣人を愛せよ」は、白々しい言葉に過ぎないものにしかもう聞こえません。



今日のマルチャ(デモ行進)は、いつもならあまり来ない地域(自分の住んでる大使館などが集まるエリア)にも及び、先日亡くなった人々を弔い、黒のリボンをそれぞれの旗につけて、アイマラ系先住民が何百人にもなってのデモだった。



自分の通うスペイン語教室の前にもぞろぞろ




一見穏やかなんだけど、その行列は途切れる様子もなく・・・




マルチャ(デモ行進)のおかげで、車両は姿を消し・・




これ(マルチャに費やされる時間、町に及ぼす影響の数々)ってボリビア経済に結構影響与えてると思うんですけども。


そんなこんなの昼下がり。


ドンパチを聞きながら飲むカプチーノ。


平和ボケしたわたし

平和を求めながら暴力も止まないボリビア



平和ってなんなんだー



幸せ沸点度が低い人

2008年09月06日 | こんなとこ旅しました日記
ボリビアのいろんな各地を旅してきて早1年半。

そんないろんな各地方面を見てきた中で、個人的にちょっとお気に入りなのが「グアキ・Guaqui」というところ。

ラパスからバスで2時間くらい。
ペルーとの国境の町(村?)であり、チチカカ湖やペルー側のアンデス山脈が美しいその村には、協力隊のシローくん(職種・陶芸)が住んでいる。


今回は、そんなシローくんのステキな笑顔を見に、ケイくん(同じく陶芸家)と行ってきた☆

(本当は、来月あるイベントでケイくんと焼き物売って稼ぐために、シローくんのロクロと釜を利用するため)




着いて早々、陶芸家ケイくんがロクロをまわして目にも鮮やかにコップ、お皿、おちょこ、とっくり、などをつくっていく。まるで魔法みたい!感動☆
自分もトライしたけどすぐぐちゃぐちゃに・・。ロクロって見た目簡単そうに見えて実は相当奥が深いみたい。

彼ら二人は、日本でも「陶芸」という道で修行してきていて、いつもはチャランポンなおバカなのに、こういう場ではそれなりのプロに見えるから不思議(当たり前か)

20代から、こういった『自分の生きる道』というのを見つけ出して、その道を信じ貫き、日々自己研磨している姿は、まだ未来が見えてない自分にとっては憧れであり、うらやましい限り。きっとそんなに定収入があるわけでもお金持ちにもなれる保障もない「陶芸」という道なんだろうけど(推測ですが)、お金には代えられない陶芸という魅力を知っているから、そしてその道で生きていく覚悟があるから、突き進んでいけるのかなぁ。

何はともあれ、個人的にこの二人には一目置いているのです☆
変人でおもしろいし。





その日の夜はシロー邸へお泊り。といっても一室だけど。
「整理整頓」といった小さな考え方など微塵も気にしない、その宇宙のようなスケールの大きいシローの価値観には、ただただ感服するばかり。

てゆーか掃除しろ。




日本から持ってきた「カニ雑炊の素」を使って夕食を作ろうにも、水がない・・(断水状態)、鍋は汚い・・・・、箸もなんかこびりついてる・・・・。
でもシロー曰くこの生活に不満はないのだとか。すごい。

やっと作り終わっても、皿はない、スプーンもない、目の前が汚すぎて食欲もない、の、ないない尽くしであった。




シローの机の上には、ひからびたチーズ、汚れがこびりついたコップ、いつ使ったのか分からない割り箸、など。

良い捉え方で言えば、

・小さいことには気にしない懐のでかさ
・どんなとこでも生きていける根性

ふつーに言えば

・生活能力あるのか疑問
・日本のホームレスの方がきれいな環境もってるんじゃないか
・この人なんなんだろう

・・・・って感じ。




シローの手作り料理を振舞ってもらいました!
彼曰く最高のご馳走であるらしいパパ・フリータス(フライドポテト)です。
サクサクでとっても美味しかった!ありがとう☆





翌朝。シローが生徒たちと仕事をする傍らで、せっせとケイくんがロクロをまわす。

シローの生徒たちは、変人シローにもすっかり慣れているようで、シローの何語か分からないスペイン語にもちゃんと付き合っていた。なんて出来た生徒だろう。



シローの生徒たちの作品。いずれグアキの観光土産として販売予定するらしい。
これでグアキの観光促進、経済効果があれば、シローの陶芸家冥利に尽きるというもの。




お昼ごはんのあとは3人でお散歩。
これはグアキの駅。電車が走っているらしい。



線路は続くよどこまでも



シローの家から徒歩10分くらいでチチカカ湖に着く。
湖水は淡水と言われるみたいだけど、わずかに塩分も含んでいるらしい。
海無し国ボリビアの「海軍」基地がここにある。




湖の周りには、「葦」がたくさん。
これがトトラという伝統的な舟の原料。



仲良く3人で足こぎボートに乗ってきました☆
アコはケイくんに足こぎ操縦を任せ、チチカカ湖の眺めを満喫。



ボートの上からお昼ご飯の残りで魚を釣ろうと試みるシロー。
もちろん収穫なし。


この日はあこがお昼寝を満喫している間ケイくんの真面目な働きぶりによって、計100個近くのコップやおちょこが完成!)次回の訪問で絵付けして焼く予定です。


今回のグアキ訪問では、いつも一緒にいる身近な変人ケイくんが実はリッパな陶芸家としての腕前をもっていることに感嘆し、さらには、こんな水もない、家は汚い、いつもフライドポテトばっか食べてる田舎生活を「最高に快適で幸せ」と言い切るシローにも感嘆したのでした。

たぶん、彼は『幸せ沸点』が低いのかも?

でもそれって実は生き上手だし幸せ上手!
小さなことに幸せ見つけられる能力があるってことだし。

そんな穏やかでいつもにこにこしててちょっと変人だけどちゃんとした「自分の道」を生きてる2人にこうして協力隊で出会えて幸せ☆

・・・って思う自分も、もしかしたら幸せ沸点低いかも・・?!




さらばグアキ!
また来週行きま~~~す!

夜ごはんこんなん食べてます。

2008年09月05日 | ボリビアの文化・食べ物・伝統など
大体いつも夜は外食。

ボリビアは比較的南米で(世界的にも)物価が安く、毎日外食でもなんとかなります。地元ボリビア料理にはじまり、日本、ブラジル、イタリア、中華、メキシコ、キューバ、アルゼンチン料理と、選択肢が多いのも、ここ首都ラパス隊員であることのメリット。帰国までに美味しいとこは全部制覇するつもり☆


今夜は友人と地元人にいつも人気のとあるレストランへ。
CENA(夕食)・・・スープ、メインディッシュ、パン、食後のお茶(コカ茶)がセットで12ボリビアーノス(約180円)。
安いでしょ?



↑sopa de semola

なんかいっぱいつぶつぶが入ってる(正体不明)。健康に良いらしい。
自分はいつもボリビア名物の「ヤフア(トマトや南米唐辛子のロコトのサルサ)」をたくさんかけて食べます。




↑revuelto de carne

牛肉のぶつ切りとお芋とピーマンを、卵で炒めた日本人の口にもすごくよく合う味。


最近体重を量ってないんだけれど(4月時点では49キロ)、近頃は体調もよく元気にぱくぱく食べてるので、きっと太った予感。

ダイエットは・・・・日本帰ったらします。たぶん。

日本の父上と母上へ

2008年09月04日 | ボリビア日記
拝啓 

日本の父上、母上、お元気のことと思います。
最近はメールも滞っていて心配もかけましたが、娘は元気にやっております。

早いもので、私のボリビア滞在時間も残り4ヶ月となりました。
当初、中村家の誰かがボリビア来訪してくれるものかと思っていましたが、どうやらその気配もなく、、、アメリカのまりちゃんとクリスさんが来るのかとそわそわしていましたが、どうやらそれも日本行きを優先されるようで・・・。
まあ、はじめからあまり期待してはいませんでしたので、ボリビア旅行に費やすはずだったエネルギーをどうぞ中村家の愛犬チャムくんに捧げてください。


そんなわけで、疑似体験ではないんですが、ブログでもって娘の家視察をしていただこうと。



我が家はちょっとした政府機関(見た目はちゃちい)とドイツ大使館のすぐ近くに立地していて、24時間これらの見回り兼警察がうろうろしている所なので、安全面は最高に良い。

お家賃は月200ドル(光熱費・水道代込み)

家は3階建て構造で、我が家はその2階部分にあります。
(1階は家主の弟家族、3階は家主の母親が住んでる)

家主は40代の快活でオシャレでアクティブな女性で、とても気さくな人。
この家の2階部分の半分(その半分があこの家)に、ヨガ道場、指圧・マッサージ室、トルコ風呂、オーガニックピザをだすカウンターなどを儲けて、日々いろんなことをやっている模様。

たまにエスニックっぽい、リラクゼーションっぽい音楽がかかっていて、その雰囲気はとても気に入ってる。




家の外観。オレンジ色。斜め前にドイツ大使館、前方にアンティーク・アクセサリー屋さん、右に行ったとこにペルー料理屋さんがある。



なにやら怪しい看板が備え付けてあります。
目ん玉の周りに、耳・鼻・各種臓器・脳みそなどが浮かんでいる。
個人的にはこのセンスは好き。



番犬もいます。一度噛まれました。



階段にも怪しい詩や、アイマラの写真なんかが飾ってあります。




我が家のドア開けるとこんな感じ。



左手にはトイレ兼浴室。
シャワーカーテンが短すぎて、シャワー後には床一面びちょびちょでシャワーカーテンとしての機能を全く果たしていません。



リビング。
前はミニテーブルやソファを置いていたのですが、ひとりでクルクル踊れるように、全て撤去。
でも最近もうクルクルしなくなってきたので、じゅうたんをひいて土禁にし、お座敷にしようかと企み中。



ピンクの壁は、自分が入居する際に家主が塗ってくれました。
壁には、おじいちゃんやおばあちゃん、チャムくん、まぐろの写真を中心に飾ってあります。アリゾナのマックスも。
(おじいちゃんの命日にはこの壁に向かって合掌)



ここも。ここは協力隊訓練時代の同志の仲間たちとの写真。



寝室。
最近はスラム・ダンクを読みながら寝るのがブームでした。



お仕事部屋。
教材、マテリアルなどいろいろぶち込んである。
スペイン語の勉強をするときもここ。




キッチン。
前はいろいろ料理してたけど、まぐろの失踪以来、めっきりしなくなりました。
お茶を沸かす、ジュースを注ぐ、フルーツを切る以外はしません。




先月植えた二十日大根もこんなに大きくなりました。
ボリビアでは子ども用動物おもちゃの中に必ずといっていいほど「リャマ」がいます。


以上、我が家の紹介でした。

あっこはこの地で元気にやってるのでどうぞご心配なく。

帰国後はもうボリビアに来ない気がするので、残りの期間この地を満喫しようと思います。日本帰ったらペルーにマチュピチュ見には行くけど。
誰か中村家かアリゾナのブラッグ家か親族の皆さんかこのブログ見てる人であっこと一緒に行きたい人いたら連絡ください☆
2009年2月以降を予定。



ボリビア★オルロの旅 ~LlallaguaとChallapata編~

2008年09月03日 | こんなとこ旅しました日記
8月15~17日まで、ボリビアのオルロという町へ「ジャジャグア」と「チャヤパタ」という村を訪ねに行ってきましたレポート☆

どちらも特にガイドブックには派手に載っていないし、大きな観光名所でもない、のんびりした村なのですが、アンデスの村らしい、素朴でのんびりしたステキな村でした。

そんな今回の旅の模様を写真で紹介していきま~す


★LLALLAGUA・ジャジャグアとは・・・★

オルロから約100キロにある村。
実は世界で最も大きいスズ鉱山(シグロ・ベインテという)のある町で、ボリビア近代史、インディヘナ開放の歴史に大きな意味のある町。
鉱山労働者の居住地区がある。1985年に廃鉱。





ラパスからオルロまで一緒に来たケイくん。
お店のスナックも洗濯ばさみで吊るしてるとこがボリビアっぽい。



村に入るとさっそくもうお祭りの雰囲気満々!
これはチョリータのディブラーダ。



ディアブロ(悪魔)



子どもも踊ります!かわい~!



お祭りといえば・・射的?!ボリビアにもあるのねー。



リンゴ飴だってバナナチョコだってある!世界共通だったんですね。



村の女の子。アンデスの人たちって、とりわけ横顔がきれいだと思いません?



こんな小さな女の子も☆




鉱山の村だけあって、村には鉱夫がヘルメット付きで闊歩してる。
彼らの顔に刻まれた深いしわは、これまでの悠々と流れてきた歴史を刻んでいるよう。





てことで二日目は鉱山ツアーへ!
緑のない乾いた山々は、アンデスの自然の厳しさを物語っているよう。



鉱山の入り口近く。



昔トロッコが活躍していたことを示す線路。
下の水の色は、ミネラルかな?



いざ出発!
つねおさんのヘルメットが違和感がないほど似あっています!




ガイドをしてくれたおっちゃんに説明をうける。
でもスペイン語がもごもごしてて聞きづらかった~・・・。
自分のスペイン語の未熟さを痛感。

彼曰く、
●この鉱山で儲けたお金で、これまでに何人もの若者が他県の大学へ行っている
●しかし稼げるお金は運次第みたいなもの
●アスベストなどで鉱山の中の環境は悪く、健康への悪影響はひどい

・・・だそうです。
昔行ったポトシでもこんなこと聞いたっけ。
なんだかとっても感慨深い体験でした。




そしてその日はジャジャグアからオルロ市内へみんなで帰って、夜は同期のチカちゃんちへお泊り。夜中遅くまでベッドで二人して語りまくって、知らない間に寝付いていたみたい。




チカちゃんち朝ごはん☆
ナッツのたくさん入ったヨーグルトとチカちゃんお気に入りのパイも。



チカちゃん、ハビエル、あこ。
チカちゃん、本当にいつも良くしてくれてどうもありがとう!!!


朝、オルロ市内を出て、昨夜オルロに来たハビエルと共に、チャヤパタという村へケイコちゃんに会いに出発!


★Challapata・チャヤパタとは・・・★
オルロから1時間半くらいのところにある村。
実はオルロ内でも比較的大きい村らしい。
ポーポー湖も地図上では近くにあり(実際は遠い)、線路も延びている。



チャヤパタの犬。
「犬の日」というのが最近あったみたくて、見事に飾られている。
申し訳なさそうな表情がいい☆



市場まで迎えに来てくれたケイコちゃん。
市場では歩く先々でケイコちゃんに声をかけてくる村人多数!
ケイコちゃんの人柄ならではです☆



ケイコちゃんの家。
小さいことは気にしない、あっけらかんとして明るい性格がまさにこの部屋にも影響・・・・してる?!



ネコも住んでる。人懐っこい。
でもケイコちゃんはよく外に投げてた(笑)



ケイコちゃんが美味しいシチューを作ってくれました。
ありがとう☆



チャヤパタは石畳とアドベの家々が情緒があって美しい村。
ぜひオルロに来たからには訪れたいところ。



丘の上の教会からは、チャヤパタの村を一望できる。
村の向こうには大きな湖も。



教会の横にあるイエスの像(しかし薄い)とケイコ嬢。



教会の中に日本語のダンボールの切れ端を発見!
こんなところで日本を感じるとは!



さらにはイエス様に託すお願い事を連ねた手紙なんかも・・・。
家族の悩みや学校での悩みが書かれていた。
「神頼み」ってのも、世界共通なのです。



帰り道で3人で食べたチャルケカン・デ・リャマ
(リャマ肉を干した肉、卵、お芋、モテという名のとうもろこし、チーズ)
とっても美味しい!



それを狙って近寄ってきた犬も・・!
こんなに飾られてる・・(笑)



メルカド(市場)で買ったかわいい布。
20ボリビアーノス(約300円)




その日の夕方にチャヤパタを出てラパスへ。
バスの中から見たきれいな夕日・・☆



アンデスの村々の魅力を満喫した3日間でした。
チカちゃん、ケイコちゃん、つねお兄さん、ケイくん、どうもありがとう!

ガイドブックにはあんまり載ってない旅。
まさにプライスレスな旅でした★