★チチカカ湖でまぐろを釣る★ En JAPON

ペルー・ボリビアから帰国しました。旅の模様を写真と一緒にアップしてます。
●◆最新更新日→2009年4月22日◆●

せっけん手作りしてみた!

2008年01月11日 | いろいろ手作り☆
昨日購入した劇薬「苛性ソーダ」をつかって

本日、友人と「廃油を使ったせっけん作り」のちゃれんじ!!!!


まずは、劇薬「苛性ソーダ」から身を守るため、重装備。

↑ゴム手袋、マスクは必須!この後はサングラスも着用。

そして材料を事前に測ります。


↑慎重に慎重に・・・


左上から、水・廃油・苛性ソーダ。下はカミツレ。



それらを順に従ってペットボトルに入れ、とろみが出るまで振る。
苛性ソーダが加熱反応を起こして60度くらいになるので注意。

途中で保湿成分としてハチミツも入れてみた。
そして何となく気分的にカミツレの粉も。


最後に容器に入れて、本日のちゃれんじは無事終了!!!!!



このあとこれらの容器をせっけんが固くなるまで5日間くらい置いておいて、その後さらに日陰に置く。1ヶ月弱。


今回のこの「廃油を使ったせっけん作り」は、自分が働いている児童施の食堂で廃油となって捨てられるものをリサイクルしよう!という目的で、これから講習会なんかをしていこうと思っている。

同僚に聞いたところ、ボリビアでこういう「廃油のリサイクル(せっけん作り)」は聞いたことが無いとのこと。
いつも廃油はドボーっと捨てるか、それか無くなるまで使うらしい(揚げ物を作る際に何回も利用しまくる→酸化した油は体に良くないってことは知らないようだ)。


予想外にも簡単であっという間に出来たので、自分の趣味として次回はピュアな新しい油を使って、顔にも使えるようなせっけんを作ってみようと思った!(今回のは廃油が原料のため、手洗いや靴磨き用)
カミツレやハチミツ以外にも、ゆず、緑茶、ミルク、アロエなんかも加えることが出来るそう。
油も、オリーブ油、アーモンドオイル、シアバター、つばき油などバラエティー豊かに作ることが出来る。

地球にもすごく良いコトだと思う。

ボリビアから、もっと広めていこ~~~~~!!!!!!!!



劇薬購入

2008年01月10日 | ボリビア日記
本日買ったもの2点。


まずキラキラもの。

・ピアスのひっかけ部分(手作り用)
・10色くらいの様々なビーズ
・きれいなガラス玉ビーズ
・おまじない用の種が入ったネックレス用トップ
・キラキラした大きめビーズ
・ブレスを作る用のヘンプ紐
・アクセサリー作り用の針金



「手作り」が大好きなので、こういうお買い物は楽しい☆


そしてその次に買ったもの










『苛性ソーダ』500gで約200円

日本では「劇物指定」。購入の際に印鑑を求められる。超猛毒です。


ついに血迷ったのではありません。

明日、あるモノを作るのです。

その「あるモノ」とは・・?



とゆーことで明日のお楽しみ~! ふははは!

フェルトつくり~体作りの巻~

2008年01月09日 | いろいろ手作り☆
前回(フェルトつくり~染色の巻)の続き。


愛犬まぐろの胴体が完成。

フェルトつくりには2種類の方法があって、「水」を利用する方法と、「針」を利用する方法があります。

立体的なものをつくる場合はこのフェルト専用の「針」を使う。
ひたすらチクチクチクチク・・・・・・・・と、羊毛を針で刺し固めていく。

そして出来上がった胴体がコレなり!!!↓



じゃ~~~~ん

これ作るのに大体2時間弱。まぐろの散歩中に作った(公園ではいつも放し飼い)

明日から「頭」部分を作成予定!

日本帰る前に、このまぐろと、そして日本の愛犬チャムも完成させる予定。

もし時間あれば、アメリカの叔母の家に住む4匹たちも・・。


ちなみに、尻尾部分もすでに作ってあったのだけど、まぐろが食べてしまいました。

muy ricooooooな和風ハンバーグ!

2008年01月09日 | いろいろ手作り☆
和風ハンバーグを作った!

材料は

・あらびき肉
・たまねぎ
・パン粉
・卵
・牛乳
・いんげん

でっす!

た~っぷり「いんげん」をいれて、野菜補給!

ごはんにはみじん切りにした人参とお豆をたくさん。
付け加えにトマトとミニじゃがいも。

そして、大根おろしをたっぷり乗っけて、お醤油も。


ちょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
美味しかった!!!!!!!!!!!!!!!!!(^▽^)

自分、料理の天才かと思った!
まじ!うまい!

ちょーmuy ricooo!!!!

わー!



ハンバーグはテンションあがるぞ!

わー!


てんしカレンダー

2008年01月09日 | ボリビア日記
本屋さんで可愛くて小さなカレンダーを買った。
10ボリビアーノス。150円くらい。

なんでも、ペルーのクスコという町の絵描きさんが大昔に描いた天使たちらしい。
てっきり、こういうのってヨーロッパ産なのかと思ってたから(キリスト教だってスペインの植民地化がもたらしたものだし)、ちょっとびっくり。

素朴で温かい色と線。

せっかくだから、日本へお土産に持って帰るよ~ん★


↑表紙








日本では、「仏陀カレンダー」なんつーものをもし見つけられたら、買ってボリビア人の友達にプレゼントしようと思う。




ボリビアの韓国料理

2008年01月09日 | ボリビア日記
海外での生活で「食事」はかなり重要である。

ボリビアの食事もそれなりに美味しいのだけど、正直言って、これまで訪れた国(日本も含め)の中ではかなりランク下になる。

ちなみに
大好きな料理国別ランキング!

第1位・・・言うまでも無く日本!!
第2位・・・タイ料理。ナンプラーもパクチーも大好き!
第3位・・・ネパール料理。日本人の口にすごい合う。ダル・バード最高。
第4位・・・ラオス料理。これも日本人に合う。懐かしくて落ち着く味が多い。
第5位・・・インド料理。奥の深い、スパイス料理はハマる。
第6位・・・メキシコ料理。なんと言ってもタコス!その他もバラエティ豊か。
第7位・・・ペルー料理。世界に名高いペルー料理。海鮮系が最高。
第8位・・・グアテマラ料理。ホームステイ先での家庭料理は最高でした。
第9位・・・中華料理。美味しいとこの中華はやっぱ旨い。でもボリビアのはダメ。
第10位・・・ボリビア料理。この「10位」というのもどうかなと思うんですが。てかほんとは30位くらいでもいいと思う。人によっては「ボリビア料理最高!」っていう人もいるんですけど、「バラエティに欠ける」「調理法にも工夫がいまいち」「どう考えても他国に比べてちょっと・・」って感じ(ボリビア料理ファンには申し訳ないけど)。
それと、地域柄なんだろうけど、なんてったって『肉』と『穀物』の割合が多すぎる!油の使用量もハンパない。魚と野菜が好きな自分にとっては、このボリビアの食事は長くもたない。てか、健康上でも、日本の食事に比べたら圧倒的に健康的ではない。
ボリビアにたくさんいる、樽型体系のおばちゃん達がそれを物語っている。


上記のランクには入ってないけど、美味しい中華と同じくらい好きなのが「韓国料理」!(スペースの関係上ランクに入れてないけど)。

幸運にも、我が家から徒歩5分のところに「コレアン・タウン」という、JICA御用達のレストランがある。

通常のボリビア料理の倍近い値段がするんだけど、味も最高!韓国人のおばちゃんもおじちゃんも優しくて最高!なのだ☆

とゆーわけで友人と昨日行って来た。

食べたものはコレ↓



↑必ずいつも食前に出てくるキムチセット。おかわり自由☆


↑ビビンパ!35ボリビアーノス(約520円)


↑名前忘れた!(笑)韓国独特のお味噌を使ったもの。豆腐やねぎがすごくよくあって、ご飯に合う!40ボリビアアーノス(約600円)


も~至福の味にうっとり☆

やっぱ自分は「日本人」であって「アジア人」であり、こういう味に心底落ち着いて最高に美味しいって思える。

約10日後には自分は日本にいる。

もう毎日「なに食べよう~」って考えてるのは言うまでも無い。
とりあえず毎朝、「納豆・卵・オクラ・キムチ・ねぎ&あったかいご飯」は食べようと心に決めている。

フェルトつくり~染色の巻~

2008年01月09日 | いろいろ手作り☆
日本では一枚100円くらいで手芸屋で売られている『フェルト』。

これが羊毛から出来ていると知ったのは、ここボリビアに来て以来。


ボリビアは羊、リャマ、アルパカなど、毛糸やフェルトを作る原料が豊富なのに、この「フェルト作り」に関してはまだあまり浸透していないよう(町でフェルト製品をそんなに見かけない)。

amazonで注文したフェルト作りの本を日本から送ってもらい、意気揚揚と、さっそく『羊毛の染色』からまずはスタート!!


まず、道端で大量に買った天然の羊の毛から、羊さんのう○こやら小枝やら土やらを丁寧に手で取っていく。これがまず時間がかかって仕方ない。。。

そしてぬるま湯でそっと洗って干して・・・

翌日、これまた道端で染料の粉を売ってるおばちゃんから買った「アニャリーナ」という染料(たぶん鉱物とかが原料なんだと思う)を使って、今回は7色を染色!

手順は、

①7つのビール缶の上を切り取り、そこにお湯をそれぞれ注ぐ
②それぞれに各色のアニャリーナを入れて混ぜ、塩も少々
③羊毛をそれぞれの缶に入れ、木の棒でゆっくり押しながら落ち着かせる
④そのまま一日、熱が自然に冷めるまで放置
⑤翌日、水洗いして干して、完成!


↑これが染色中の様子。ビニール手袋を忘れたままやったから、自分の指先が今現在、7色に。。


↑そしてこれが出来上がり模様!
予想以上にきれいに仕上がった!


次回は、これらの染色し終わった羊毛をつかって作る、「フェルト布」と「フェルト人形」の模様を更新していきます。

日本の愛犬チャムと、ボリビアの愛犬まぐろの、2頭を作成予定なり~☆

アイマラ族のおまじない

2008年01月07日 | ボリビアの文化・食べ物・伝統など
毎日まぐろの散歩をしている公園では、犬友達とよく会う。

こちらからは一回も声をかけた記憶は無いのに、もう結構な人たちから声をかけられ、「犬友」として何気ない会話をしたり犬情報を交換したりさり気なく挨拶をしたり・・。


今日は、すごくこちらのことを気に入ってくれているおばちゃんに会った。
彼女は50才くらいだろうか、いつも「hola!! aco!! como estas!!」(やー!あこー!げんきい!?)と、単語単語の間に「!」が入るような快活の良いおばちゃん。タロットのプロであり、よく公園のベンチでいろんな人の人生相談を受けている。
さらに、アイマラ(ボリビア先住民)の言語を話し、そのアイマラのまじないや魔法の術に長けているらしく、いつも、いろんな「グッズ」を見せてくれる。

過去自分に見せてくれたのは、何かの猛獣の牙、これまた何かの動物の手のミイラ、何かの粉、何かの植物、何かの乾燥した目玉、何か怪しい古めいたカード・・・。
すべてに「何かの・・」がついてしまうあたり、本当によく分からない。


そして今日見せてくれたのはコレ↓



・何かの草→ロメロ
・真ん中の何かの黄色の物体→ワイルル
・目みたいな赤い種→クティクティ

ロメロはとてもいい香り。たぶん何かのハーブ類だろう。
ワイルルは、全く想像つかないけど、これは「種」のひとつなんだって。
クティクティも種。よく首飾りとして売られている。


おばちゃんの早口なスペイン語が完璧に理解できなかったけれど、これは幸運をもたらすという、アイマラのおまじないでは欠かせないものらしい。

「へえ~!すごいね。なんでも知ってるんだね~」

と感心しまくっていたら、

「アコに全部あげるわ!大切にもっててね!」

と気前よく全部くれた。



とゆーことで今これら3点セットはいつも持ち歩いているポーチの中にある。

パチャママ様(アイマラの神様。大地の神)、自分、一応エセ仏教徒だけど、今年一年、見守っててくださいまし!!!


あけましておめでとうございます

2008年01月01日 | ボリビア日記
2008年です。

わー。


こないだ発見したステキな看板をご紹介します。





訳すと、


『いらっしゃいませ

美容室

THE・ハゲ』


このイラストが一体、ビフォアなのか、アフターなのかは不明だが、店に入る客の動悸が一瞬高鳴ることを、この看板製作者は予想していたのだろうか。

年越し気分ゼロな年越し

2008年01月01日 | ボリビア日記
つつつつついに

その日はあっさり来てしまった。


クリスマスより自分の誕生日よりどんなイベントよりも大好きな「年越し」。

0時が近づくにつれて、「いよいよか・・・」という気分も高まり、見るもの全てが愛おしくなる12月31日。

「嗚呼・・これが最後のお風呂か・・」
「嗚呼・・これが最後のチャムの散歩か・・」
「嗚呼・・これが最後のトイレ・・」

というように、以下続いていく。


家族みんなでリビングで蟹やらおせちやら美味しいごはんを食べつつ紅白みてのんびりして、カウントダウンで気分は最高潮になり、「うわああぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」という大絶叫のもと新年を迎える。
その後の『ゆく年くる年』でクールダウンして、もう目に映る全てのものが清らかで美しく、心もピカピカな気分になったものだ。




それがどうだ。

このボリビア流の年越しの味気無さは。



「クリスマスが一年で最大のイベント」と謳うだけあって、町行く人々の顔にもなんとなくやる気を感じられない。もう、クリスマスで使い切ったようだ。



ボリビア流年越しには、いくつかの特徴があるので適当に書いておく。


◆皆、新しいパンツをはく
・赤・・・情熱、愛
・黄・・・金運アップ
・白・・・結婚したい人用




↑パンツ屋。情緒みたいなものは無い。

◆ぶどうを12粒食べる
・・・一年の各月毎にお願いをかけながら食べる。甘い粒はいいことある。

◆花火をバカみたく打ち上げまくる。
→もちろん情緒とかそんなものは皆無

◆日本のように家族と一緒に過ごすのはクリスマスだけで、年越しは友人やカップル同士で過ごす
→クリスマス>年越し。年越しの重要度は低い。


まあ、他にもいろいろあるのだけれど、大したことではないので省略。



今年は、いつものハビエル宅にお邪魔して皆でご飯もつくって年越し。

ペルー料理「アロス・チャウファ」やチキンやサラダでお腹いっぱいになって、その後は皆で「UNO」で遊んで、黄色のパンツを装着。
0時と共に町中が花火の爆音でいっぱいになり、まぐろがビビリまくっていた。

「Feliz año nuevo!!(あけましておめでとう!)」といいながら皆で抱き合い、
「あ~・・、でもなんか違うんだよな~・・」
という感を拭えないまま、とりあえず12粒のぶどうに願掛けしながら食べた。



ちなみに、Mis objetivos del 2008!!!!(2008年の目標!)


●吐かない、下さない、もがかない。

→健康って、やっぱ大事っす・・・。


●野菜を食べよう

→今現在、自分より愛犬まぐろの方が健康的な食事をしている。


●自分のスペイン語に危機感をもつ。べんきょーする!

→周りのボリビア人も自分の適当スペイン語に慣れてしまっている。だから間違ってても理解してしまっていたりする。これはヤバイ。


●仕事は気負いすぎず。ときには手もぬく。でも後悔しないように。

→自分を追い込みすぎないよう、適度に力を抜いたりしながら楽しんでやろうかと。自分が楽しくなきゃ、子どもたちも良い雰囲気を感じられないし☆


●子どもの名前覚える

→てゆーか、これは教師として最低限のコトかと・・・。


●新しいことをはじめる!

→2007年は、正直まぐろの世話(仕事後も散歩とかで結構時間ない)で忙しく、ダンスも音楽も始められませんでした。せっかくボリビアにいるんだから、何か新しいこと吸収しないともったいない!


●Qoe sera sera、どうにかなるさ!!!精神でいつもゆるやかに。

→ボリビアは、日本とはまた違ったストレスが溜まりまくりの国です。市場に行けば対応の悪いおばちゃんにムカつき、ご飯を食べればそのまずさにテンションが下がり、青信号で道を横断しようとすれば車に轢かれそうになったり、「あと10分で着くよ」と電話で言われてそのまま1時間待たされたり、てゆーか酸素薄いし、なんかもーボリビアって、何様?!って何度思ったか・・。「こんな国、一生発展途上国のままだ」とか、「こんなんだからいつまでたってもダメなんだ」とか、いつもそんなマイナスなことが頭をよぎる。

でも、1年かけてじっくり見てきたこの国。
悪いとこも、もちろん良いとこも見てきた。
これからは、もっともっと良いところを見つけていって、「ボリビアって、すてきな国だわ」って思えるようになったら、それでいい。



2008年、ボリビアでの最後の一年。

一体どうなることやら☆


日本の家族も、アメリカのまりちゃんクリスさんと4匹たちも、世界中の友人らも、ボリビアの大事なみんなも、みんなみんな、何事もなく健やかで平和な一年でありますように☆




↑12粒のぶどうに願いをかける。
もちろん黄色パンツもしっかり着用。