只今読んでいる本、ブレヒトの演劇論。
25~6年前に私が読んだ本です。
お芝居を封印した時、芝居に関連したものは、後輩に譲ったり、処分したりしたはずなのに。
その後数度の引っ越しがあったのに、何故か今もなお書棚にしまってありました。
それさえすっかり忘れていて、二十数年の時を経た今、再び手にしようとは。
開いてみて驚きです。たくさん線が引かれていたから。
あの頃の私が、咀嚼しようと真剣に読んでいたのですね。
翻訳されている分、文章の組み立て方が小難しい教科書のようになっていて、
果たしてこの難しげな本を若い経験の少ない私は理解できたのであろうかと考えながら、今の私がじっくりと読んでいます。
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