雑感な日々

音楽の仕事にまつわるあれこれ

新年

2008年01月07日 03時22分43秒 | comping
正月に、実家に帰って一番ビックリしたのはドラムの小野チャンが仙台あたりではモーラー・テクニックをマスターしたドラマーとして認知されていた事だ(笑)。

モーラー・テクニックを簡単に説明すると、、、モーラーという釣り糸が付いた小さいフェレットのようなものを、まるで生きているように操るオモチャで昭和40年代を過ごした経験のある方はみなさんご存知(あれはCMにすっかり騙されたよね)。それをローラー・スルー・ゴーゴーという今で言う”スケーター”、チェーンが付いたペダルを蹴って前に進むもので、ブーム末期には「お兄さんにはローラースルーゴーゴーセブン」というダメ押し商品も出た、、、という2つを組み合わせてドラムを叩くと、それほど力が入ってないように見えて、意外と”鳴る!”というテクニック。

アメリカではデイブ・ウェックルがこの奏法で有名。ここ10年くらいで雑誌等でも話題なのだが、なんせ上記の2商品を経験している世代がかなり限られて来たので、習得がムズカシイとされる。

と21世紀の”バカ(馬鹿)テク”なわけで、そんな奏法をいつのまにか自然に習得した小野チャンには久しぶりに驚かされた。

年末~正月、久しぶりの雪の盛岡にはほんとうに参った(さみ~のよ)。
なんで人々はあのような過酷な環境で暮らそうとするのか、、、